居場所がプレハブで単管・波板の小屋のわけ 2

今年自作した小屋の下部 縦60cm 横30cm 厚さ6cm のコンクリート板48枚を敷いて床とする

今回は、小屋の床についての思いをお伝えします。

床も解体時のことを考え、コンクリートは避けました。
〈コンクリートの解体・処分については、坪3,5万円ほどかかるそうです〉

そこで、コンクリート板を敷くことにしました。
〈コンクリート板なら、不要になったとき転用が効きます。人に譲るこもできます〉

縦60cm、横30cm、厚さ6cmのコンクリート板48枚を敷いて床としました。(右上写真)

砂の量を調整しながら、その上に、コンクリート板を平らになるように順に敷いていきました。

一枚の板の重さが重い(25㎏?)ので疲れました。
できれば二人で作業できるといいですね。

ちなみに1枚の値段は、850円ほどでした。

やはり土間よりコンクリート板の方がずっと使い勝手がいいですね。
ときたま板と板の間から草が生えてきますが、引き抜けばとくに問題はありません。

家族が食事をしたり寝起きしたりする住居は、専門の大工さんに建ててもらう必要があります。

しかし、物を置いたり日中作業をしたりする程度なら、中古のプレハブや自作の小屋で十分だと思います。
〈もちろん安全と地域の景観を損ねないような配慮はしなければなりません〉

 

 

居場所がプレハブで単管・波板の小屋のわけ 1

【現在の居場所】 右の小屋は3年前に、左の小屋は今年自作
はじめはこのプレハブだけだった

右上写真は、私の日中の居場所です。ここを拠点に諸々の活動をして・おります。

右下写真は、現在の居場所の3年前の様子です。
はじめはプレハブだけでした。周りの約5,000㎡の木立を手入れするための道具を入れる物置として置きました。

プレハブ一つだけでは使い勝手が悪いので、単管と波板で簡単な小屋をプレハブにくっ付けて作りました。3年前と今年、二つの小屋(右上写真)を自作しました。

… どうしてプレハブなのか?  …

・安く購入でき、固定資産税もかからない。
・不要になったら、撤去すればよい。〈解体費が不要、撤去費はかかる〉
・よほどひどい状態でなければ、欲しい人に譲ることもできる。

… どうして、単管・波板による自作の小屋なのか? …
・安くできる。〈材料費だけ〉
・解体するときは、スパナや電動ドライバーなど簡単な工具で素人でもできる。
〈解体費が不要〉
・単管は転用が効き、欲しい人に譲ることができる。
・波板は自分でゴミ処理場に持って行けばよい。
・タル木は薪ストーブの燃料に。

5,000㎡の田舎の価値がないに等しい土地〈地目:山林〉 … 。

将来私が手入れができなくなったとき、どうなるのでしょう?

そのとき、誰かに譲るとなれば、下手に建物がある土地より更地の方がよいのです。

そのためのプレハブ、単管、波板なのです。

 

 

 

 

窓とドアをネット通販で買いました

インターネットで購入した窓

9月8日付の日経新聞に、

… トイザラス破産申請検討か …
の見出しで、トイザラスだけでなく、衣料品チェーン大手のギャップなどの小売店も悪戦苦闘している記事が載っていました。
その背景には、ネット通販の成長があるということです。
衣類や家電のネット通販の比率は、米国が7%、中国が15%、日本では5%だそうです。

実際、妻や子どもの様子を見るに、衣類や健康水などけっこう通販を利用しているようです。
私自身は、ブルックスのドリップコーヒーを買うときにいつも利用しています。

最近、作業小屋をつくるときに、アルミサッシの窓(右上写真)の購入にネット通販を利用しました。

近くのホームセンターでは窓を扱っていなく、窓に詳しい店員さんも見当たりません。
顔見知りのガラス屋さんに相談することもできたのですが、何しろ田舎ですので、購入を前提とした話になります。
無収入の身で、高くついたら困ります。
それで、他の購入方法を考えることにしました。
解体家屋では、窓は外しても、窓枠は家屋に付いたまま壊されることも聞きました。〈窓だけあっても、窓枠がないと小屋に付けられません〉
結局、ネット通販で購入することにしました。

ネットでは、窓を扱うお店がたくさんあり、種類も多く、値段、送料などについても容易に比較できます。

そして、大きくて重たいアルミサッシの窓2つと開閉ドア2つを、作業現場まで持って来てもらいました。 …

確かに便利です。

ネット通販の成長と小売店の苦闘 …… 。 難しい問題ですね。

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農人日記〈秋山豊寛著〉を読んで

農人日記:秋山豊寛 新潮社

仕事をする上で、仕事に関係するみなさんの顔と名前を覚えることは、基本中の基本です。

退職後、私が日々相手にしているのは主に花鳥風月です。
残念ながら花鳥風月それぞれの顔と名前がほとんどわかりません。
そんことでは花鳥風月との関係がうまくいかないのでは、と心配でした。

そんな折、秋山豊寛氏の書かれた農人日記(のうじんにっき)【新潮社】を読みました。

P.4に次のようにあります。

… この日記は、謂ゆる田舎暮らしにかかわる人間関係というか、農村社会の現状の記録というよりも、商品作物として栽培を始めた椎茸を含めて、稲、麦、蕎麦、雑穀を始め各種野菜や天候、野生動物の活動などについてのメモが中心になりました …

椎茸をはじめ稲や各種野菜、野生動物など、それらの特徴や生態について具体的にとてもわかりやすく書かれています。

秋山氏が植物や動物などを深く理解し、それらに真剣に関わっていこうという姿勢がひしひしと伝わってきます。

とくに植物や動物など、それら一つ一つを個別の名前でていねいに呼んでいるところに感じます。

氏の日記にざっと目を通しても、
… 薊(あざみ)、葛、夏ツバキ、辛夷(こぶし)、海棠(かいどう)、花梨(かりん)、満作(まんさく)、水木、オイカワ、落葉松(カラマツ)、欅(ケヤキ)、柏、ナラ、頬白(ほおじろ)、鶺鴒(セキレイ)、ヘビトンボ、トビゲラ、 … 等々
があげられます。

単に ” 花 ” ” 木 ” ” 鳥 ” ではないのです。

私の目下の相手は、花鳥風月です。顔と名前を覚えて良好な関係を保っていきたいと思っています。

農人日記

野外焼却しているものを一つでも活用できないか?

刈り集めた草が濡れないようにビニルシートを
木屑、木の皮 何か使い道はないのかな

予報によりますと、雨は今晩に上がり、明日は晴れるようです。
風も、無風に近いようです。

… 飛び火の心配? 延焼の心配? 近隣への迷惑? どれも大丈夫そうです。 …

明日は、野外焼却をすることにしました。

先日、薪づくり、草刈りをしました。

それで、木屑、木の皮、刈り取った草や竹などがかなり溜っています。(右上・右下写真)

刈り取った草や木屑などは、野外に設置してある台の上に並べて乾かすようにしています。

雨が降りそうになると、ビニルシートを被せたり、屋内に入れたりして濡れないようにします。
焼却のときに燃えやすく、煙が出ないようにするためです。

野外焼却のときにいつも思うのは、… もったいないなあ … ということです。

木屑や木の皮は、乾かせば、かまどやストーブの焚き付けに十分に使えます。
細かくすれば、りっぱな肥やしになると思います。
刈り取った草は、これまた肥料として十分使えます。
このように頭で考えるだけなら、使い道がいくつも浮かんできます。

しかし、現実問題となりますと … … 。

それらのものを一つでも宝物にしていくことが、退職後の生活の課題の一つかな、と思っています。