代わりが見つかるまでは ” 木立 ”

初冬の木立

風は強めだけど、晴れて暖かい。

木立(右写真)を歩き回りました。
〈木立の広さは、約5,000㎡です〉

これといって目新しいものはないけど、初冬の陽光を浴びているだけで気持ちよく、1時間ほど木立にいましたわ。

 

以前は、この季節に1時間も歩き回るということはなかったですな。

至るところに杉や雑木が植わっていてジャングル状態だったので、日当たりが悪くて薄暗く、好天といえども冬は寒かったんですわ。
〈歩き回るといってもせいぜいが20分程度でした〉

木立に異状がないか見回るだけで、「初冬の陽光を浴びて … 云々」というような気分に浸っている余裕はありませんでした。

 

定年退職し、木立の手入れに専念するようになってから8年と9か月が経ちました。

その間、1,000本近くの孟宗竹、100本余りの杉、その他、あまたの松、椿、ねむの木などの雑木を伐採しました。

で、今や木立の7割方に日が当たるようになったのです。

 

… … …

今、はたと気づきました。

当ブログ記事では、今まで ” 木立 ” という表現を当たり前のようにしてきたけど、木立と言えるほどの木がもう残っていないのではないか … と。

 

… … …

ゴメン!

” 木立 ” に代わる適切な言葉が見つかりませんわ。

それが見つかるまで、 従来通り ” 木立 ” と表現させていただきます。

よろしくお願いいたします。

作業小屋を整頓する

作業机〈75㎝×166㎝×70㎝〉が空きました。これでものづくりができますわ。

やはり晴れると気持ちがいいですなあ。

9時半過ぎから作業小屋の整頓に取りかかりました。

まずは薪ストーブの周りにあるものを除けることから。

※ 何やかんや言って12月。
晴れても寒いですわ。
作業小屋にも薪ストーブを設置してあるけど、周りのものを除けないと点火できませんわな。
で、薪ストーブの周りから掃除を始めたというわけ。

 

掃除後薪ストーブを点けました。

バッチリ。

これで温かいところで整頓ができます。

 

作業小屋〈2,5m×4m〉で最もスペースを占領しているのは、2台の草刈機。

もう来年の4月まで使いませんので、物置に移動させ、奥の方に仕舞い込みました。

※ 草刈りシーズン中は頻繁に使うので、出し入れがスムーズにできる作業小屋に置いとるんですわ。

 

するとどうでしょう。

作業小屋がいっぺんに広くなったではないですか。

残ったのは、移植ごて、ひも、工具など、細々としたものだけ。

順に整理していきました。

途中昼食を挟み、午後2時過ぎには整頓が終了。

 

すっきりした作業机を見ていると(右上写真)、気持ちもすっきりしますなあ。

さしあたってはCDやBDを並べる棚をつくろうかと思っています。

明日、明後日は好天とのことなので、外で作業をします。

明々後日から作業小屋に籠ることになりそうですな。

冬の好天日には

薪ストーブの傍らで本を読む

冷たい雨が降ったり止んだり。

物置兼作業小屋が整頓されていないので、屋内作業をしようにもできない。

※ 木工作でつくりたいものが2つあるけど、それには作業スペースを確保しないと。
明日は4日ぶりに好天とのこと。
作業ができるように整理整頓をしますわ。

 

ということで、昨日に続き、プレハブ内でユーチューブを見るともなしに見ていたけれど、午前中で飽きてしまいました。

で、昼食後古本屋さんに行きました。
〈近くに古本屋さんがあってホントによかった〉

4冊〈全部で税込みで1,000円ちょっと〉買ってきました。

※ 死ぬまでに読み切れないほどの本があるのに、また買ってしまいましたわ。
一種の病気ですかのお。

 

薪ストーブの傍らに陣取り、2つある椅子の一方をフットレストにし、買ってきた本の中の一冊〈「自分の力」を信じる思想:勢古浩爾著 PHP新書〉を読み始めました。

お茶をすすりながら、途中で居眠りをしながら、100ページほど読み進んだ頃には外はもう暗くなっていました。(右上写真)

 

