野外焼却をしているときでした。
「生木燃やしとるんか。」と地域の高齢の方から尋ねられました。
「いや、立ち枯れていた木です。」と答えると、
「どうりでよう燃えとるわけや。あんたもよう〈山の手入れ〉がんばっとるな。」
「ありがとうございます。」と言うと、
「ちょっと聞きたいんやけど、電線引き込むのにいくらかかった?」
「5年ほど前で、10万円をちょっと切るくらいでした。」と答えると、
「わしも歳とって、チェンソーのエンジンの音に堪えられんのや。電動の方が静かやし、扱いやすいわ。そやけど、そん時は電気がいるなあ … 。10万かあ … 。」とつぶやきながら帰って行かれました。
山に小屋はあるけれど、電気は来ていないとのことでした。
… 新たに電線を引き込んでまでして山の手入れをしようという〈80歳の〉高齢者の気概 …
今日は、地域の先輩からよい刺激をいただきました。
野外焼却の後、竹やぶにある立ち枯れの木を伐採するときも、そして、それを運び出すときも、いつになく力が入りました。(右上写真)
おかげさまで、竹やぶも一段とすっきりしました。(右下写真)
… 80歳になっても、今の意欲が続いていますように …