自然とうまくつき合いたいものですなあ

雪囲いのレモン〈木立前にて〉

連日の好天で雪がほとんど消えました。

日当たりのよいところは完全に消え、地面が露わに。(右写真)

雪がないとこんなに歩きやすいものか、と思いつつ木立を歩いた次第です。

 

今冬の天候の特徴は、久々の50㎝超の積雪と例年になく風が強いということです。

で、木立は杉の枝葉の散乱状態。

中には直径が5㎝以上あり、長さが3mを超えるほどの太くて長い枝も落ちています。

穏やかな天候が続けば、すぐに搔き集めて野焼きをしたいところですが … 。

※ 栗や桜の葉なら短時間に腐食して土に同化するけど、杉の葉はなかなか腐食しないんですわ。
放置しておくと、野焼きをしたときに延焼の原因になるおそれがあります。
3月になると空気がだんだん乾燥してきますので、できれば2月のうちに野焼きを終えたいですな。

 

天気予報によると明日からまた新たな寒波がやって来るとのこと。

最低気温が氷点下1~3℃、最高気温が3℃前後の日が一週間余り続き、30㎝ほどの積雪になるらしい。

… … … 。

 

雪がなくなり、散乱した杉の枝葉がある程度乾くのを待っていると、3月に入るのは必至。

あとは細心の注意を払って野焼きをしていくしかないですな。

自然の恵み、自然の偉大さ、自然の怖さ … 等、いろいろな顔を持つ自然。

それはわかっているんだけど … 。

 

自然とうまくつき合たいものですなあ。

これからも共に元気に過ごしていきたい

たくさんの芽が出たブルーベリー

一時は50㎝以上積もっていた雪も減り、地面が見えるまでになりました。

早春の陽光を浴びながら木立を歩きました。

ブルーベリーのたくさんの芽が、一目でわかるくらいに大きくなっていました。(右写真)

夏の収穫が楽しみです。

 

それらのブルーベリーは昨秋に植え替えたものです。

植え替える前は近くの斜面に植えてありました。

が、斜面だと収穫するときに足元が不安定なので、実を採ることよりむしろ足を踏んばることにエネルギーを費やします。

雨上がりの後などは、滑って転ぶこともよくあります。

実を採る前ならまだしも、実を採った後にいっぱい実の入った容器もろともに転び、悔しい思いをしたこともありました。

 

植え替えることに。

… 植えてから10年近く経ち、樹高も1,5~2mあり、枝もそれなりに張っているブルーベリーの樹 …

植え替えるには遅過ぎるかなと思いましたが、思い切って植え替えをしました。

人員は自分一人で重機もなし。

根元の土の塊も、バスケットボールの大きさを超えると持ち運べませんので、そこそこに根っこを切って植え替えた次第です。

「下手をすると全部枯れてしまうかも」と覚悟もしていました。

 

今のところ、植え替えた11本全部が順調に育っているようです。

何かの縁あっていっしょになったブルーベリーと私。

これからも共に元気に過ごしていきたいですな。

絶好の屋外作業日和だったのに

菜園にある物置

2月15日 晴れ

6:50~8:10
配布物を配る
17軒の班内の家庭に行政及び集落の行事案内等を配布。

8:10~11:35
ブログ記事を書いて投稿
【草枕:漱石著】を読了し、参考文献を調べているうちに正午近くに。

11:35~12:15
昼食
親戚から昼飯の差し入れあり。
中身は寿司弁当とヤクルトとお餅。

12:15~12:30
木立回り
積雪も20㎝弱に減り、歩きやすくなりました。

12:30~13:40
菜園の物置(右上写真)の雨漏りを確認
2日ぶりに行く。
10ℓほどの〈雨漏りの〉水がバケツに溜まっていました。
ふつうの雨水ならすぐに流れ落ちるのですが、雪は屋根に溜まるので、それが解け出すとじわじわと漏れ落ち、結局水量が多くなるんですわ。