まあ、今年の冬も大半が、一昨日〈前々回ブログ記事参照〉、昨日〈前回ブログ記事参照〉、そして今日のように過ぎていくんでしょうな。

が、好天で外で作業ができるような日も何日かはあるはず。

孟宗竹の切株抜き、落ちた杉葉の焼却 … 等、それなりにすることがありますわ。

温かい場所で自由に過ごせることに感謝

初雪  2025 12.4 午前9時過ぎに木立前にて

ほんの薄っすらと雪化粧の木立前。

初雪ですわ。(右写真)

朝方の気温も0℃前後とかなり冷えてました。

 

午前中は、晴れたかと思うと降る、降ったかと思うと晴れるというような短いサイクルで目まぐるしく変動する典型的な冬の天気。

で、昼食後に木立をひと回りしました。

幸いにも40分ほど晴れ間が続きました。

が、寒い!〈今日の最高気温は5℃とか〉

風も地面も冷たく、前後左右、上下から寒さに襲われました。

防寒着はもちろん、その帽子もすっぽり被り、靴下を2枚穿いていたにもかかわらず … 。

秋の名残もすっかりなくなってしまいましたな。

 

木立回りを除き、終日プレハブに籠っていました。

何をしていたかって?

昨日長時間読書をしたせいか、本を読む気になれず、ダラダラとユーチューブを見てましたわ。

お茶を飲みながら、コーヒーを飲みながら、お菓子を食べながら … 。

椅子に座ってばかりだと疲れるので、時折床に寝っ転がって。

それらに飽きると、薪ストーブの揺らめく炎をボーと見たり、窓外のみぞれ降る景色を眺めてましたわ。

そうこうしているうちに夕方に。

一年で最も早く日が沈む時期ゆえ、5時ともなると外は暗い。

カーテンを閉めて帰宅支度。

とくにストーブを焚いたときは、火の始末を入念に確認。

 

… 温かい場所で自由に過ごせる …

感謝しています。

【古希のリアル】を再読

【古希のリアル】勢古浩爾著:草思社文庫

雨降りの寒い日になった。

朝方の気温は8℃。

今日の気温は右肩下がりで、夜になると雨が雪に変わるとか。

外に出る気にならず、薪ストーブの傍らでボーとしていると、本棚の【古希のリアル】勢古浩爾著:草思社文庫(右上写真)が目に付いた。

「 … 私もあと半年で古希 … 一度読んでいるのだが、中身はまったく忘れた … もう一度読んでみようか … 」
と、再読した。

 

以下、印象に残った箇所を紹介します。

… こんな人間〈著者〉がよくも70まで生きてこられたものだ、ということでよしとするほかはない。一人ひとりにそれぞれの古希がある。同年代だからといって連帯感などそれほどないが〈おまえからの連帯など断る、といわれるだろう〉、わたしはこれからも、自分が好きな小さな場所で生きていくつもりである。それでいい。 …  P34

… 決断を迫られたときに、考えなければならないことは、後悔するかしないかではなく、そのことにたいする意欲と、可能性と、意味と、覚悟を熟慮することである。その結果、後悔するならすればいいのだ。あたりまえのことだ。後悔して、悔い改め、いかに自分が世の中を舐めていたかを知り、以前より成長していけばいいのである。それならば後悔も生きる。後悔したくない、などつまらんことである。 …
P85~86

… 金には縛られようがない。あるだけでやっていくしかない。世間の流行には昔から影響されなかった。興味のないものばかりが流行ったからである。これじゃあ「ひとり」になってしまうわけだ。人間関係に余計な気をつかうこともなくなった。ふつうに礼儀を守って接するだけでいい。 …  P215

 

勢古浩爾氏の著書については、当ブログ記事で何度か紹介してきた。

自分を氏と同列に置くのはおこがましい限りだが、生き方、考え方に重なる部分が多い。

最近読んだ氏の著書、【バカ老人たちよ!】:夕日新書〈11.25付ブログ記事に掲載の写真参照〉も非常に刺激になった。

 

久しぶりにじっくり本を読みました。

まだ「本を読もう」という意欲が残っていたことがうれしい。