
キウイ棚周辺の草刈りをしていると、人の声がしたような … 。
振り向くと、近くに集落の人が立っていました。
※ キウイ棚があるのは木立の奥まったところ。
竹やぶに遮られているので、木立前の道路からは見えません。
ふだんはまったく人気がなく、一人で作業をすることがほとんど。
で、今日のようにいきなり人影を目にすると、びっくりするんですわ。
「 … 仕事中悪い。頼みの用事があるんやわ。 … … 〈用件を言い終わると、キウイ棚周辺を見回しながら〉しばらく来ん〈来ない〉うちにえらい様変わりやなあ。数年前まで孟宗竹ばっかりやったとは思われんわ。 … キウイもよう生っとるし(右上写真)、ミカンの実もかなり付いとるし、カキの木もえろうでかなった。 〈もう一度見回して〉イチジクもあるわ、リンゴもあるわ、まるで果樹園やないか。 … けっこう投資したやろ … 。」
「投資だなんて、単なる道楽ですよ。 … 一度自分でつくってたらふく食べてみたかったんです。食べ切れなかったら、他の人に食べてもらえばいいんですから。 … もう一つ、とにかく木を大きくして日かげが増えるようにし、草刈りにかかる労力を少なくしたいんですわ。」
現在の果樹がかつての孟宗竹のように繁茂すれば、ほとんど草刈りをしなくて済むでしょうな。
早くそんな日が来てほしい。