
風邪も治りかけ、ようやく木立を歩こうという気分になった。
6日ぶりに木立回りをした。
積もっていた雪も消え、散乱した杉の枯れ葉が露わになった。
昨年は木枯らしが遅かったので、11月いっぱいぐらいまで杉の落ち葉はほとんど見られなかった。
が、12月に入ってから台風並みの風が吹き荒れ、そして2月には久しぶりの50㎝超の積雪となった。
結局、例年より多くの杉の枯れ葉が見られるという有様。(右写真)
ふと岩手県大船渡市の山林火災のことが頭に浮かんだ。
発生してから1週間経っても、まだ鎮火していない。
空気が乾燥し、風も強いので消火活動が追い付かなく、焼失面積は3,000㏊近くに及び、4,000人を超える人たちが避難しているという。
テレビの映像を見た限りだが、杉の木がけっこう植わっているように見受けられた。
杉の木があれば、そこには当然杉の落ち葉もある。
一冬に落ちる量はかなりのもの。
私の場合、毎年春になると、冬に落ちた杉の枯れ葉を搔き集めて焼却〈野焼き〉している。
放置しておくと延焼の原因になるのがわかり切っているからだ。
が、世の中には、私のような暇人ばかりがいるわけではない。
また、焼却〈野焼き〉が厳しく制限されているところもあると聞く。
やはり最後の頼みは行政ということになろうか。
… 定期的に枯れ葉の処理ができないものでしょうか …