黒芯〈くろしん〉と呼ばれている杉とは

積み上げた丸太をご覧ください … このように中心部が黒っぽい杉を黒芯〈くろしん〉というそうです。

前回のブログ記事掲載の写真ですが、暗くて見にくかったことをお詫びいたします。

今朝撮り直しましたので、改めて掲載いたします。(右写真)

 

右写真で、薪棚の前に積み上げてある丸太は、隣接地の伐採杉を玉切りにしたものです。

で、たまたま通りかかった集落の人が、これらの丸太を見て立て続けによく似たことを言いました。

「杉の真ん中〈中心部〉がえらい黒いのお。赤っぽい淡い色なら柱や板にしてもええんやけど。 … やっぱり山ん中の杉でないと、ええのに育たんのやのお。 … 薪以外に使い道はないのかいな … 。」

と、いうようなことです。
〈2人ともはっきりした理由は言わずに行ってしまいました〉

中心部が黒っぽい杉はあまりよくないことだけは、何となくわかりました。

 

ネットで調べてみました。

『雄平遊言』より
… 中心部が黒い杉は、黒芯とも呼ばれ、 … … 肥えた土地、多湿地、谷筋に多い、 … … 一般的には含水率が高いため、乾燥がむずかしいとされている。そこのあたりが黒っぽい木肌とともに不人気の理由なのだろう。 …

 

今までに100本ほどの杉を伐採していますが〈きこりさんが伐採した分も含め〉、黒芯と呼ばれている杉のことを知ったのは初めてでした。

毎日毎日が新たに勉強ですな。