米作りも大きく様変わりした

人影がまったくない集落の田んぼ

疲れが溜まってきたのか、それとも暑い日が続いているせいなのか、何もやる気が起こらない。

朝からプレハブにずっと籠りっ切り。

珍しく草刈機のエンジン音もチェンソーのエンジン音も聞こえない。

木立前を通る車も少ない。

蝉のか細い声と時折鳥の鳴き声がする静かな日曜日。

 

昼は、10日前に収穫したジャガイモを茹でて食べた。

デザートは、スモモとミニトマト。

牛乳以外すべて自前のもので済ませた。

食後、外の空気を吸いたくプレハブから出た。

強い日差しと怖ろしいほどの暑さが襲ってきた。

周りの田んぼを見回すに、人影まったくなし。(右上写真)

 

数日前に近くの農業法人の人が話していたことを思い出した。

ちょうどドローンで農薬散布をしている折だったのだが、ドローンの操縦資格を取得するのに〇十万円、小型ドローンを購入するのに▢百万円かかったとのこと。

他、ちょっとしたトラクターは600万円し、コンバイン〈稲刈り機〉は1,000万円の時代だと言っていた。

 

50年以上も前のことになるが、当時は、大半が小型の田植え機と稲刈り機〈バインダーと言っていた記憶があるが〉を使って家族で米づくりをしていた。

で、田んぼの大きさも、1反〈約1,000㎡〉前後だったと思う。

それが今や5反から1町歩〈10反〉。

農業機械に至っては上記の通り。

 

米づくりも大きく様変わりした。