武田邦彦・内田樹・小池龍之介・野口悠紀雄を読む

【「老人」のウソ】武田邦彦著:産経新聞出版
【農業を株式会社化するという無理】内田樹 藤山浩 宇根豊 平川克美著:家の光協会
【しない生活】小池龍之介著:幻冬舎新書
【「超」独学法】野口悠紀雄著:角川新書

最近本を読んで印象に残った言葉を紹介します。

… 寿命とは本来、病気によってもたらされるわけではありません。社会の中で、存在する理由がなくなると、” 死のスイッチ ” が入るのです。 …
【「老人」のウソ】武田邦彦著:産経新聞出版(右上写真) P74より

… 戦争があっても、テロがあっても、天変地異があっても、何があっても食料を自給できること。外国からの輸入に頼らなくても、とりあえず何年間かは生き延びてゆけるような自給自足体制を構築すること。それが最優先です。 …
【農業を株式会社化するという無理】内田樹 藤山浩 宇根豊 平川克美著:家の光協会(右中上写真) P12より

… 心なんて、かくもあっさり体に翻弄される。ですから、仏教では、「心を保つ」という難題に取り組む前のステップとして、、まずは「体を保つ」ことから始めるものなのです。 …
【しない生活】小池龍之介著:幻冬舎新書(右中下写真) P111より

… 1日に一度も検索を行うことがないというのであれば、その人の知的生活には問題がある。真剣に考え直すべきだ。外から来る情報に受け身に対応しているだけであり、自分から学ぼうとする意識がないことの反映だからだ。 …
【「超」独学法】野口悠紀雄著:角川新書(右下写真) P201~202より

科学者が解く 「老人」のウソ   「農業を株式会社化する」という無理 これからの農業論   しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)   「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ (角川新書)

井戸と水中ポンプを重宝しています

春の頃と比べ水位が約0,6m下がっています
井戸水の汲み上げに使用している水中ポンプ
50mほどのホース〈径15㎜〉で水を引いてもそれなりの水圧があります

一週間ぶりに井戸のふたを開けると、水位が以前より下がっていました。

春に3,1mあった水深(右上写真)が、一週間前には2,75m、そして、今日は2,5mと少しずつ浅くなっています。

でも、
… 7月中頃から一か月の間、雨がほとんど降らなく、おまけに猛暑 …
という天候を考慮すると、それほど井戸水は 減っていないとも考えられます。

で、一週間に500ℓずつ汲み上げるぐらいなら、井戸枯れの心配はないと判断しました。

今日も井戸水を汲み上げました。

【使っている水中ポンプ】
鶴見製作所製のFP-15Sという製品です。
家庭用の100V電源で150Wの出力があります。
春先に近くのホームセンターで12,000円〈税込み〉ほどで購入しました。(右中写真)

※ 購入以前はエンジンポンプを使っていたのですが、エンジン音が大きく、隣家に迷惑がかかると思い、使うのを止めました。

50mほどのホース〈径15㎜〉で水を引っぱってもそれなりの水圧があり〈右下写真〉、とくに不便はありません。

… 井戸と水中ポンプ … 重宝しています。

新聞の切り抜きをノートに貼って20年 2

物置にある【綴】ノート
スタート時のノートと今使っているノート
スタート時の【綴】ノートから
最近の【農林】ノートから

前回の続きです。

20年ほど貼り続けていますので、【綴】【読書案内】【農林】それぞれのノートを合わせると300冊前後になります。(右上・右中上写真)

※ 【綴】【読書案内】【農林】の詳細につきましては、4.12付及び前回のブログをご覧ください。

スタート時の【綴】ノート(右中上写真)を開きますと『若き定年者に学ぶ転身術』の文字が目に入り、
… 定年後も働く必要のある高齢者の中では「初心」「謙虚」は欠かせぬキーワードとなるだろう。 1999 2.28付 日経(右中下写真) … とありました。〈今でも十分通用する内容です〉

