定年退職後の居場所の確保

以前のプレハブ内の様子

定年退職後の時間を主にどこで過ごすのか?
… 定年退職後、家にゴロゴロしていると妻に嫌がられて … というようなことをよく見聞きします。

私の場合は、妻がまだ勤めに出ていますので、今のところそのような心配はないのですが … 。

でも、自宅には、両親が健在です。両親には慣れた環境の中で、つまり今まで通り二人で日中家で過ごすのが最良だと思っています。
妻と子どもは、日中は勤めに出ています。

残るは、私です。日中行くところがありません。

現在のプレハブ内の様子

そこで、前回のブログ『今後のブログの内容 の概要について』で紹介したプレハブを日中の居場所としています。〈このことについては、定年を迎える3年ほど前から考えていました。〉

で、以前は、そのプレハブを主に工具、農具等の物置として使っていました。(右上写真)
退職と同時にそれらの工具や農具等を整理し、代わりに机やパソコンをプレハブ内の中心に据え、日中の居場所となるようにしました。(右下写真)
〈電気、電話、インターネットは3年前に引きました。… このようなことは現役の金銭的に余力のあるうちにしておいた方がいいですね。〉

もともと住居ではなく、木立の手入れをするための物置としてプレハブを置いてあっただけなので、水道はありません。そこで、毎日家を出るときに、18ℓのポリ容器に水を入れて持って行きます。
昼食は、電子レンジでご飯を炊いたり、カセットコンロで簡単なおかずを作ったりしています。パン、ラーメン、焼きそばなどを食べることもあります。〈朝食、夕食をしっかりとっていれば、それで十分です。〉

定年前は、朝の7時ごろ家を出て、夜の9時ごろまで職場にいました。
定年後は、朝の7時ごろ家を出て、夜の7時30分ごろまでこのプレハブを中心に活動しています。
プレハブが今の日中の私の居場所です。〈けっこう快適です〉

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定年退職後の健康維持

日誌の表紙 A4版大学ノート

退職してからの生活のリズムは?

起床時刻は午前5時ごろ、就寝時刻は午後10時ごろです。
退職後勤めがなくなりましたので、1時間ほど早く床に就くことができるようになりました。そのぶん睡眠時間も1時間多くなり、体も快調です。
私の場合、7時間の睡眠時間が体にマッチしているようです。

退職後は好きな時刻に寝起きしてもよかったのですが、
「1度きりの人生! もったいない!」
「いつまでも元気で好きなことをしたい!」
という強い思いがあり、健康の大本とも言える生活のリズムを崩さないようにしています。

日誌の中のある1ページ

また、日中の活動を充実したものにするために、その一方策として日誌をつけています。
右下写真のように、1ページに4日ぶん書いています。
内容は、月日、曜日、天気、どの時間帯に何をしたか、というような簡単なものです。
パソコンに打ち込む方法もありますが、情けないことに漢字が段々書けなくなってきています〈退職してからがとくにひどい。字を書く機会がほとんどない。〉ので、少しでも書く機会を多くするために手書きで作成しています。

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今後のブログの内容の概要について

右の写真は、今年の4月から1日の大半を過ごしている場所です。自宅から500mほどのところにあります。
無所属の時間に身を置く私の本拠地です。写真の右下あたりに白っぽいプレハブがありますが、その中でこのブログを書いています。

さて、前々回のブログ『はじめまして』のところで書きましたように、私にはやりたいことがたくさんあります。それらを大まかに分けますと、
① 植物との関わり (樹木・竹の伐採、草刈り、野菜・果樹の世話
…等)
② ものづくり   (物置づくり、工作、薪づくり …等)
③ 読む・書く・聞く(読書、映画、テレビ、ラジオ、音楽鑑賞
…等)
④ 釣り
⑤ 健康について
となります。

カテゴリーも上記①~⑤の項目名で設定し、今後ブログを発信していく予定です。

※ ブログについては、一昨日より発信していますが、残念ながらワードプレスのセッティングに悪戦苦闘しております。プロフィールの入れ方についても勉強中です。そのうちに入れます。(言い訳:仕事に就いているときは、ほとんど文書しか打っていませんでした。パソコンに関わる難しいことは、若い方にお任せしていました。感謝すると同時に深く反省しております。) 

幸いにも時間がありますので、ブログの発信と並行して、みなさんの目を楽しませるようなデザインに変えていきたいと思っています。

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サイトのタイトル『無所属の時間』について

サイトのタイトル〚無所属の時間〛を決めた経緯について話します。

〚無所属の時間〛というタイトルの文庫本があります。山本七平氏が書いた50近い随想が収められ、1988年にPHP 文庫より出版されています。私はその本を買った後、興味のあるいくつかの随想を読んだだけでずっと物置の本棚に置いてありました。今年の5月のことです。物置の整理をしていたとき、その本の背表紙の〚無所属の時間〛の文字がふと目に留まりました。その本にしぜんに手が伸びていきました。まさに自分の置かれいる時間を言い当てていたからです。近いうちに読もうと思い、手元に置くことにしました。

ちょうどそのようなときに、楠木新氏が書いた【定年後】(中公新書)の中にも〚【無所属の時間〛という言葉を目にしました。44ページに、……このような無所属の時間を過ごしたのは幼稚園に入園する前の5歳のとき以来だ…… とあります。

ちなみに私の場合は、保育園に入園する前の3歳のとき以来です。(余計でしたか?)

……ということで、ブログ名を〚無所属の時間〛といたしました。

※他、城山三郎氏の書いた【無所属の時間で生きる】(新潮文庫)もよく知られています。まだ読んでおりませんので、今回は紹介いたしませんでした。

無所属の時間新しい視点を生む物の見方・考え方 (PHP文庫)   定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書)   無所属の時間で生きる (新潮文庫)

はじめまして

 私は、この3月に定年退職をいたしました。やりたいことがたくさんありましたので、雇用延長もせず、また、新たに仕事に就くこともせず、無所属の時間の中に身を置くこととしました。

 それからもう4ヶ月が過ぎようとしています。おかげさまで日々充実した生活を送っております。もちろん仕事に就いていたときも充実していました。ただ、同じ充実といっても、〚自由』の度合いが全く違います。現在の方がずっと大きいです。大袈裟な言い方になるかもしれませんが、〚どう生きるか〛ということについて、真っ白な大きなカンバスに自分の好きな色で、思うままにデザインをしていくという感じです。

 喜んでばかりいられません。一方では、自由に伴う責任と自覚がいっそう必要だと思っています。「おまえ、調子に乗るな…。 人に迷惑をかけるな… 。 だらけるな… 。」というようなことをしょっちゅう61才の自分に言い聞かせています。

 さて、世の中には私のような生活をなされている方もいらっしゃると思います。実際退職なされた方々のブログをいくつか読ませていただきました。どの方もそれぞれの思いを抱きながら、有意義な日々を送られていることが窺えました。また、今後自分が生きていく上での参考にもなりました。

 本日より私もそのようなブロガーの一人になりたいと思っています。若い人も含め、高齢化社会に生きるみなさんに「あっ、そんな生きざまもあるのか!」というようなことを発信していきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。