木立をひと回りした後、先日の野焼きで残った灰をふるいにかけようと思いきや、強風でできない始末。
おまけに北風で寒く、しばらくすると雨が降りそうな有様。
短時間でも外でできることはないかと思案していると、木立前で軽トラが止まり、男の人が降りて来ました。
20日ほど前に、もみじの苗木の件で声をかけてきた集落の知人でした。
※ もみじの苗木の件については、4.11付ブログ記事『建設的なご意見やご指導をいただき感謝』をご覧ください。
「おはよう。 … どうや、今すぐもみじの苗木を持って来ようか。」
「ありがとうございます。せっかくですが、まだ植える場所を決めていないんです。」
「そうか。 … そんなら決めた時点で苗木を取りに来いや。いつでも準備できるわ。 … あっ、今、タケノコ掘ってきたとこ〈ろ〉や。」
軽トラの荷台を覗くと、20本ほどの立派なタケノコが積まれていました。
「みんなに配りに行くんや。 … あんたにもあげるわ。」
と、大きいものから順に3本置いていきました。(右上写真)
彼が去った後、タケノコを見ながら、
… 孟宗竹の管理が困難ゆえに3年前にすべてを伐採した自分 … なのに他人の努力による果実のみをいただいている … 楽をして、もらってばかり … 何かお返しできるものをつくり上げていかないと …
と、思ったのでした。