野外焼却は空気の乾燥が少ない冬のうちに

今日焼却予定の木の葉です うっすらと雪が被っています
火力を強くするために燃やす竹も雪を被っています
生木の木の葉は白い煙がよく出ます

先日からたくさんの木を伐採しています。

それら伐採した木から葉を順に切り離して焼却している最中です。

今日焼却予定の木の葉にうっすらと雪が被っています。(右上写真)

濡れていますので、焼却に手間取るかもしれません。

火力を強めるために、抱き合わせにして燃やす竹も雪を被っています。(右中写真)

燃えやすくなるように、2本の竹を順に50cm長に切っていって、それぞれを鉈で真っ二つに割り、細かくしました。

そして、それらを乾いた杉の葉〈以前に集めておいたもの〉といっしょに燃やして焚き付けとしました。

そこに雪を払った竹を乗せると、何とか燃え始めてくれました。

ある程度火力がついてきましたので、切り離した木の葉を放り込みました。

白い煙をいっぱい出しながら燃え始めました。(右下写真)

3時間ほどで野外焼却を終えました。

切り離した木の葉はまだたくさん残っています。

私の住んでいる日本海側は、太平洋側と違い、冬降水量が多く、空気も湿りがちです。

それで、できれば冬のうちに〈空気が乾燥し出す3月半ばまでに〉木の葉の焼却を終えたいと考えています。

【待機場所】【控室】としても使える自作の小屋

退職後自作した小屋
濡れた防寒帽も気軽に干せます
軍手、袖抜き、作業用前掛け等も気軽に置けます 暖房もあります

外気温は4℃でも、靴下を2枚履き、耳当ての付いた防寒帽を被ればだいたいの野外作業はできます。

問題は、雨です。

寒い時期の雨はもうお手上げです。

でも、雪が降るまでにしておかなければならないことがたくさんありますので、晴れ間を縫って、外で作業をしています。

… 晴れれば小屋から外に出て作業をし、降ったら小屋に入る …
とくに昨日今日はその繰り返しです。

…繰り返しができるわけ…

地べたにコンクリート板を敷いた小屋があるからです。(右上写真)
まず、小屋に出入りするのに、一々長靴を履いたり脱いだりする必要はありません。
少々の泥が付いていても全く気になりません。
また、しずくが落ちるような濡れた帽子も、床の汚れを気にすることなく〈コンクリート板ですから〉その辺の空いているところに気軽に干せます。(右中写真)
軍手、袖抜き、作業用前掛けも同様です。
寒ければストーブも焚けます。(右下写真)
晴れたら、脱いだものをサッと身に付けて出るだけです。

以前はプレハブしかありませんでしたので、そうはいきませんでした。
一度全部脱いでプレハブ〈足元は板の床〉に入ってドカッと座ってしまうと、たとえ晴れても、もう一度外へ出て作業をしようという意欲は湧きません。

はじめは、物置及び作業小屋として作った小屋でした。
しかし、昨日今日の出入りの繰り返しにより、【待機場所】あるいは【控室】としての役割もあることがわかりました。

退職後に自作した小屋、とても便利です。

焦げもなく芯もない飯盒のご飯を目指して

電子レンジ用炊飯器
沸騰して飯盒の蓋が上がってきました
焦がさないで何とか炊けました でも少し芯が

居場所でご飯を炊くとき、以前は電子レンジ用炊飯器を使っていました。(右上写真)

研いでおいた米を、7分間電子レンジで温めるだけでご飯になりました。

確かにご飯になるのですが、味や柔らかさに違和感がありました。

そのように感じるのは私だけかもしれませんが…。

… 薪ストーブを焚く時期になったら飯盒でご飯を炊こう … と、前々から考えていました。

それで、先日飯盒でご飯を炊いてみました。

飯盒でご飯を炊いたことがなく、ネットで調べ、何はともあれ炊いてみました。

見事に焦げました。

… でも、おいしい! … たとえ焦げても飯盒のご飯が食べたい! …

もう決まりです。

【私の使っている飯盒】
丸型のもので、3年ほど前にホームセンターで2,000円ぐらいで買いました。

今日も飯盒でご飯を炊いてみました。〈2回目〉

薪ストーブの上に乗せ、しばらくしますと沸騰し、蓋が上がってきました。(右中写真)
重しで蓋を押さえて4分ほどそのままにしておき、ストーブから降ろした後は5分ほど蒸らしました。
蓋を開けると、湯気が立ち上り、ふっくらと炊きあがったご飯が見えました。
前回の反省を踏まえて炊いたので、今日は焦げていません。
正真正銘の白米です。
茶碗に盛り付けました。(右下写真)
今日のご飯、見た目はとてもよかったのですが、少し芯がありました。

【反省】
1 ストーブから降ろすのが早過ぎた。
2 中蓋を付けたまま炊いてしまった。
3 蒸らすとき、飯盒をさかさまにしなかった。

焦げがなく、芯もないご飯を目指します。

モチノキを薪以外に活用できないか?

伐採したモチノキ
90cm長に玉切りにしたモチノキ
太めの枝は薪に

伐採した木の中にモチノキが1本あります。

胸高直径約30cm、高さ10mほどの堂々とした木でした。(右上写真)

根元から3mほどの高さのところで二股に分かれ、それぞれの幹からたくさんの枝葉が出ていました。

夏の緑陰となっていました。
〈小径をつくるために伐採〉

今日は、その二股に分かれた片方だけ、玉切りにしたり、薪にしたりしました。

二股に分かれているといっても、幹の太さは直径20cmほどあります。

いっぺんに薪にできませんので、とりあえず90cm長の玉切りにしました。(右中写真)

枝については、直径4cmを超えるようなものを45cm長に切って薪にすることにしました。(右下写真)

作業を終えた後、
… せっかくのモチノキ、無理して薪にしなくてもいいのではないか … 薪は杉の木で十分に足りているではないか …
というような考えが頭に浮かんできました。

そこで、モチノキについて調べてみました。

… 海岸近くの丘陵地や山地に自生し、庭木や公園樹として植栽される。樹皮からは鳥もちがとれ、材はかたく緻密で、ろくろ細工や櫛、印材などに利用される。 …
【樹皮・葉でわかる樹木図鑑:成美堂出版】 P191より

モチノキをどうするかについては、しばらく考えることにします。

 

みなさんからの声かけを大事にしていきたい

伐採を褒められました
電線の方に傾いている3本の杉(右側の3本)

野外焼却をしていると、地域の年配の方がいらっしゃいました。

「精でるな。風も無いし、いい日や。 … ところで、あの木伐ったがあんたか?」
返事をすると、
「大したもんや。方向も揃とるし、切り口もなかなかのもんや。」
と、お褒めの言葉をいただきました。(右上写真)
「あの電線とこへ傾いとる3本の木、いつ伐るがや? ちょっと難しいなあ。 … ロープ2本つこうた〈使った〉方がいいかもしれんなあ。 … 業者に頼むと、倒すだけで4,5万や … 。 まあ、けがせんようにして、ボチボチやれや … 。」(右中写真)
など、10分ほど話をされて帰られました。

木立で作業をしていると、地域の方からよく声をかけられます。

時たま、今日のように近くまで来て話をされる方もいらっしゃいます。

今回はたまたま褒められましたが、みなさんから貴重なご意見やアドバイスをいただくことも多々あります。

私の場合、退職後は、以前の仕事と全く違うことをしていますので、みなさんがおっしゃることが作業を進める上でとても参考になっています。

また、一人でいることの多い自分にとって、声かけをされることは大きな励みにもなっています。

感謝しています。