柿を捥げないような者ばかりの家族かな

今年は柿にとっては表年のようです
けっこうな収穫でした

自宅から3kmほど離れた畑に行きました。

その畑の横には果樹もあります。
〈両親がほとんど世話をしています〉

果樹の中に柿の木が7,8本あります。
今年は柿の表年のようで(右上写真)、一月ほど前より毎日のように柿が食卓に並べられています。
両親が畑へ行ったついでに熟れたものから捥(も)いで、自宅に持ち帰っているようです。

でも、高いところにまだかなりの柿が残っているので、私がそれを捥ぐことになりました。
※両親は高齢で、高いところに上れません。

脚立を上って順番に捥いでいきました。(右下写真)
ほんとうに高いところのものは、脚立に足を置き、左手で柿の木の枝をつかんで体を安定させ、右手で捥ぐという形になるのですが、柿の枝は脆いのでとても心配でした。

たとえ2mほどの脚立の上でも怖いものです。
ましてやこの歳になりますと、何が起こるかわかりません。
今後のことを考え、上ったついでに高いところの枝を切りました。
〈高いところに実がならないようにするため〉
〈もう一つ、無理をしてたくさんの柿を捥いでも、食べる人がいないのです〉

私の家庭にも高齢化の波が押し寄せてきています。
高いところの柿を捥げないような者ばかりになりつつあるようです。

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