手術も無事に終わり、戻ってまいりました。
4日ぶりの木立にホッとしています。(右写真)
やはり健康っていいですな。
以下、〈鼠経ヘルニア手術のために〉入院してから退院までのことを簡略にお伝えします。
◇入院1日目
・午前8時半頃病院に着き、9時より麻酔医の診察を受ける
・その後、病室に案内され、病衣に着替える
〈個室が埋まっていたために4人の相部屋に〉
〈病衣や下着はレンタルしたものを〉
・体温、血圧の測定やシャワーなどの時間以外はフリーでとにかく暇
〈暇な時間は読書をすることに〉
・食事は質素で少量
〈おまけに断水状態ゆえ食事が冷たいんですわ … 地震の影響がこんなところにまで及んでいるとは〉
・夕食以降翌日の手術〈午後1時開始〉まで食べられず、口にするものは経口補水液のみ
・午後9時に消灯〈翌朝の6時まで〉
◇入院2日目
・午前11時頃点滴を付ける
〈点滴は翌日の昼まで付けっぱなしでした〉
〈トイレにも付けたまま行ってました〉
・正午に妻と面会
・その後しばらくして手術室に移動
〈逃げるところがあれば逃げたい気分でしたな〉
・手術台に乗って仰向けになると、麻酔医が私の顔を見て「麻酔を始めます … 」と
〈覚えているのはそこまで … その後は ” 無の世界 ” … 痛くも何とも感じない世界でした〉
・「手術が終わりましたよ」の声で目が覚める
〈執刀医のにっこりした顔が … 「アリガトウゴザイマシタ … 」とやっとこさお礼を言う有様 … そして廊下に運び出されると妻の安心したような顔が … 〉
・病室に戻ったのは午後3時頃で、その後3時間はとにかく安静
〈残尿感がある旨看護師に伝えるとその対応策が施される〉
〈今回の手術で最も苦しかった時間帯です〉
・午後6時過ぎにようやくトイレに行くことができ、ほんのちょっぴり楽になりました
〈結局尿はほとんど出ず … 今思うと、ガスが溜まって腹が張っていたんですな〉
・点滴と心電図モニターを付けたまま、1時間半置きぐらいにトイレに通い、日が変わる頃にようやく落ち着きました
〈心電図モニターは翌朝に外しました〉
◇入院3日目
・朝の7時半に粥食がでる
〈久しぶりの食事 … 手術日は経口補水液と点滴だけで栄養をとっていましたからな〉
・リハビリ〈腱伸ばし、スクワットなど〉を受ける
・正午近くに点滴から解放され、術衣を脱いで病衣に着替え、自由に動き回れるようになる
・昼食から普通食に
・体温、血圧、手術痕等、とくに問題がなく、担当医から退院の話が
〈翌日退院する旨伝える〉
◇入院4日目
・朝食後ベッド周辺をきれいにし、退院する準備に取りかかる。
・担当の看護師にあいさつし、1階に降りる。
〈病室は5階でした〉
・迎えに来た妻から医療費を受け取り、会計窓口で精算。
・玄関にいる職員のみなさんにお礼を言い、退院〈午前10時頃〉と相成りました。
あっという間の4日間でした。
下腹部を縫ったので腹筋が思うように使えず、とくにベッドの上り下りには苦労しました。
有料のテレビがあったけど、まったく見る気がなく〈魅力のない番組が多過ぎますな〉、自由になる時間はほとんど本を読んでいました。
おかげさまで2冊半読めましたわ。
ただ、ベッド上で中途半端な格好でずっと読んでいたせいか、腰が痛い。
縫った下腹部より痛いくらいで困っています。
まあ、しばらくすると普段通りになると思っていますが … 。
ヘルニアが解消され、ホントにうれしい。
担当医の先生をはじめ、手術及び手術に関連して携わったスタッフのみなさんに心より感謝しております。
ありがとうございました。