早朝の雪かきで定年退職した自分を実感

早朝より自宅、車庫前などの雪かき

夜中に重機らしきエンジン音が聞こえました。
雪かきをしていた除雪車の音だったようです。

25cmの積雪です。
この冬はじめてのまとまった積雪です。

午前6時半過ぎから1時間強雪かきをしました。
自宅の前や横の公道、車庫前、子どもが車を停めているところ〈青空駐車場〉などです。(右上写真)

平日の通勤前の時間帯に1時間強も雪かきをするのは、生まれてはじめてではないでしょうか。〈大げさですね。でも、ほんとうです。〉

勤めていた頃は、今日のように雪が積もっても、十分に雪かきをすることはありませんでした。
職場に遅れないように着くことが先決でした。
雪が積もった場合、いつもの2倍くらいの通勤時間がかかることを見込んで家を出たものでした。

今思うと、昨年までは主に父が雪かきをしていたのです。
その父も現在入院中ですが … 。

私がまだ若く、学校に通っていたころは、祖父がしていました。

そして、いよいよ私の番になりました。

かつて雪かきをしていた父や祖父の姿に自分が重なって見えてくるようです。

今朝の雪かきで、
” それなりの年齢になった自分 ”
” 定年退職をした自分 ”
というものを改めて実感した次第です。

定年退職後も仕事〈無報酬〉が山積

昨年切り落とした杉の枝葉がそのままに
焼却用ドラム缶の傍まで運びました

1 杉、トガの枝葉の処理
2 薪割り
3 伐採した杉の玉切り及び積み上げ
4 3年前に積んだままになっている竹等の処理
5 隣家の傍の伐採した栗と山桜の処理及び玉切り
6 シイタケ、ヒラタケの植菌
7 竹の間伐
8 重機で木立を整地
9 他、諸々 …

しなければならないことが山積しています。

ざっと頭に浮かんだことを並べただけでも、上記1~9のようになります。

風邪をひいている暇もないくらいです。
※話は逸れますが、退職後野良仕事等が多くなったせいか、体が強くなったようです。風邪をひくことも少なくなりました。

ただ天候だけが問題です。
ほとんどが屋外作業ですので、作業の進捗状況は天候にかなり左右されます。
とくに〈日本海側は〉冬の天候が芳しくありません。
晴れる日はほんのわずかです。
晴れ間を縫って少しでも作業を進めているのが現状です。

午前中小降りでしたので、昨年切り落としてそのままになっていた杉の葉(右上写真)を運びました。
敷地のすぐ横がアスファルトの公道になっていますので、そこを引きずりながら運びました。
焼却用ドラム缶まで70mほどの距離でしょうか、10往復ほどして、何とか全部運びました。(右下写真)

【遺言:養老孟司著】を読んで

遺言:養老孟司著 新潮新書
プレハブ内:個人的空間

【遺言:養老孟司著 新潮新書】(右上写真) を読みました。

… 通常の家というのは、共有空間と、個々別々の個人的空間が折り合わされている。それを意識と感覚と表現してもいい。共通性つまり意識が強い場所もあるし、個室のように個人性つまり感覚が強い場所もある。 … … 共有性空間を当たり前だと思ってしまう人は、都市型の生活に適応がいいはずである。逆に個人空間しか存在しないのに近い人は、田舎暮らしが合うと思う。いわゆる方向オンチの一部は、共有空間の概念が弱い人を含むに違いない。 …
P125~126

私は、退職後9か月余り、一日の大半をプレハブ(右下写真)及びその周り〈所有地:ブログでは、木立という表現をしています〉で過ごしてきました。
養老氏のいう『個人空間しか存在しないのに近い人』です。
方向オンチな面もあり、田舎暮らしが合っているとも思っています。

今思うと、退職時に再び仕事をすることを希望しなかったのも、  意識 ” が強く支配する職場〈共有空間〉にいることが苦手だったからかもしれません。

※ 職場を悪く言っているのではありません。
かつて仕事に関係したみなさんには今でも感謝しております。
すみません。
著書全体を通してまとめて書くべきところを、一部分だけ抜き出して、勝手に自分のことに当てはめてしまいました。

もちろん、養老氏は、世の中全体の将来のことをお考えになり、 ” 意識 ” と ” 感覚 ” について深く思索をめぐらし、本をお書きになっています。

… 意識自体も確実に定義されているわけではない … P164
… できることは、意識がいかなるものか、それを理解することである … P179

みなさんも、ぜひお読みになってください。

遺言。 (新潮新書)

立ち枯れのマツをはやく処分しないと

昨夕まで立っていた立ち枯れのマツ 今朝倒れていました
最後の一本もマツ枯れに? 下の方の葉が茶色くなっています

木立をひと回りしました。

山桜が生えている場所へ来たときです。

直径30cmほど、長さ10mほどの木が横たわっているのです。

その辺りに横たわっていた木は、一昨日全部きれいに整理したはずなのに … ?

よく見ると、昨夕までそこに立っていたマツの木でした。

立ち枯れの状態であったものが、どうも昨夜の強風で根元から折れてしまったようです。(右上写真)

実は、立ち枯れのマツが倒れた辺りで、一昨日の午後ずっと作業をしていました。

… 危なかった …

作業をしているときでなくてよかったです。
頭に当たればたいへんです。
チェンソーを動かしているときに倒れてきたら … 。
想像するだけでゾッとします。

木立には、立ち枯れの状態のマツがまだ4本あります。
今朝倒れていたマツに比べるとどれもしっかりしているように見えますが、倒れないという保証はありません。
早いうちに伐採した方がよさそうです。

以前ブログで、まだマツ枯れしていないものが一本だけ残っていると紹介しましたが、それも、秋の終わりごろから下の方の葉が茶色くなってきました。(右下写真)

 

チェンソーの刃の目立てと紐の取り替え

再度チェンソーの刃の目立てをしました
作業用前掛け 肩から掛ける紐を取り替えました

道具類の整備をしました。

まず、チェンソーの刃の目立てをしました。

一昨日目立てをし、ねむの木、山桜、栗を玉切りしたのですが、切れ味は今一つでした。

それで、今日、再度目立てをしました。(右上写真)

《参考にしたもの》

・ 【新版チェーンソーパーフェクトマニュアル:発行所 株式会社地球丸】 P65~67の『正しい目立てを覚えよう』

・ ネットの動画

《私の願い》

… 深沢さんが研いでくれたE305のソーは、みごとに生まれ変わった。「信じられない、こんなに軽々と切れるなんて……」 … … なにしろ、丸太にチェーンを当ててやるだけ、手はチェーンソーを軽く握っているだけで、木は勝手に切れていくのだ。 …
【森からの手紙 田渕義雄著:小学館ライブラリー】 P170より

作業用前掛けの肩掛け紐の取り替えもしました。(右下写真)
買ってから3年経ちますが、なかなか丈夫です。
ただ紐だけが傷んできましたので、直径6mmの荷造り用のナイロン紐に取り替えました。
前掛けは、布製とビニル製の二つを持っています。
布製は乾いたものを扱うとき、ビニル製は濡れたものを扱うときに着用しています。
とくに冬場に濡れた丸太を運ぶときには、ビニル製の前掛けは必須です。