化学素材の混じっている畳は薪にできない

畳の裏 黒っぽい部分はシロアリに喰われたところです
わらを束ねるのに使われているのはナイロン製の糸のようです
畳の縁に使われている繊維も化学繊維のようです

自宅の修理に伴い不要になった畳を調べました。
〈薪ストーブの燃料にするため〉

畳裏の縁の部分がかなりシロアリに喰われています。(右上写真)

しかし、シロアリに喰われた部分をよく見ると、ワラは喰われているけれど、ワラを束ねてある糸は喰われていません。

それで、糸だけを畳から切り離して、引っ張ったり触ったりして調べてみました。

魚釣りのときに使うナイロン製の水糸とよく似ています。(右中写真)

どうも自然にある麻や綿の糸とは違うようです。

※ ネットでは、畳の素材にもいろいろあるように言っています。
家で使っていた畳には、自然でないものが混じっているようです。

畳の縁に使われている布も調べてみました。

見ただけではわからないので、これまた切り取って、細かく切り裂いたりねじったりしてみました。

化学繊維のような気がします。(右下写真)

※ ネットには、『畳縁は化学繊維、綿、麻、絹などの素材でできています』とあります。
畳は60年近く前のものですが、畳表を一度張り替えています。
そのときに、化学繊維の布に替えたことも考えられます。

ワラを束ねている糸及び畳縁の布の素材により、畳を薪ストーブの燃料にしないことにしました。

処分場に出します。

人も道具もみんな歳をとって終わっていく

親戚〈高齢者夫婦〉のところへ行きました。

旧正月を控え、もちつきの手伝いです。
〈手伝いは初めてです。それだけ時間に余裕ができたということですね。〉

せいろ〈もち米を蒸す器〉で蒸されたもち米をもちつき機に入れたり、釜に薪をくべたりしました。

※ もちつきといっても、臼や杵を使うわけではありません。
私のところでは、もちつき機を使っても、” もちつき ” と言う場合があります。

全部で15臼〈1臼は1升4合とのこと〉ほどつきました。

正午までかかりました。

蒸されたもち米をもちつき機に移そうとせいろを持ち上げたときでした。

持ち上げたひょうしに、底が抜けてゴッソリもち米が下に落ちてしまったのです。

せいろの底を支えていた棒が折れたようです。

「せいろ、がた来とるな。わしら〈夫婦のこと〉といっしょや。もちつきもこんで〈今年で〉最後や!」ということでした。

確かにどのせいろもいつ壊れるかわからないようなものばかりです。

せいろの一番下に敷く板も、一番上に乗せる板もがたがたです。

おまけにお湯を沸かす釜にも大きなひびが入っています。

… もちつきに関わった人も道具も長い間ほんとうにお疲れさまでした …

最後のもちつきに微力ながら〈一臼ぶん落としたので微力以下かも?〉手伝いができたことをうれしく思っています。

今まではもらう一方だったので、少しお返しができたかも … 。

… 一つ一つ終わっていく …

一抹の寂しさも感じました。

倒れて雪に埋まったマツを見て感じたこと

昨日の暴風で倒れた立ち枯れしていたマツ

朝、父を病院まで送って行きました。
明後日まで入院です。

その後、親戚〈高齢者夫婦〉と買い物に行きました。
いつものごとく運転係として。

スーパーの駐車場に着き、凍結した道路で転ばないかと心配していると、車から降りてさっさと宝くじを買いに行ってしまいました。

それなのに蛍光灯の交換はできないというのですから … 。
※ 私の方で蛍光灯と蛍光管の交換をしました。
今後の交換の手間を省くために、高価でしたが、長持ちする蛍光灯を買いました。

いつもの居場所に帰って来たのは、午後でした。

昨日の暴風で倒れたマツを見に行きました。
立ち枯れしていたマツの中でも一番大きいものです。(右上写真)
地面から6mほどのところで見事に折れています。
昨日、屋内で作業をしているとき、暴風の音とともにバーンという凄まじい音がしました。
窓の外を見ると、木が倒れた様子でした。
猛吹雪で危険でしたので、傍まで見に行かなかったのですが … 。

いま倒れて雪に埋もれているマツも、かつては胸高の直径約35cm、高さ20m、青々とした葉をたくさん付けた堂々たるものでした。

午前中、高齢者ばかりといたせいか、重ねて見てしまいました。

廃材を台付き丸ノコと鉈で薪にする

自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた廃材 杉板(左) 角材(右)
ほとんどの角材にはたくさんの釘が付いています
台付き丸ノコで45cm長に切っていきました

廃材を薪にしました。
〈廃材…自宅の仏間と座敷の修理に伴い出てきた杉板と角材〉(右上写真)

まず、角材の方からはじめました。

角材は、畳の下に敷いてあった杉板を支えるために使われていたものです。

杉板がずれないようにとたくさんの釘が打たれたようです。(右中写真)

釘を抜くためにバールを使いましたが、抜くことができた釘は1割ぐらいでした。

残りの9割は腐食がひどく〈60年近く湿気の多い縁の下にあったので〉、バールをあてがって抜こうとすると、釘の頭が崩れてしまい、抜くことができませんでした。

出っ張った釘が手に引っかかったりするとけがをしますので、金づちで叩いて打ち込みました。

あとは、台付き丸ノコで45cm長に切っていきました。〈釘のある箇所は丸ノコの刃が当たらないようにして〉

次に、杉板に取りかかりました。

杉板には釘はほとんど付いていませんでした。

60枚ほどありましたが、次から次へと丸ノコで45cm長に切っていきました。(右下写真)

ただ幅が20cmぐらいあり、それではストーブの焚口に入りませんので、鉈で順に真っ二つに割っていきました。

竹の焼却は湿気の多い冬のうちにしたい

先日より伐採したままになっていた竹を作業小屋の傍に運んできました
木立の中に積んであった竹も運び出しました

積雪の予報が出ました。

積雪が20cmを越えると、木立の中を行ったり来たりするのは困難です。〈余程のことがない限り木立の中には入りません〉

でも、作業小屋に近いところなら、少々の雪でもそれを除けて作業をすることができます。

それで、先日より伐採したままになっていた真竹を木立の中から小屋の傍に運んできました。(右上写真)

枝を落とし、棹は菜園の棚の材料として使う予定です。

落とした枝葉は焼却します。

※ 竹は、燃やすと大きな炎が出ます。
できれば〈日本海側ですので〉空気が湿っている冬のうちに焼却したいと思っています。
また、周り一面が雪だと延焼の心配もありません。

で、少々の雪でも作業ができるようにと、慌てて真竹を運んだという次第です。

また、数年前に伐採し、木立の中に積んであった竹も運び出しました。〈それらも焼却の予定〉(右下写真)

午前中に真竹を運び終え、午後木立の中から竹を運び出している最中に雨が降り出しました。

もう30分降り出すのが遅ければ、全部運び出すことができたのに … 。

あと一歩のところで雨が降ってきたという感じでした。