【50歳からのむなしさの心理学:榎本博明著】を読む

【50歳からのむなしさの心理学】榎本博明著:朝日新書

台風18号から変わった温帯低気圧の影響で、終日雨風でした。

【50歳からのむなしさの心理学】榎本博明著:朝日新書(右写真)を読みました。

印象に残ったくだりを紹介します。

… … 使命感をもつことの大切さだ。自分には果たすべき使命がある。そう思えば気持ちが引き締まり、生活にも張りが出てくる。
人間が最も生きがいを感じるのは、自分がしたいと思うことと義務とが一致したときであるという神谷〈美恵子〉は、使命感を持つことが生きがい感につながることを強調している。 … P99

… 遊びの性格をもつ何かをしているときこそ、人はワクワクしながら楽しめ、その活動に没頭できる。自分の能力を最高度に使って何かに挑戦いているとき、集中力が高まり、散漫さはなくなり、時間を忘れ、自意識も消滅し、そのことに深く没頭する。そのような状態を「フロー」と呼ぶ。
… … … 安易な娯楽でなく、フロー体験につながるような娯楽の場合、楽しめるようになる前に、注意力や集中力が求められ、努力する必要がある。面白いと思えることの多くは、はじめから面白く感じるわけではなく、労力を積み重ねる努力の末に面白いと思えるようになるのである。 … P201~202

… フロー体験を持ちやすい人 … … 。 外から義務として与えられた目的を達成するためというよりは、それ自体のためにものごとを行う人のことである。何か他の目的のためにそれをやるというのではなく、それをやること自体を楽しんでいる。たとえば、仕事に活かそうとして本を読んだり、勉強したり、人づきあいをしたりするのではなく、本を読むこと、勉強すること、人づきあいをすること、そのものを楽しんでいる。 … P207

 

定年退職後2年半、私が飽きずに毎日木立に通っているのは、榎本氏が言われていることと重なる面が多々あるからでしょうね。

” 秋 = 栗の収穫 ” のイメージが …

収穫した栗

栗が実る時期となりました。

ここ3日ほどは、とくにたくさんの栗が落ちています。

栗の実がいがとともに地面に落ちると、ドサッという重そうな鈍い音がします。

頭に直接当たるとけがをしそうです。
〈幸いにも当たったことはありませんが、気をつけないと〉

で、毎日拾っていると、あっという間に栗の山ができました。(右上写真)

栗好きの親戚に持って行きました。

※ 私の家族はあまり栗を食べません。

栗の木を見上げると、まだ少し実〈いが〉が残っています。
〈右上写真の半分くらいの量かな〉

それらも、明日の強風でほとんど落ちるでしょう。

※ 台風18号から変わった温帯低気圧が、明日私たちの住んでいるところの近くを通過しますので。
最大瞬間風速は、30mというところでしょうか。

 

8月が終わり、1週間ほどは涼しかったのですが、その後今日まで、夏かと思うような日ばかりです。

昨日は夜中に蒸し暑くて目が覚めたくらいです。

首筋に寝汗をかいていました。

今日も午前中2時間ほど草刈りをし、けっこう汗が出ました。
〈昨日より幾分ましでした〉

もう10月に入り、暦の上でも頭の中でも季節は完全に秋なのですが、体が感じているのは依然として夏です。

おかしな天気ですね。

どうやら今年は、秋らしい日がないまま全ての栗が落ちてしまいそうです。

” 秋 = 栗の収穫 ” のイメージが崩れそうです。

遅ればせながら彼岸花が満開になりました

彼岸花が満開になりました
昨年の11月下旬ごろの彼岸花の葉の様子

遅ればせながら彼岸花が満開になりました。(右上写真)

