木立に隣接する土地の所有者と話していると、
電線に枝が触れつつある杉〈隣接地に立っている〉を指さしながら、
「ホントいうと、これを伐採したいんや。枝が今にも電線に触れそうや。 … ちっこい杉やけど、電線にかなり傾いとるし、伐るとすれば業者に頼むつもりや。 … ただ、伐った後が問題なんや。処理も頼むとえらい高つくし。というて、自分でせえ言われてもこんな歳〈75歳〉じゃできんわ。」
胸高径約17㎝、高さ12mぐらいの杉 … 電線にかなり傾斜しているので、伐採は業者に頼んだ方が無難です。
後の処理は、小さい杉ゆえ簡単にできると思うのですが … 。
何しろその杉の所有者は私と10歳ほど違いますので、如何ほどの体力なのかはわかりません。
で、10年後には私も、「こんな歳じゃできんわ」と同じことを言うのかなあ、と思いながら聞いていました。
チェンソーが不具合なので、販売店に持って行きました。
行ったついでに商品棚を見て回っていると、『リフティングトング』がありました。
丸太を楽に持ち上げるためのハンドツールです。(右上写真)
値札を見ると、20㎝径用〈ハスクバーナ製〉で税込み5,000円ほどでした。
体力の衰えをカバーしてくれることを思うと、決して高くはありません。
75歳になっても丸太を持ち上げている私の姿が、目に浮かんできました。