13:40~14:30
居眠り
菜園にある物置から戻り、ストーブのそばでお茶を飲んでいるうちに眠りに陥ってしまいました。
朝、凍てつく中、配布物を配り回ったので疲れが出たんでしょうな。

14:30~18:00
電話の修理
自宅の固定電話が不通状態に。
で、いろいろ調べたけど、わからず仕舞い。
NTTに相談するしかないですな。
※ ケータイだけでも間に合うのに、両親が直せって言い張るんですわ。

 

2月半ばにしては珍しく終日無風状態で快晴。

最高気温も10℃超。

絶好の屋外作業日和だったのに。

【草枕】を読む

【草枕】夏目漱石著:新潮文庫

【草枕】夏目漱石著:新潮文庫(右写真)を読みました。

いつもならとくに印象に残った箇所を紹介するところですが、今回の場合、紹介する箇所が多過ぎるので感想のみをを述べます。

 

① 【草枕】に登場する主人公と那美という女性の会話がとても現代的。
100年以上も前〈厳密には1906年〉に書かれたというが、二人が会話している箇所だけ読んでいると、最近書かれた小説かと思うほどである。

② 二人〈主人公と那美〉の会話以外の箇所は、さすがに100年前の時代を感じさせる。

否、それよりずっと前の時代かと思うほどである。
至るところに難しい漢語が使われているからである。
〈読み下し文がない漢詩も少しでてくる〉

が、漢字を見ているうちに、漠然としてではあるが意味がわかってくる。
主人公〈=漱石?〉が言わんとしていることは、これまた現代に十分通用するような芸術観、人生観であるということが。

③ … 理屈なしに自然に溶け込めたら …
という漱石の願いがひしひしと伝わってくる。
〈日々木立の手入れをしている私も同感〉

 

今回の【草枕】は再読です。

前回読んだのは50年ほど前になります。
〈右上写真の文庫本の奥付には昭和50年8月30日58刷とあります〉

そのときは今以上に漢語の意味がわからず、読了したとはいえ、すっきりしなかったことを覚えています。

で、再度漱石を読むなら、まずは【草枕】からという思いが強くありました。

 

この50年間の経験ってホントに大きいですな。

出会ったみなさんからいろいろ教えていただいたり、よい刺激を与えていただいたりしたおかげで、少なくとも以前よりは理解できたと感謝しております。

すっきりしましたわ。

 

… 追伸 …

文庫本の小さい文字を読むために、1ランク度の強い老眼鏡を買いました。(右上写真)

如何に安く安全にプレハブを解体するか

雨水がけっこう漏れてますわ〈菜園物置にて〉

最近、2日に1回は菜園物置に行ってますな。

雨漏りで水浸しになっていないか確かめるためですわ。

※ 定年退職後、菜園物置の屋根に2回上っています。
雨漏りを防ぐべく錆止めやペンキを塗るためにです。
が、一向に直る気配がなく、最近ますます酷くなってきました。
今のところまだ一部分しか漏れていませんが(右上写真)、全体に広がっていくのは時間の問題と思っています。
で、先日来書物をはじめ大事なものから順に運び出している最中です。

 

菜園物置は、1996年の秋に設置したものです。

まだ小学生だった子どもたちの作品や教科書などを捨てるに忍びなく、といって家は手狭で保管する場所もなく、菜園の空いていたところに経済的に負担の少ない中古のプレハブ〈約5m×10m〉を置いたという次第です。

子どもたちのものだけならまだしも、家で使わないものを次から次へと放り込んでいきました。

重量オーバーですな。

それに大地震〈昨年の元日〉とくれば完全にアウトですわ。

 

あれから30年近く。

子どもたちはみんな巣立っていき、今や家には4人の年寄りだけ。

その反面、手狭だった家にも余裕がでてきました。

で、今度は菜園物置に運び入れたものを自宅に運び戻すということに。
〈先日の書庫づくりはその一環〉

 

あとは如何に安く安全にプレハブを解体するかですな。