【ソクラテスの弁明:プラトン著】を読む

日経新聞〈2018 5.20付〉プロムナード欄
【ソクラテスの弁明・クリトン】プラトン著・久保勉訳:岩波文庫
【ソクラテスの弁明】プラトン著・納富信留訳:光文社古典新訳文庫

友人が、新聞に掲載されていた ” ポピュリズム ” について話していたのを思い出しました。

ちょうどその切り抜きがありましたので、見てみました。(右上写真)

日経新聞5月18付のプロムナード欄です。

東浩紀氏〈批評家・哲学者・小説家〉が、『ソクラテスとポピュリズム』のタイトルで、 … 彼〈ソクラテス〉は、人々が論理を選ばないことをよく知っていた。しかしそれでも論理を選び、死刑を受け入れる … … と書かれています。

【『ソクラテスの弁明・クリトン』プラトン著・久保勉訳 岩波文庫】(右中写真)を物置から引っ張り出してきました。
〈40年前に買って読まずに置いてあっただけ〉

10ページほど読みましたが、読解力が足りないのか、理解が進まず、おまけに活字も小さいので読むのを止めました。

新たに【ソクラテスの弁明:プラトン著・納富信留訳 光文社古典新訳文庫】(右下写真)を買ってきました。

読みやすかったです。〈字も大きい〉

P98より
… 〈ソクラテスに死刑の判決を投票した人々に対して〉もしあなた方が人間を殺すことで、だれかがあなた方に対して正しく生きていないと非難するのを止められると考えているのなら、それは立派な考えではありません。 …

ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)

家のブルーベリーを市販のものと食べ比べて

ネットのおかげで今年はよく採れます
左:家のブルーベリー 右:店のブルーベリー

防鳥ネットのおかげで例年になくブルーベリーが採れます。(右上写真)

2週間ほど前から二日に一回の割合で収穫をしています。

一回の収穫量はだいたいどんぶり1杯ぶんですので、もうどんぶり7杯ぶんぐらい採ったことになります。

今までに収穫したブルーベリーは、その都度家族に渡しています。〈私は試食だけ〉

私を除くと、家族は4人ですので、もう家族全員に十分に行き渡ったのではないでしょうか。

で、我が家のブルーベリーとお店に売っているものとを食べ比べてみました。

今日の収穫量はどんぶり2/3杯ぶん〈70%〉ぐらいでしたが、お店で400円強〈税込み〉で買ったものよりずっと多い量です。(右下写真)

味は、お店で買ったものの方が甘みがありました。

家のものは、お店のものより酸味が少し強めでした。〈でも、ジューシーでした … 負け惜しみ?〉

また、お店で買ったブルーベリーは粒の大きさが揃っていますが、私の家のそれは大小さまざまでした。

【反省】
・施肥が必要。
・木の剪定をする。
苗木を植えて以来、施肥、剪定を一度もしていない。
〈植えた苗木の半分が枯れてしまった〉
【結論】
こまめに世話をする。

長谷川慶太郎の4冊の著書を読む

【異形の大国を操る習近平の真意】長谷川慶太郎著:徳間書店
【2018長谷川慶太郎の対局を読む】長谷川慶太郎著:徳間書店
【世界が再び日本を見倣う日】長谷川慶太郎著:PHP
【麻雀・カラオケ。ゴルフはおやめなさい。】長谷川慶太郎著:PHP

日々花鳥風月を相手にしている身といえども、世の中の動きがまったく気にならないわけではありません。

といって、テレビ、新聞等と自分の頭だけで世界の流れを把握できるわけでもありません。

そんなときに参考になるのが、長谷川慶太郎氏〈国際エコノミスト〉の書かれたものです。

氏独特の的確な視点でとらえた世界の動きが、読む者にひしひしと伝わってきます。

… 〈共産党員に〉…資本主義自由経済 … を認めさせるには、党の指導権を習近平総書記の個人独裁の形で強権化する以外に手段はないのだ。 …
【 … 習近平の真意】(右上写真) P214より

… インフレかデフレかを決めるのは戦争と平和以外にはない。戦争ならインフレ、平和ならデフレだ。
【 … 対局を読む】(右中上写真) P153より

… 世界全体でデフレが進んでいるいま、世界の国々がデフレ先進国の日本を見習う状態となっている。
【世界が再び日本を見倣う日】(右中下写真) P179より

… 「麻雀」「カラオケ」「ゴルフ」をやめて何をすればいいのか、尋ねる人がいるだろう。それは自分で考えることである。もし、自分で考えられないようなら、ビジネスをやっていくだけの能力がないといわざるを得ない。 …
【麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい。】(右下写真) P131より

2018長谷川慶太郎の大局を読む   世界が再び日本を見倣う日 「トランプ砲」は恐れる必要なし   麻雀・カラオケ・ゴルフは、おやめなさい。―これからの日本経済とサラリーマンの戦略

何でも『歳のせい』にしてはいけませんね

過去に少なくとも2回は読んでいるのに
【定年と読書】鷲田小彌太著:文芸社文庫
電子辞書は大丈夫でした

高温多湿の中、めいっぱい野外作業をしたらすっかりバテてしまいました。
〈歳のせいか?〉

本を読むことにしました。

で、ページを開くと過去に少なくとも2回は読んでいるのに、ほとんど記憶がありません。(右上写真)〈これも歳のせいか?〉

※ ボールペンで引いた赤線と赤鉛筆で引いた赤線がありましたので、少なくとも2回は読んでいます。

読んだのは、【定年と読書:鷲田小彌太著 文芸社文庫】(右中写真)です。

P252~253より
… 書くものがある、と思うのと、書くことができる、との間には、簡単に越せない溝がある、 … … 書いてみてはじめて自分の読解力の程度が判明するのである。頭の中ではわかっているが、うまく表現できないというのは、わかっていない証左であるのだ。 …

… 私にとって痛い言葉でした …

気分転換にアイスコーヒーを飲もうと、コップに入れたまではよかったのですが、直後にそのコップを倒してしまいました。
〈またしても歳のせいか?〉

幸いにもパソコンのキーボードにも、電子辞書にもコーヒーがかぶることはありませんでした。(右下写真)

何でも『歳のせい』にしてはいけませんね。

【文庫】 定年と読書 知的生き方をめざす発想と方法 (文芸社文庫)

素足にサンダルを引っ掛けて歩ける木立に

今日枯れ草等を取り除いた箇所
集めた枯れ草等は2箇所に分けて積み上げる
腐食した倒木〈縦にしてある丸太〉

” スーツを着て革靴で歩けるような木立にできればいいな ”

木立を所有することになった5年前に、地域のある人が言った言葉です。

退職してからはスーツも革靴も身に付けることはありませんので、今は ” 素足にサンダルを引っ掛けて歩けるような木立 ” が目標です。

で、今日も木立の中の枯れ草等を取り除きました。(右上写真)

取り除いた枯れ草等は、野外焼却用ドラム缶近くに2箇所に分けて積み上げました。(右中上写真)

※ 雨天の予報が出ていますので、ビニルシートを被せ、雨上がりに焼却する予定です。
2箇所に小分けしてあると、焼却中万一火が燃え移るようなことがあっても、被害が少なくて済みます。〈幸いにも今までにそのようなことは一度もありませんが … 〉

木立の中には、腐食して薪にもならないような倒木もあり、機会があるごとに運び出して〈燃えやすくするために〉天日干しにしています。(右中下写真)

” 素足にサンダルを引っ掛けて歩けるような木立 ” にはまだほど遠い状態ですが、こまめに手入れをして一歩一歩近づいていきたいと思っています。