伐採した木の中にモチノキが1本あります。
胸高直径約30cm、高さ10mほどの堂々とした木でした。(右上写真)
根元から3mほどの高さのところで二股に分かれ、それぞれの幹からたくさんの枝葉が出ていました。
夏の緑陰となっていました。
〈小径をつくるために伐採〉
今日は、その二股に分かれた片方だけ、玉切りにしたり、薪にしたりしました。
二股に分かれているといっても、幹の太さは直径20cmほどあります。
いっぺんに薪にできませんので、とりあえず90cm長の玉切りにしました。(右中写真)
枝については、直径4cmを超えるようなものを45cm長に切って薪にすることにしました。(右下写真)
作業を終えた後、
… せっかくのモチノキ、無理して薪にしなくてもいいのではないか … 薪は杉の木で十分に足りているではないか …
というような考えが頭に浮かんできました。
そこで、モチノキについて調べてみました。
… 海岸近くの丘陵地や山地に自生し、庭木や公園樹として植栽される。樹皮からは鳥もちがとれ、材はかたく緻密で、ろくろ細工や櫛、印材などに利用される。 …
【樹皮・葉でわかる樹木図鑑:成美堂出版】 P191より
モチノキをどうするかについては、しばらく考えることにします。