
【ことのは草】大岡信著:世界文化社(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。
… … 文章を書くとか、詩を書くということは、根本的に自己顕示欲があるものです。それは言語を用いることにおいて人間であるわれわれの、実に抜き難い習性だと思うから、否定できません。 … … しかし、それをそのまま野放しにしてどんどんいっちまうと、浅ましくなります。浅ましくないようにはしたいもんだ。
… その場合に、いちばん具体的にいい自己測定の方法というのは、ずっと昔の人の中に、自分よりもはるかに凄い言葉を書き残した人がおそろしくたくさんいることを知ることです。同時代人というのは、競争意識とか反感とか嫉妬とかいろいろありますから、同時代の他の人を正当に評価することは非常にむずかしいんです。しかし、死んじゃった昔の人を尊敬する分には、いくら尊敬してもいいからね。 … P84
退職後、
「あんた、今、何しとるんや。」
と聞かれることが多々あります。
そんなときは、たいてい
「木立の手入れをしています。 … まあ、世捨て人同然のような生活ですな。」
と答えています。
そして、その世捨て人同然のような生活ぶりを500字程度の文章にして毎日のように投稿しています。
著者の言〈上記〉に照らし合わせると、完全に矛盾しています。
ホントに世捨人なら、ブログ記事を書いて世間にアピールする必要なんてまったくないのに … 。
” カッコつけ ” なんですな。
といって、今のところブログ記事の投稿を止める気にもなれないし … 。
ただ、著者の言うように、浅ましくないような内容にしたい。
ずっと昔の人が書き残した凄い言葉を学び続けるつもりでおります。
今後ともよろしくお願いいたします。