過去の満開日を振り返りますと、
・2016 9.24
・2017 9.22
・2018 9.24
と、記録があります。

※ 詳細につきましては、2018年9月25日付ブログ記事【『死人花』『地獄花』『幽霊花』と呼ばれていようと】をご覧ください。

例年と比べ、満開日が1週間ほど遅れました〈右上写真は2019年10月2日に撮影したもの〉が、立派に咲いてくれてうれしく思っています。

何よりうれしいのは、昨年数本しか咲かなかったものが、今年は20本を超えるほどに咲いてくれたことです。(右上写真)

彼岸花は、花が咲いているときは葉が出ず(右上写真)、葉が出ているときは花は咲きません。(右下写真)

私は昨春までそのことを知らず、また、彼岸花の葉の形状についても知りませんでした。

彼岸花を咲かせたいにもかかわらず、草刈りのときに他の草といっしょに彼岸花の葉も刈っていました。

つまり彼岸花の葉が光合成をして、養分を地下の球根に蓄えるのを遮っていたのです。

どうりで、数本の花しか咲かなかったというわけです。

で、昨秋に葉が出てから今夏に葉が葉が枯れるまで、彼岸花の葉を刈らないように気をつけました。

おかげさまで見事な花を見ることができました。

年齢や性別に関係なくやる人はやっている

竹やぶ跡一面に細かい竹がたくさん生えてきました

3週間も経たないうちに、竹やぶ跡一面に細かい竹がたくさん生えてきました。(右写真)

放置しておきますと、光合成により地下茎に養分が溜ります。
〈また竹が生えるおそれあり〉

で、そうならないように地上部の細かい竹を刈り倒しました。

午後のことでした。

作業をしてると、竹やぶ跡脇に見知らぬ女性の方が立っていました。

白髪で、70歳ぐらいに見えました。

何か用事がありそうな様子でしたので、草刈機のエンジンを止めて彼女の方へ行きました。

「お仕事中すみません。 … … 隣町の〇〇という者です。この近くに用事があってよく来るのですが、おたくさんの木立が見る見るきれいになっていくので、手入れの方法をお聞きしたくて … 。 ほんとうに突然で申し訳ありません。」

? ? ?  … 面映ゆい …

20分ほど立ち話をしたでしょうか。

・その女性の方の実家が山の方にあり、今は誰も住んでいない。
・広さは私の木立と同じぐらいなので、手入れの参考にしたい。
おにぎりを持参し、一日中作業をすることもよくある。
・が、いよいよイノシシが出没するようになった。
・草刈機は扱えるが、チェンソーが扱えない。 … … … 等

現場で孤軍奮闘している人ならではのお話でした。

こちらも参考になるようなことを思いつく限り伝えました。

年齢や性別に関係なく、やる人はやっているんですね。

ヒラタケもミョウガのようになればなあ

ヒラタケ
ミョウガ

ヒラタケを収穫しました。(右上写真)

昨年の3月に原木栽培したもので、昨秋に続いて2度目の収穫です。

ヒラタケは数か所に出ていて、それらを集めると、〈直径25㎝の〉ボールいっぱいになりました。

「今夜は家族みんなで」といきたいところですが … 、

残念ながら、私を除いた家族〈両親と妻〉は、そのヒラタケを食べないかもしれません。

どうも ” ほんとうのヒラタケ ” とは思っていないようです。

今年も私一人で食べることになるかも … 。
〈昨年は私一人で食べ、一度も腹痛はありませんでした。5回ほど食べたかな。〉

※ 昨年、集落で最もキノコに詳しい方に、 ” ほんとうのヒラタケ ” であることのお墨付きもいただいているのですが。

俄かキノコ栽培家が信用を得るには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

一方で、ミョウガが出ていることにも気づきました。

すでに10個ほどが花を咲かせていました。

… 8月中旬に50個ほど収穫し終わっているのに、9月下旬になって何でまた? …
という感じです。

俄かミョウガ栽培家には、詳しいことはわかりません。

とにかく立派なミョウガ〈8月のときよりひと回り大きい〉(右下写真)が10個余り採れたので喜んでいます。

ミョウガの場合、家族みんなが食べてくれるので、採れると喜びもひとしおです。

… ヒラタケもそうならないかなあ …