
切株の周りの土を取り除いていると、集落の男がやって来ました。
「今年もタラの芽を採らし〈せ〉てくれんかのお。」
「〇〇さん〈集落の男の名前〉の山も、去年たくさんの杉を伐採して日当たりがようなったし、タラの木が生えてきたでしょうが。」
「それが何も生えてこんのや。 … で、今年もと … 。」
「ああ、必要な分採ったら連絡するし、残っとる〈残っている〉うちの半分ほど採ったらええわ。」
木立を所有するようになった10年ほど前は、タラの木は10本余りしか生えていませんでした。
が、木を伐採して日当たりがよくなると、見る見るうちにタラの木が増えました。
タラの木には棘があるので、服が引っかかって作業の妨げになることが多く、また、指なんかに刺さるとホントに痛い。
で、3~4前からけっこう取り除いているんだけど、なかなか減らなくて … 。
現在木立に生えているタラの木は、200本ほどか。
大きな木になると複数の芽が出るので、芽の数は優に300個を超えるだろう。(右上写真)
私の家族や親戚はタラの芽を好んで食べることもなく、春の訪れを味わう程度で、全部で70個もあれば十分。
残りは、今日訪れた集落の男と父の知人が半々に採るのが例年のパターン。
彼らの様子を見るに、食べるというよりむしろ芽をもぎ取ることを楽しんでいるようだ。