3日前には野ウサギ、そして今日はキジ

久しぶりに薪ストーブを焚きました
恵みの雨で元気づく畑の作物

ひと月ぶりのまとまった雨です。

日射しがないせいか、寒くさえ感じます。

で、久しぶりに〈朝のみ〉薪ストーブを焚きました。(右上写真)

… 晴れ間を縫って屋外へ … とは程遠い降り方ですので、今日は屋内でじっくりと過ごしました。

窓外では、恵みの雨で元気づいた畑の作物が見られます。(右下写真)

サツマイモ、ヒマワリ、アサガオは、順調に育っています。

先日近所の人からもらったしその苗も、新しい畑に馴染んできたようです。

ただ、カボチャの葉が病気になって穴が開いているのが気になっています。

いちおう、オルトランを撒いて、ライオン乳剤を水で薄めてじょうろでかけたのですが … 。

そうそう、さっき畑近くに、キジの雄鳥がやってきました。

目の周りが赤く、胸が鮮やかな深緑 … 、 遠目で見ても目立つ美しい鳥です。
〈日本の国鳥だそうですね〉

※ デジカメで撮ったのですが、安物のために望遠が効かず、ぼやけてしまいました。
本ブログ記事に載せられないのが残念です。

また、3日前の夕方には、野ウサギもやって来ました。

3年ぶりでした。
〈以前のときの野ウサギよりふた回りほど小さかったです〉

退職してから2年と2か月余り … 、

日々花鳥風月を相手に無所属の時間を過ごしております。

竹やぶ跡のデザインは私の今後の過ごし方

掻き集めた杉の枝葉や竹の葉をフレコンバッグに入れました
木に寄りかかりながら竹やぶ跡を眺め今後どのようにデザインしていこうか考えました

明日、明後日、久しぶりにまとまった雨になりそうです。

雨上がりに野外焼却をしますので、その準備をしました。

木立に散乱している杉の枝葉や竹の葉などをレーキで掻き集め、それらをフレコンバッグに入れました。(右上写真)

そして、それを担いで、野外焼却場まで何回も往復しました。

疲れると、木に寄りかかりながら竹やぶ跡を眺め、今後どのようにデザインしていこうか考えをめぐらせました。(右下写真)

… ブルーベリーの収穫が終わったら、樹の植え替えをしようか …

… それとも、柿、イチジク、温州みかんを先に植え替えようか …

… 実のなる木を植えると、鳥やタヌキの餌になるだけかも …

… それより、地面の下にある竹の地下茎を処理することが先決なのでは …

… いや、植える部分だけ耕せば何とかなるだろう … etc.

考えているうちに楽しくなり、疲れて木に寄りかかっていることも忘れてしまいそうになりました。

他人から見れば ” たかが竹やぶ跡 ” でしょうね。

でも、私にとっては ” されど竹やぶ跡 ” です。

… 竹やぶ跡をデザインすることは、私の今後の過ごし方をデザインするに等しい …

と思っているくらいです。

竹やぶ跡がフレッシュマンの研修場所に

お客様をお迎えするために草刈りや整頓ををしました
竹チップを肥料袋に詰めて持って行きました

この4月にフレッシュマンになった方が3人、木立にいらっしゃることになりました。

竹チップを堆肥として活用するための現地研修だそうです。

実際に竹チップを鋤で掘り起こして持って行く、ということも聞きました。

で、昨日今日と、道路から竹チップを積んであるところまで車がスムーズに出入りできるように草刈りや整頓をしました。(右上写真)

午後2時ごろにいらっしゃると伺っていました。

真夏並みの日で、おまけに一日のうちでも最も暑い時間帯です。

熱中症にならないかと心配でした。

幸いにも案内人は竹やぶ跡の実情をよく知っている近所の人でしたので、2時間遅らせて〈午後4時ごろ〉みなさんを連れて来ました。

フレッシュマン3人、付添人1人、案内人を入れての5人です。

2台の車でやって来て、竹チップの真ん前に車を横付けにしました。

※ 草刈りと整頓をしておいてよかったです。

3人のフレッシュマンは簡単にあいさつを済ませると、竹やぶ跡に移動し、案内人から竹の伐採や竹チップについての説明を受けていました。

その後、竹チップを鋤で掘り起こし、使用済みの肥料袋〈全部で20袋〉に詰めていました。

近くの農業法人の倉庫まで持って行き、そこで菜種肥料と米ぬかを混ぜ合わせて堆肥にするということでした。

前途有為な溌剌としたフレッシュマンのみなさんでした。

畑をつくってしその苗を植える

近所の人からもらったしその苗
直角三角形の畑をつくる
端の方に16本の苗を植えました

近所の人からしその苗をもらいました。(右上写真)

で、それを植えるためにあわてて畑をつくりました。

野外焼却で出た灰を溜めてあったところが空き、日当たりもよいので、そこにしました。

底辺7m、高さ4mの直角三角形の畑にすることにしました。

測量機器も大きな分度器や直角三角形の定規もありません … … 。

で、『三平方の定理』を使って、直角にしました。

※ 自作の小屋を作ったときにも、基礎部分を決めるときに、『三平方の定理』を使いました。
それなりにできましたよ。

【三平方の定理を使って】
・7×7+4×4=〇×〇
・上記〇にはどんな数が入るのか?
・約8,06の数が入ります。
〈平方根の出せる電卓があると便利ですね〉
・斜辺は約8m6㎝です。

一辺がそれぞれ7m、4m、8,06mの直角三角形の頂点に杭を打ちました。(右中写真)

あとは耕して苗を植えるだけです。

が … … 、

いざ耕そうとすると、地面が固くて鍬ではまったく歯が立ちません。

つるはしを使いました。

畑の端っこの2㎡ほど耕すのに、直径25㎝はあろうかと思われる大きな石が二つも出てきました。
〈それより小さい石もザックザクと〉

もらった苗は16本ですので、狭くてもなんとか植えられました。(右下写真)

残ったところは、追い追い耕していきます。

枲〈からむし〉と苧麻〈ちょま〉は同じか

木立前に生えている苧麻〈ちょま〉

かつて高齢の方より、 ” からむし ” についての話を聞いたことがあります。

バケツに入った緑色の植物を見せながら、
「この ” からむし ” の植物繊維が、昔、着るものをつくるときに利用され、そして、栽培もされていました … … 」というような内容のものでした。

枲〈からむし〉という漢字も、そのときに知りました。

… そして、今朝 …

近所の人がやって来て、
「あそこにある ” ちょま ” しばらく切らんといてくれんか〈切らないでくれ〉。 ある人にあれ〈ちょま〉を見せながら説明したいんや … 。」
と頼まれました。

「 どれが ” ちょま ” や。」
と聞き返すと、

” ちょま ” の生えているところまで行って(右上写真)、
「これのことや。 … 昔、この植物繊維がよう使われたんや。 … で、この辺りにもよう栽培されとったんや … 。」

… … …

かつて聞いた話とあまりに似ているので、ネットで調べてみました。

【ウィキペディア】:カラムシ より
カラムシ〈苧, 枲〉は、 … … 南アジアから日本を含む東アジアまで広く分布し、、古くから植物繊維をとるために栽培されたため、文献上の別名が多く、紵〈お〉、苧麻〈ちょま〉、青苧〈あおそ〉 … … など。

からむし〈枲〉とちょま〈苧麻〉が、同じ植物であることがわかりました。

と同時に、あのバケツに入っていた緑色の植物〈〉が、自分の足許にあることも初めて知りました。

… 一つ一つが勉強ですね …