木立をひと回りしたとき、集落の古老がやって来ました。
散歩の途中に寄ったとのこと。
古老
「〈木立が〉ほんとうにすっきりしたな。 … 毎日、朝早うから夕方遅うまでようやっとるわ。 … あんた、ここに家でも建てるつもりか?」
私
「小さいながらも家はありますんで … 。 なりもん〈生り物〉の樹を順に植えていくつもりです。」
古老
「そうか … 。 こんだけ〈これだけも〉広いし、集落の真ん中あたりになるし、みんなが気楽に来られる憩いの場所みたいもんにすればどうや(右上写真)。 … 〈集落の〉集会所もあるけど、管理が厳して、使いにくいしのお … 。」
と言いながら帰って行きました。
で、しばらくすると、今度は、隣の集落に住んでいる父の知人が訪ねて来ました。
自家製の味噌をつくるのに薪が必要で、その薪が足りなくなってしまったとのことでした。
薪棚から20本ほど抜いて渡しました。
〈代金の代わりに、後程、自家製の味噌を分けていただくことに〉
そして午後には、集落で最も果樹を育てるのが上手な人が来ました。
「竹やぶ跡、よう手入れがされとるし、日当たりもええのお … 。地面も粘土質やし、果樹を植えればどうや。」
とのことでした。
何の巡り合わせでしょうか、
今日は、80代の方が、3人いらっしゃいました。
〈今までになかったことです〉