気軽にやったりもらったりできるのは

4本のタケノコ
タラの芽〈約50本〉
もらった黒ニンニク

ソメイヨシノが満開です。

それに合わせるようにタケノコも数多く出始めました。

※ 昨年もソメイヨシノの満開時期にタケノコがたくさん出始めたのを覚えています。
〈今年は、昨年と比べ10日遅れ〉

午後タケノコを掘り起こしました。

家ではすでに5本食べていますので、今回掘り起こした4本のタケノコは、親戚に持って行くことにしました。(右上写真)

タケノコもおいしく食べられるのは、せいぜいが最初の5本ぐらいですね。

それ以降のものは、たいてい親戚や知り合いに配ります。

今年は、タケノコの『裏年』ですので、〈数が少ないために〉快くもらっていただけそうです。

※ 『表年』は、どこの竹やぶも豊作ですので、たくさんもらい過ぎて困ることがあるようです。

タラの芽も、食べごろになっているものを採りました。

50本ほど採れたでしょうか(右中写真)、半分は家で食べることにし、残りの半分は、タケノコといっしょに親戚に持って行きました。

そうそう、朝、ひと月前に竹を伐採した人から『黒ニンニク』をもらいました。(右下写真)

ニンニクを積み上げた竹チップの中に入れておくと、発酵熱によって『黒ニンニク』に仕上がるそうです。

とても甘く、その甘さにかすかな酸っぱみとニンニクの臭いが加わったという感じの味です。

タケノコ、タラの芽、黒ニンニク … 。

気軽にやったりもらったりできるのは、お互いにわかっているからでしょうね。

【森遊びの日々:森博嗣著】を読む

【森遊びの日々】森博嗣著:講談社

【森遊びの日々】森博嗣著:講談社(右写真)を読みました。

… 僕にしてみると、皆さんの欲求って、「行きたい、見たい、会いたい、食べたい」だけなんですか? ときき返したくなります。僕は、それ以外にやりたいことがいっぱいあって、それで毎日手一杯なのです。 … P300

… 引退してからは、毎日が自由時間ですから、今日できなくても、明日やれば良い、と先送りにできるし、準備もできるし、その分、かえって楽しい時間が長くなることもあって、本当に気持ちが良い生き方だなあ、と思ったりします。
それで、いったい何が違うのかというと、 … … つまり、他者と関わらなくなったので、人と合わせるような時間の使い方をしなくなったのですね。この日が休みだ、というのは、自分のスケジュールではなく、他者から与えられたものなのです。それが、どっぷりと浸かっていると気づかない。気づく暇もないもです。 … P326~327

… 大勢の仲間が欲しい人もいるでしょうし、できるだけ一人でいたい人もいると思います。それぞれ適材適所で、適性に合った職業に就くのが良いわけですが、自分がどちらのタイプなのかは知っておく必要があります。だいたいわかると思いますけれど。 … P330

… どういうわけか、「楽しみはみんなで」という固定観念が広く流通していて、一人は寂しくて避けたい状況だ、と思い込んでいる人が、特に子供や若者に多い。 … … だんだん、歳を取ってくるほどそうでもないことが理解できると思います。「自分が変なんだ」と誤解しないようにしましょう。 … P331

私自身、定年退職後の2年間〈上記のように〉森氏のような思い『無所属の時間』の中で生活してきました。

地域との関わりにけっこう時間をとられていますが … 。

上に山桜を眺め、下にタンポポを見ながら

顔を上げると青空に映える淡いピンク色の山桜が
下を見ると鮮やかな黄色のタンポポが

・ 6:30~ 8:30野外焼却
・ 8:30~ 9:00記事投稿
・ 9:00~10:00新聞
10:00~12:00草刈り
12:00~13:00昼食
13:00~17:30焼却準備
17:30~19:20記事下書

