生まれ、そして帰って行くところ

作業所の窓から眺める冬景色

今日もプレハブに隣接する作業所にけっこうな時間いましたわ。

昼食時間を含めて5時間ぐらいか。

それで、いま何をつくっているかって?

『文房具もいっしょに収納できる状差し』といったようなもの。

言葉ではちょっと説明しにくいですな。

後日、当ブログ記事にて写真を添えて紹介します。

 

前々回のブログ記事で、作業所でものづくりをしようと思った理由を書きましたが、 ” 体を動かす ” 以外にもう一つあるんですわ。

それは、作業所の窓からの景色が目まぐるしく変化し、見ていると楽しくなってくるということです。

今しがたまで雨あられの大荒れの天気だったかと思うと、いきなり日が差してくっきり浮かんだ映像を見るような冬景色 … 幹と枝だけの山桜、完全に落葉し切っていない栗、そして、それらの背後に控える真竹と杉と空 … 。(右上写真)

 

そんなとき、つい作業の手を休めて景色に見入ってしまいます。

薪ストーブの傍らでパイプ椅子に座り、熱いお茶をすすりながら。

ときには10分以上も … 。

何故かしら ” 懐かしさ ” が込み上げてきて穏やかな気持ちになるのです。

※ 作業所で過ごすようになってから、景色をよりクリヤーに見たいがためにガラス窓を磨きました。

 

そこで自分が生まれ、そして帰って行くところであるような気がして … 。
〈まだ帰って行く気はないけど〉