めずらしいものになりつつある灰

40日ぶりに野外焼却をしました

予報通りの微風です。

〈午前〉7時前より野外焼却を始めました。

3月1日以来の約40日ぶりの野外焼却となりました。(右写真)

で、しばらくすると小学生が、焼却場から10mほど離れた道路を通りかかりました。

低学年の男の子が、
「おお、雪や。雪が降っとる。」
と言いながら、空の方を向き、〈焼却で舞い上がって〉落ちてくる灰が顔に当たるように動き回っていました。

いっしょに登校してしていた高学年の女の子が、
「雪じゃないよ。灰だよ。」
と教えていました。

その男の子は、空から白いものが落ちてくるのがおもしろくて ” 雪 ” と言ったのか … 。

それとも、” 灰 ” のことをほんとうに知らないのか … 。

知らなくても別におかしくはないのですが … 。

【わけ】
・今ではかまどやいろりを使っている家はほとんどない。
・火鉢や練炭を使っている家もほとんどない。
・薪ストーブ、薪風呂の家も数えるほど。
・灰皿はもう過去のもの。
・野外焼却をする家は限られている。 … etc.

【余談】
昔話『花咲かじじい』が理解できるかな?

子どもだけでなく、大人の世界でも灰はめずらしいものになりつつあるようです。

近所の人が、火鉢に入れるのに灰をもらいに来たことがあります。

先日、親戚が、ジャガイモを植える人に〈風呂釜の〉灰をあげた話をしていました。

ネットでも灰が売られているようですね。

野外焼却のための防火用水を準備しました

井戸から水を汲み上げました
野外焼却のための防火用水
音が出ないように竹の節に穴を開けました

竹を伐採し、それをチップにしてからひと月以上経ちました。

当初の予定では、すでに竹チップは運び出されているはずなのですが、予定が変更になり、月末〈4月末〉まで待つことになりました。

竹チップが山積みになっているところと野外焼却場が近いので〈約7m〉、延焼が怖くて野外焼却を控えていました。

が、これ以上待つということになると、焼却物がますます溜ってきます。

※ トガ4本ぶんの枝葉をはじめ、竹やぶ伐採跡には竹の葉や小枝が重なるようにしてたくさんあります。

竹チップ事業を推進した方に、「竹チップに延焼しないのか」と確認すると、「しない」ということでした。

予報では明日は微風だそうですので、野外焼却をすることにしました。
昨日は終日雨でしたので地面もけっこう湿っています〉

井戸から水を汲み上げ、防火用水の準備もしました。(右上写真)

防火用水を入れる容器は5つ〈30ℓ1,45ℓ3,60ℓ1〉で、どれも満杯にして竹チップと野外焼却場の間に置きました。(右中写真)

なお、今回は竹も燃やしますので、音が出ないように節に穴を開けました。(右下写真)

※ 節と節の間の空気を抜くには、ドリルで穴を開ける、鋸で切れ目を入れる等、いろいろ方法があるようですが、『根切り』の取っ手の尖った先で突いていくのも効率的です。

【ヘンリ・ライクロフトの私記:ギッシング作】を思う

薪ストーブの傍らに椅子を寄せてスタンドの白熱電球を点けました
【ヘンリ・ライクロフトの私記】ギッシング作:平井正徳訳 岩波書店

予報では、冬並みの寒さでしかも終日雨だということです。

何をしようかと思案していると、町会長さんがやって来ました。

月末に予定されている春祭りや今年度の地区の諸々の行事について話し合っているうちに、お昼になっていました。

昼食の後、本屋さんに行きました。

2時間ほど出ていたでしょうか、新刊の本屋さんと古本屋さんからそれぞれ2冊ずつ本を買ってプレハブに戻って来ました。

で、さっそくそれらを読もうと、薪ストーブの傍らに椅子を寄せ、スタンドの白熱電球を点けました。(右上写真)

