立ち枯れの松1本を伐採する

立ち枯れの松にロープを張りました

木立の中に立ち枯れの松が2本あります。

去年の冬の吹雪のときにも、先日の台風21号のときにも倒れませんでした。

でも、木をゆすると、簡単に揺れます。

胸高の直径約30cm、高さ約15mの堂々たる松です。〈立ち枯れですが〉

そんな大きな木が、木立で作業をしているときに倒れてきたらたいへんなことになります。

1本を伐採することにしました。

どこへ倒れても所有地内ですが、他の木に寄りかかったりすると後の処理が厄介ですので、ロープを張りました。

松の真ん中ぐらいの高さのところにロープを括りました。

思ったところに倒れました

そして、そのロープのもう一方を20mほど離れた杉の根元に括り付けたパワーウインチに引っ掛けました。

パワーウインチのレバーを10回ほど引き、ロープをめいっぱいに張りました。(右上写真)

その後、チェンソーで受け口と追い口をつくり、最後は追い口を少しずつ深くしていって伐採しました。

思っていたところに倒れてくれました。(右写真)

腐食がひどく、薪になりそうにもないので、野外焼却することにしました。

枝を運び終わった後、幹を持ち運びできる長さに切って、野外焼却をするところまで運びました。

今年に入って初めての伐採、立ち枯れの木といえども緊張しました。

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