何と素敵な晩秋の日か

一輪車に丸太を積んでいると …

霜が降りるほどの寒い朝。

6時前より野焼きをしました。

先日、近くに火事があったばかりで、とても緊張しました。

焚き付けに火を点け、煙がすっと真上に上がったときはホッとしました。

1時間ほどで無事終了しました。

 

終了したといっても、炎が見えなくなっただけで、依然高熱で燃え続けているので安心はできません。

野焼きをした日は、燃え具合や煙の様子を見ながら焼却場の近くで作業をするようにしています。

で、今日は、2年前の春から積み上げてあった杉の丸太を運び出し、薪割りをしました。

※ 積み上げてあったところも、薪割りをしたところも、焼却場から10m前後の距離にあります。

 

丸太を運び出したのは午前中。

低かった気温も徐々に上がり始め、丸太運びをするには最適の暖かさとなりました。

〈運搬用〉一輪車に丸太を積んでいると、さらさらという音が … 。

見上げると、木立の山桜の紅い葉が澄んだ青空をバックに舞い落ちているではありませんか。

感じるものといい、見るものといい、何と素敵な晩秋の日か。(右上写真)

※ あまりに気分がよかったので、つい写真に撮った次第です。

午後は、午前中に運んだ丸太を薪割機で割りました。

割り終わるまで、明日いっぱいはかかりそうです。

 

天気は、しばらく好天が続くとのこと。

素敵な晩秋の日が楽しめますな。

それだけでうれしい。

ねむの木1本を伐採する

ロープを引っ張って伐採するところです

雨も上がり腰痛も治まりました。

伐採杉の処理が終わった木立をひと回りしました。

周りがすっきりしたせいか、山桜に蔽いかぶさっているねむの木がとても目立つようになりました。

山桜と杉のわずか2mほどの間にしぜんに生えてきた木です。

山桜の日当たりをよくしたいので、伐採することにしました。

※ 山桜から2mほど離れた杉については、4年後に伐採する予定。

 

ねむの木のきさは、胸高径約15㎝、高さ12~13m、ざっと見るとひょろひょろの木。

上の先の方の枝が杉の枝に絡まっているので、ただ根元を伐っても引っかかって倒れないかも。

で、

①柄の長いのこぎり〈柄の長さ6,3m〉で先の方の枝を切り落とす
②地上高4mほどのところにロープを結わえる
〈山桜の上に倒れないようにするためです〉
③根元にチェンソーで受け口と追い口を入れる
④ロープを引っ張って木を倒す(右上写真)

の手順で伐採しました。

無事終了。

 

ねむの木は、ヒラタケ〈きのこ〉の原木に利用できます。

かつてヒラタケの菌を植えて収穫したこともありましたが、家族にはあまり好評ではありませんでした。
〈個人的には好きなんだけど、自分一人で食べてもおいしくないですわな。〉

 

今回は、薪にすることに。

太めの枝は45㎝長に切り、幹は45㎝長の丸太にし、先日積み上げた杉の上に並べました。

BD『1917』を視聴して

『1917』のある場面より

朝から雨模様。

風で寒く、冬の空気感漂う。

治りがけと言えど、若干腰痛が残る。

プレハブに籠ってBDを視聴することに。

タイトルは『1917』。

  『1917』のBDは、先日、近くの古本屋さんで買いました。

 

第一次大戦時に、将軍から最前線にいる大佐への命令書を携えた兵士が、弾の飛び交う敵陣の中をくぐり抜けて伝令としての使命を果たし、1,000名を超える味方の命を救ったという内容の英米合作映画。(右上写真)

戦争物にありがちなドンパチシーンはほとんどなく、主役の伝令兵士にもヒーローめいたところが見られない。

泥まみれ、川に落ちてずぶ濡れ、疲れ切ってよろめき歩く … どちらかというとカッコ悪い姿から、かえって必死に使命を果たそうとしている伝令兵士の思いが伝わってきた。

 

戦場のとある廃屋で、若い女性が母親のいない赤ん坊の世話をしている場面があるのだが、
そこに出くわした伝令兵士とその女性とのやり取りを見ていたら、涙が出てきた。
映画のテーマは、…使命遂行… だが、 …反戦… の意味合いも含まれている気がした。

 

塹壕シーンもよくあった。

それを見るたびに現在のウクライナ・ロシア戦争のことが頭に浮かんできた。

映画を見ている間、ずっとウクライナ・ロシア戦争が重なって見えたといっても過言ではない。

早く終結することを願う次第である。

地の利がいいから薪づくりができる

薪棚前で

昨夕、理髪店の主に髪を切ってもらっているときだった。

 


「〇〇さん〈私のこと〉、冬は薪で暖を取っていたんでしたね。」


「ああ、木立前のプレハブでは。」


「実は今、私が所有する山の杉で薪づくりをする話が持ち上がっているんですよ。で、その話がまとまれば、小遣い程度のお金が入るんです。」


「そりゃー、ええ。きょうびはみんな高いお金を払って伐ってもらっているのに … 何でや。」


「私んとこの山は山道に面しているので車が横付けでき、しかも近くに建物も電線もまったく無いので、伐採も伐採木を運ぶのも簡単にできるというんですわ。」


「ええとこに山を持ちましたなあ。」

 

今や田舎では、山を所有していても何の足しにもならず。

むしろ固定資産税を払うだけ負担になります。〈負動産ですな〉

彼〈理髪店の主〉が所有するような山はホントに稀です。

 

よくよく考えると、私が木立の杉で薪をつくるのも、彼が言っていたことと似通った点があります。

目の前に杉木立があり、地面が平坦で足場がよいので容易に伐採ができ、伐採木は〈運搬用〉一輪車で運べます。

軽トラは不要。

彼のところとの違いは、電線が近くを走っていることか。

※ 電線に近いところの杉は、きこりさんに頼んで伐ってもらうようにしています。〈もちろん有料〉

 

地の利がいいから薪づくりができるんでしょうな。(右上写真)

気がかりだったことが一つ片付きました

処分した古い農薬〈処分手続きで重さを量っているところ〉

今年の1月のこと。

家の物置を整理していると14~15瓶の古い農薬が出てきました。

中にはまったく封を切っていないものも数瓶ありました。

が、いずれも使用期限をとっくに過ぎてしまったものばかりで、効き目がほとんどないように思われました。

といってゴミに出すことができず、捨てることはもってのほか。

JA〈農協〉に尋ねてみると、

「ああ、それなら年に1回、秋に処分しています。 … その日が近づいたら広報誌でお知らせいたしますので、期日に合わせてご持参ください。」

とのことでした。

 

今日がその日でした。

開場時刻に合わせて手続きに行きました。
〈まだ腰が痛く、農薬を持って行くような軽作業しかできないんですわ。〉

〈係の方〉
「 … 事前申し込みをなされていますか? 〈していない旨答えると〉 その場合は印鑑が必要なんですが … 。」

不覚、細かい説明書きを全く読まないで、ただ農薬だけを持って行ったのでした。
〈情けない〉

 

印鑑を取りに戻り、出直しました。

農薬の重さを計量すると、全部で6,4㎏でした。(右上写真)

処分には1㎏あたり400円かかるそうで、2,800円払いました。

内心「四捨五入すると6㎏なのに」と思いましたが、そのことは言いませんでした。

 

とにかく気がかりだったことが一つ片付き、ホッとしています。