… … … … …

急に、〈買ってきた本ではなく、以前から本棚に置いてあった〉【ヘンリ・ライクロフトの私記】ギッシング作:平井正徳訳 岩波書店(右下写真)が読みたくなりました。

今までに三度読んでいますので、いたるところに赤線が引いてあります。

で、それらの中のあるくだりが目に留まりました。

… 錠前のかかるドア、冬の暖炉、一服のタバコ、こういったものだけが私には欠くべからざるものであった。これさえあれば、どんな汚ならしい屋根裏部屋ででも充分満足することができた。 … P42

・錠前のかかるドアのある屋根裏部屋=プレハブ
・冬の暖炉=薪ストーブ
・一服のタバコ…私も20年ほど前まで吸っていました。
・他、【ヘンリ・ライクロフトの私記】では、古本屋さんによく出入りしたこと、灯油ランプのことも書かれています。
※ 灯油ランプは、さしあたって白熱電球になるでしょうね。

定年退職後、私が現在のような生活をするにいたったのは、ギッシングの著書にも影響を受けているようです。

意識、体力があるうちに、まだ、何度か読みたいと思っています。

10年間がんばってくれた電動グラインダー

目立つ木立正面の中央にある2本の鉄柱
10年間がんばってくれた電動グラインダー

先日、木立正面のフェンスを取り払いました。

そして、道路脇の草も刈り、除草剤も撒きました。

すっきりした景観になりました、と言いたいところですが … … 。

木立正面の中央にある錆びた2本の鉄柱〈240㎝高〉が異様に目立っています。(右上写真)

※ 近所の人からも、「あの錆びた鉄の棒だけ、なんで残したんや。」と言われました。
実は、私自身もどうしようかと思案していました。

切って低くすることに決めました!

飛び散る火花の中、1本目を切り終わり、2本目にさしかかってしばらくしたときでした。

グラインダーの勢いがなくなり、音も弱々しくなってディスクの付け根辺りから白い煙が出てきました。

? ? ?

とにかくスイッチを切って、プラグを抜きました。

しばらくしてプラグを差し込み、スイッチを入れてみましたが、状況は変わらずおまけに焦げ臭いにおいまでしてきました。

※ モーターが焼けてしまったんでしょうね。

…10年ほど前に3,000円ほどで買いました…
…先日も80mに渡るフェンスの取り払いに大活躍しました…
…そして、今日は太い鉄柱を見事に切ってくれました…

…10年もの間、よくがんばってくれたグラインダー…(右下写真)

長い間ほんとうにお疲れさまでした。

用水路を浚った泥をふるいにかけて畑に

泥をふるいにかけ小石を取り除きました
小石を取り除いた泥〈砂〉を畑に入れました

先日地区の用水路を浚う区民一斉の作業がありました。

そのとき、木立正面を流れる用水路の底に溜っていた泥も道路脇に掘り上げられました。

それらの泥は見た目がよくなく、道路脇の除草の妨げにもなりましたので、所有地に運び入れ、コンクリート面に広げておきました。

ここ3日ほど晴天続きで泥も乾きましたので、ふるいにかけて小石を取り除きました。(右上写真)

※ 泥といっても元は山から流れてきた山砂ですので、乾くとサラサラの状態になり、ふるいにかけやすくなります。

小石を取り除いた後、畑に入れました。

一輪車で7杯ぶんありました。(右中写真)

あとで耕運機で掻き混ぜます。

畑の粘土質の土に山砂が混ぜ合わさると、よりよい畑になるのではないかと期待しています。

2本の初物のタケノコです

【いよいよタケノコが】

今年の春は昨年ほど暖かくないので、タケノコ掘りは4月半ばぐらいからと思っていましたが、地面から二つ顔を出しているのに気づきました。〈今日は4月8日です〉

さっそく掘り起こしました。

20㎝ぐらいの小ぶりのものですが、おいしそうです。(右下写真)

※ 3月上旬に孟宗竹をすべて伐採していますが、タケノコは出るそうです。

今年は ” 裏年 ” ですので、出ても50~60本ぐらいかなあ、と予想しています。