最近の【農林】ノートからは、『山林放置の危うさ』のタイトルで、 … 現実にはいま、林業で生活は成り立たない … 薪ストーブの燃料を自分で調達したいといった趣味がきっかけでもいい。山林に興味を持つ人を増やすことから山を健全に保ち云々 2018 7.23付 日経(右下写真)  … とあります。〈その通りです〉

というふうに読み返したり、赤線を引いてある箇所を見たりするだけでも、そのとき自分が抱いていた考えや関心事が蘇ってきます。

20年ほど毎日のように切り貼りし、〈とくに私の場合は〉赤線を引いてあるので、加藤氏のいう ” 蓄積 ” に当てはまると思っています。

” 蓄積 ” されたノート …

単に過去を懐かしむだけでなく、未来を意義あるものにするための糧にもしたいと思っている今日この頃です。

新聞の切り抜きをノートに貼って20年 1

【生きがいの周辺】加藤秀俊著:文春文庫
新聞の切り抜きを貼ったノート【綴】〈第1号?〉
現在の【綴り】ノートの見開き 左:『私の履歴書』 右:『文化欄』
新聞の切り抜きを貼ったノート【農林】

… 蓄積は貴い。能力の蓄積、知識・技術の蓄積、そして、情報の蓄積、― それらは、それじたい、価値がある。そして、実用的価値もある。しかしだいじなことは、その蓄積をじぶんの力でつくるということである。自分でつみ上げていくことである。出来合いのもので簡便に間にあわせるのでなく、コツコツと蓄積していくこと ー そのプロセスが貴重なのだ、とわたしは思う。 …
【生きがいの周辺:加藤秀俊著 文春文庫】(右上写真) P126~127より

ここ20年ほど新聞の切り抜きを蓄積しています。
〈その理由につきましては、4月12付のブログをご覧ください〉

そして、無くさないようにそれらをノート〈A4判〉に貼っています。

スタート時は、ノートのタイトルを 【綴】(右中上写真)とし、その名の通り切り抜いたものを次から次へと順に綴って〈貼って〉いました。

しかし、使い勝手をよくするためにあるときから、【綴】【読書案内】【農林】のそれぞれのタイトルをつけた3冊のノートに分けて貼ることにしました。

【綴】
現在見開き左ページには『私の履歴書』、右ページには『文化欄』を貼っています。(右中下写真)

【読書案内】
前述『4.12ブログ』参照

【農林】(右下写真)
上記以外の切り抜き〈主に農林関係の記事〉を貼っています。

※ 切り抜きのほとんどは、日経新聞からのものです。

急に何かあった場合親戚をよろしくお願いします

水をかけ ブラシでそうじ
コンクリートの間から草が
最後に花を供えてお参りをしました

親戚〈高齢者夫婦:主は90歳〉の墓そうじの手伝いに行ってきました。

その墓は、集落から少し離れた山の中にあります。

以前行ったときには、墓の周りの地面がイノシシにズタズタに荒らされていました。

ミミズを食べるためにイノシシが地面を掘り返すということでした。

でも、今年は晴天続きで地面が乾いているせいか、ミミズもいなく、イノシシも来ないのだそうです。

墓に上り、バケツで水をかけながらブラシで墓石をこすりました。(右上写真)

※ 歳をとると、墓に上るのはとても危険です。
それ以前に山の中にある墓まで歩いて行けないのです。
結局誰かがいっしょに行って手伝うということになります。
その ” 誰か ” がいればまだいいのですが、いない場合は、” 放置された墓 ” になってしまいます。

墓から降りると、今度はコンクリートの間から伸びている草を取り除きました。(右中写真)

小一時間ほどでそうじを終わり、花を供えてお参りをしました。(右下写真)

墓を後にするとき、〈私たちの後に墓そうじに来ていた〉同級生に今までになく ” ていねいに ” あいさつをしました。

… 親戚に急に何かあった場合、よろしくお願いします … という気持ちを込めて。