体をいたわらないと

午後、木立で 2021 2.5 14:00PM

午前、歯石取りに歯医者さんに行きました。

治療後、

「ていねいに時間をかけて歯磨きをしているようですね。 … それで、20年間もっているんですよ。 … が、油断するといっぺんに元に戻りますよ。 … お大事に。」

と、お医者さんに言われました。

 

※ 幼い頃より歯磨きを怠り、40歳を過ぎた頃にはほとんどが虫歯でおまけに歯周病もかなり進んでいました。
歯医者さんにこんこんと諭され、それ以降、ていねいに歯磨きをし、歯の不具合がなくても3か月毎に歯医者さんに通うようになりました。
定年退職後は時間に縛られることもなくなり、とくに昼食後の歯磨きに力を入れています。
で、本日、 … それで、20年間もっているんですよ … と、お褒め?の言葉をいただいた次第です。

 

20年間ていねいな姿勢で取り組むとそれなりの結果が出ることを、身を持って知ることとなりました。

では、今後20年間、過去20年間歯にしてきた同様の姿勢で体全体に対して取り組んでいくとどうなるのでしょう。

20年後、 … それで、〈体全体が〉20年間もっているんですよ … ということになりますね。

20年後は84歳。

 

… 〈身も心も〉体全体がそれなりに健康な84歳の未来の自分 …

を想像しながら、午後、木立をひと回りしました。(右上写真)

体をいたわらないと。

春はそこまで来ているようです

みぞれ降る木立前 2021 2.4 4:00PM

午後、ストーブの傍で本を読んでいると、親戚がやって来ました。

買い物をしたついでに寄ってみたとのこと。

いつものごとく果物やお菓子の差し入れ。

車まで行って見送ると、

「今日もひどい荒れ模様やのう。台風並みの風や。 … いつになったら春が来るんかのお。 … まあ、風邪引かんように気ぃつけいやー … 。」

と言いながら帰って行きました。

※ 親戚には風呂用の薪をあげていますので、そのお礼にと、近くに来るたびに何がしかの食べ物を置いていくのです。
自分の薪を割るついでに親戚のぶんも割っていて、労力はそれほど変わらないのですが … とにかく有り難いことです。

 

今日は吹雪になるわ雷が鳴るわの悪天気でしたので、

午前中の晴れ間に木立をひと回りしたきりで、それ以外はほとんど室内にいました。

幸い親戚を見送ったときは、わずかにみぞれが降っているだけで、風は小康状態でした。(右上写真)

 

今冬は、昨年、一昨年に降らなかった雪がまとまって降っているという感じです。

また、風についても、昨秋は一度の台風もなく穏やかな日が続き、その付けが一挙に冬に来たようです。

 

が、なんやかんや言って、暦の上ではもう春です。
〈昨日は立春でした〉

一週間後に、旧暦でいう新春も迎えます。
〈今年は2月12日だそうです〉

春はそこまで来ているようです。

なぜか愛着がわく手作りカレンダー

ネットからプリントアウトしたカレンダー

今年に入り、一か月が過ぎました。

その間、日付や曜日の確認は、プレハブ内に貼ってある一枚の年間カレンダーでしていました。

書き込みができないので不便でした。

妻に自宅で余っているカレンダーの有無を尋ねると、
「きょう日はカレンダーを配っているところなんてほとんどない」
とのつれない返事。

思い当たるふしが … 。

昨年末、近くの金融機関でお金を下したついでに窓口へ行くと、いつもはカレンダーの入った段ボール箱が置いてあるのに … 見当たりませんでした。

行員にカレンダーが欲しい旨伝えると、奥の方から一枚だけ〈前述の年間カレンダー〉持って来ました。

月替わりのカレンダーは、例年車販売店の社長さんが年末に持って来るんですが、今回はそれもありませんでした。

 

今さら百均へ買いに行ってもないでしょうし … 、

ネットで無料でダウンロードできるものがありましたので、それを利用することにしました。
〈いろいろなものがあるんですな〉

2月から12月までのものをそれぞれプリントアウトし、2月のものを一番上に順にホッチキスで束ね、昨年のカレンダーを台紙としました。(右上写真)

月が替わるごとに一枚ずつ剥がしていけば、従来のカレンダーと何ら変わるところがありません。

 

手作りしたカレンダーを見ていると … なぜか愛着がわいてきますな。

今森光彦氏〈写真家〉の話を聴いて

木立のコシアブラ … 真ん中の棒のような樹です

60歳になって農家になりました。 … 耕作放棄地を手に入れ、そこに生えていた竹を3年間にわたって刈り取りました。 … … 腱鞘炎になり、肩も上がらなくなり、 … … が、5年経った現在は棚田になっています … 。

昨年の5月1日の朝のラジオ放送でした。

※ NHKラジオ番組 ” 明日への言葉 ” 〈FM or第一 4:05AM

いつもなら歯を磨きながら漫然と聞くのに、そのときは、歯磨きを止めて聴き入りました。

 

私が日々細々とやっていることを、彼〈今村光彦氏〉は10倍以上のスケールで実践していました。
〈本業は写真家。切り絵作家としても有名。〉

彼が開墾したところは ” オーレリアンの丘 ” と名付けられ、今ではたくさんの生き物の棲み家になっているとのことでした。
〈ネットで写真を見ましたが、素敵な里山です。〉

 

先日、〈明日への言葉で〉彼の現況が放送されていました。

大きな薪ストーブで暖をとり、その燃料となる薪は、彼の雑木林の手入れで出たものを利用しているとのことでした。

コシアブラも薪にしているそうで、つい私の木立にあるコシアブラと比べてしまいました。(右上写真)

私のところは、背丈2m前後、根元径約4㎝の薪にならないようなものばかり … 

 

これからも今村氏のお話 … 聴かせていただきます。

行く1月・逃げる2月・去る3月かな

青空に映える木々 2021 2.1 10:00AM

はや2月。

時折青空に映える木々を見上げながら、木立を回りました。(右写真)

プレハブに入り、外套を脱いでストーブの傍に座ると、知人がつぶやいていた

・行〈〉く1月〈ちがつ〉
・逃〈〉げる2月〈がつ〉
・去〈〉る3月〈んがつ〉

の言葉がふと頭に浮かびました。

 

昨日、知人が訪ねて来ました。

彼〈知人〉は、5年ほど前に一度定年退職をし、その後も延長してずっと働いています。

が、近々それも終わり、再度の退職となります。
〈以後仕事はしないとのこと〉

「ワシ、この間、仕事でミスをしてしもうたんや。 … 大事に至らんでホッとしたわ。 … 今までそんなこと一回もなかったのにのお。 … 勤めも残りわずかやし、最後の最後まで気を引き締めてやっとるつもりやったのにそんなザマや。 … 気持ちのどっかに弛みがあるんかのお … 。」

「そのような気持ちで仕事をなされていれば大丈夫ですよ。 … オーバーワークじゃないですか? … … 気を張り詰めてばかりいると、燃え尽き症候状態になりますよ。 … 退職しても先が長いから、とにかく健康に気を付けないと。 … 」

 

2時間ほどあれこれ話をすると、冒頭の『行く1月 … … 』をつぶやきながら帰って行きました。

懐かしく思いました。

いずれは彼にもそうなる日が来るんでしょうね。