地区のイノシシ防護用電気柵設置作業に参加しました。
地区の世話係を中心に有志も加わり、15名ほどで作業をしました。
地区内のイノシシが出没しそうなところ数か所〈主に山林〉に杭を立てて電線を張っていきました。〈総延長約3㎞の予定〉(右上写真)
初めて作業に参加し、大々的な柵の設置に驚きました。
15人もの大のおとなが、多額の費用をかけた杭や電線を〈総延長〉3㎞も山の中に張っていくのです。
一日半の時間をかけて … 。
〈今日はまる一日、明日は午前のみ作業〉
※ 作業内容もさることながら、蚊にはほんとうに泣かされました。
で、防護柵設置の担当者に、何でそれほどまでにイノシシ対策をするのか尋ねてみました。
【回答】
イノシシに人が襲われるのはもちろんのこと、作物を荒らされても困る。
とくに田んぼを荒らされると困る。
荒らされた田んぼの米にはイノシシの臭いが染みついてしまう。
一度染みついた臭いは、米をご飯に炊いたときにも残る。
で、イノシシに荒らされた田んぼの米は、価値が大きく下がる。
また、その米が、〈イノシシに荒らされていない〉他の田んぼの米と混ぜていっしょに売られるということになると、付近一帯の米の価値も下がってしまう。
で、〈総延長3㎞にも渡る〉防護策を講じているのだ。
今回の防護柵設置作業への参加が、新たな勉強となりました。