竹やぶ跡に増えているセイヨウタンポポ

セイヨウタンポポが竹やぶ跡によく見られるようになりました

今年の春は、竹やぶ跡がとても華やかです。

鮮やかな黄色のセイヨウタンポポがそこかしこに咲いているからです。(右写真)

〈孟宗〉竹を伐採したのは2年前の春 … 。

当時はセイヨウタンポポはまったく見られませんでした。

それが時間の経過とともにだんだん増え、今春は至るところ黄色という感じです。

お招きしたわけでもないのに、いつの間にか居付いてしまいました。
〈タンポポは日当たりのよいところを好むそうです〉

 

セイヨウタンポポは、その名の通り帰化植物です。

日本にはトウカイタンポポやカンサイタンポポといった固有種がありますが、それら日本のタンポポの生活圏を奪い、勢力圏を広げていると言われています。

がくが下向きに反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返っていないのが日本のタンポポだそうです。

セイヨウタンポポが四季咲きであることが勢力圏を広げている理由のようです。

※ 四季咲き … 気温や日照、水分などの条件がある範囲内にあればいつでも花をつける。
〈一季咲き … ある特定の季節にしか花をつけない。〉
〈ちなみにタンポポの季語は春〉

ウィキペディアによると、セイヨウタンポポは、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているとのこと。

 

浮き立つような気分にしてくれるセイヨウタンポポ … 、

残念ですな。