
朝、木立を歩いていると、薄赤紫色に染まったイチジクの実が1個あることに気づきました。(右写真)
昼食時に捥いでデザートに。
まろやかな甘さが口いっぱいに!
イチジクの苗木を木立に植えたのは10年余り前。
まだ勤めている頃でした。
当時の木立は杉や雑木が密集するジャングル状態で、苗木が育つような日当たりのいい場所はありませんでした。
が、「自分でイチジクを育ててその実を食べたい」という願望を抑えきれず、木々がまばらに生えているようなところにイチジクの苗木を2本植えました。
案の定日当たりが悪く、ほとんど成長しませんでした。
6~7年経っても、葉っぱは10枚に満たず、背丈は1mほどで見るからに貧弱そのものでした。
3年前の秋に今の場所〈孟宗竹の伐採跡地〉に移植しました。
今では葉っぱは数えるのが面倒なほどの数になり、背丈も1,5mほどまでになりました。
そして、2本とも今年初めて5~6個の実を付けたのです。
「鳥に食べられるやろな」って半ば諦めていたのですが、幸いにも今のところ気づかれていないようです。
※ 防鳥ネットを張りたいんだけど、連日の猛暑で体力切れなんですわ。
移植時に「植え替えても育たんやろな」という思いもあったけど、「イチジクを植えたのも何かの縁や」と思い直し、植え替えをしました。
これからも縁を大切にしていきたいですな。