訪ねて来る人もなく、終日自由気ままに活動しました。

昨日の雨で地面が濡れていて風も弱いので、早朝より野外焼却をしました。

その後、ブログ記事を投稿しました。
〈たいていの場合、前日に下書きをし、翌日に最終チェックをして投稿します〉

今日は土曜日ですので、〈日経新聞の場合〉2面に渡って書評が載っていました。

とくに『半歩遅れの読書術』は、いつも楽しんで読んでいます。

午前の後半は草刈りをしました。
〈雪の少ない冬でしたので、草の伸びが例年より早いようです〉

午後は、放置してあったトガの枝葉を野外焼却場近くまで運び、それが終わると、竹やぶ跡の整頓などをしました。

朝早くから夕方まで、けっこう長い時間動き回っていました。

疲れると、青空に映える淡いピンク色の山桜(右上写真)を眺めたり、春の陽をいっぱいに浴びた鮮やかな黄色のタンポポ(右下写真)を見たりして休みました。

今、心地よい疲れの中で、一日を振り返りながらブログ記事の下書きをしているところです。

めずらしいものになりつつある灰

40日ぶりに野外焼却をしました

予報通りの微風です。

〈午前〉7時前より野外焼却を始めました。

3月1日以来の約40日ぶりの野外焼却となりました。(右写真)

で、しばらくすると小学生が、焼却場から10mほど離れた道路を通りかかりました。

低学年の男の子が、
「おお、雪や。雪が降っとる。」
と言いながら、空の方を向き、〈焼却で舞い上がって〉落ちてくる灰が顔に当たるように動き回っていました。

いっしょに登校してしていた高学年の女の子が、
「雪じゃないよ。灰だよ。」
と教えていました。

その男の子は、空から白いものが落ちてくるのがおもしろくて ” 雪 ” と言ったのか … 。

それとも、” 灰 ” のことをほんとうに知らないのか … 。

知らなくても別におかしくはないのですが … 。

【わけ】
・今ではかまどやいろりを使っている家はほとんどない。
・火鉢や練炭を使っている家もほとんどない。
・薪ストーブ、薪風呂の家も数えるほど。
・灰皿はもう過去のもの。
・野外焼却をする家は限られている。 … etc.

【余談】
昔話『花咲かじじい』が理解できるかな?

子どもだけでなく、大人の世界でも灰はめずらしいものになりつつあるようです。

近所の人が、火鉢に入れるのに灰をもらいに来たことがあります。

先日、親戚が、ジャガイモを植える人に〈風呂釜の〉灰をあげた話をしていました。

ネットでも灰が売られているようですね。

野外焼却のための防火用水を準備しました

井戸から水を汲み上げました
野外焼却のための防火用水
音が出ないように竹の節に穴を開けました

竹を伐採し、それをチップにしてからひと月以上経ちました。

当初の予定では、すでに竹チップは運び出されているはずなのですが、予定が変更になり、月末〈4月末〉まで待つことになりました。

竹チップが山積みになっているところと野外焼却場が近いので〈約7m〉、延焼が怖くて野外焼却を控えていました。

が、これ以上待つということになると、焼却物がますます溜ってきます。

※ トガ4本ぶんの枝葉をはじめ、竹やぶ伐採跡には竹の葉や小枝が重なるようにしてたくさんあります。

竹チップ事業を推進した方に、「竹チップに延焼しないのか」と確認すると、「しない」ということでした。

予報では明日は微風だそうですので、野外焼却をすることにしました。
昨日は終日雨でしたので地面もけっこう湿っています〉

井戸から水を汲み上げ、防火用水の準備もしました。(右上写真)

防火用水を入れる容器は5つ〈30ℓ1,45ℓ3,60ℓ1〉で、どれも満杯にして竹チップと野外焼却場の間に置きました。(右中写真)

なお、今回は竹も燃やしますので、音が出ないように節に穴を開けました。(右下写真)

※ 節と節の間の空気を抜くには、ドリルで穴を開ける、鋸で切れ目を入れる等、いろいろ方法があるようですが、『根切り』の取っ手の尖った先で突いていくのも効率的です。