火持ちのよくない薪でも贅沢な温もり

薪割りをする前の木 木の外側が腐食寸前です
火持ちがよくなるように太めの薪にしました

今冬使う薪の量が半分になってしまいました。

まだ、12月上旬なのに。

見通しが甘かったのと、薪自体に問題があったと思っています。

7,8年前に伐採されて放置してあった木〈杉〉を薪にしたのが原因です。

それらの木の中には、外側が腐食寸前のものもあります。(右上写真)

もったいなく、また、時間もありますので、薪にして、プレハブ及び作業小屋のストーブの燃料にしているという次第です。

今、薪ストーブを焚きながらプレハブ内でこのブログを書いていますが、外気温5℃ぐらいにもかかわらず、室温は30℃近くです。

半袖でもいられるくらいです。

プレハブ内は15畳ほどの広さ〈天井は普通の部屋より少し低い〉ですが、これだけのスペースで、この季節に30℃近くの部屋で一人で長時間いられるなんて、贅沢ですね。

自分一人だけいい思いをするのは気が引けますので、妻や子どもを誘うのですが、いくら温かくても、物置同然でカメムシさんのいるプレハブには魅力を感じないようです。

ということで、今日は、9月に薪づくりをして以来、” またまたまた ” という具合に3回目の追加の薪づくりをしました。

今回は火持ちがよくなるよう、全体的に太めの薪にしました。(右下写真)

人と会ってお話を聞くことが大事ですね

チェーンの緩んだチェンソー
チェーンの張り具合を調整するネジが曲がっているようです

チェンソーから異常音が聞こえ、チェーンが弛んでしまいました。

チェンソー(右上写真)のカバーを取り外しました。

チェーンの張り具合を調整する部分のプラスチックが欠けていて、ネジも曲がっていることがわかりました。(右下写真)

修理のためにチェンソーを買ったホームセンターに持って行きました。

運よく、チェンソーに詳しい店員さんがいらっしゃいました。

「カバーを強く締めたまま、チェーンの調整ネジを無理して回したからかな … 。」
ということで、メーカーにできるだけ早く渡すということでした。

林業の経験もあるらしく、いろいろとお話をしてくださいました。

「木の伐採も怖いけれど、竹の伐採も怖いですよ。 … とくに跳ね返りが怖いですよ。 … 木は跳ね返るまで間があるけど、竹はいきなり来るときがありますからね … 。」

※ おっしゃる通りです。実は私も経験があるのです。雪の重みで電線に寄りかかった竹を切っていたときでした。 … 切り終わらないうちに割けて、いきなり跳ね返ってきました … びっくりしました。幸いにも当たりませんでしたが … 。

「お客さん、竹をチェンソーで切るなら、刃〈チェーン〉の目立ては必須ですよ。竹の場合、20本ぐらい切ったら刃はダメになりますからね。一々新いのを買っていたら持ちませんよ … 。」

※ これもおっしゃる通りです。目立てが上手になるようがんばります。

悪天候の中、仕方なしに行ったホームセンターでしたが、とてもよいお話を聞かせていただきました。

初冬にかじかんだ手で泥の付いた竹を運ぶ

11月に運んだ竹も 残りは3本です
竹を段差になっている中継点まで運びました この後また焼却用ドラム缶の傍まで運びました
ドラム缶の傍に並べました 3本からたくさんの竹に増えました

11月に運んだ竹が3本しか残っていません。(右上写真)

ひと月も経たないうちにほとんど燃やしてしまったということです。

それで、再び木立の中に積んであった竹〈数年前に伐採したもの〉を運び出しました。

今回運び出した竹は、前回運び出した竹と違うところに積んであったものです。

積んであったところから焼却用ドラム缶まで80mほどの距離があります。

途中2.5mほどの段差があり、そこを中継点として、2回に分けて運びました。(右中写真)

伐採後数年経っているとはいえ、けっこう重たいものです。

両脇に一本ずつ抱えて、引きずりながら中継点まで運びました。

その後、また、中継点から焼却用ドラム缶の傍まで運びました。

耳当ての付いた帽子を被りながら、かじかんだ手〈一応軍手はしています〉で泥のついた竹を運ぶ初冬の作業でした。

でも、苦痛めいたものは感じませんでした。

3本しか残っていなかった竹が、以前のようにたくさんの竹になりました。(右下写真)

これで木の葉の焼却はしばらく大丈夫です。

野外焼却は空気の乾燥が少ない冬のうちに

今日焼却予定の木の葉です うっすらと雪が被っています
火力を強くするために燃やす竹も雪を被っています
生木の木の葉は白い煙がよく出ます

先日からたくさんの木を伐採しています。

それら伐採した木から葉を順に切り離して焼却している最中です。

今日焼却予定の木の葉にうっすらと雪が被っています。(右上写真)

濡れていますので、焼却に手間取るかもしれません。

火力を強めるために、抱き合わせにして燃やす竹も雪を被っています。(右中写真)

燃えやすくなるように、2本の竹を順に50cm長に切っていって、それぞれを鉈で真っ二つに割り、細かくしました。

そして、それらを乾いた杉の葉〈以前に集めておいたもの〉といっしょに燃やして焚き付けとしました。

そこに雪を払った竹を乗せると、何とか燃え始めてくれました。

ある程度火力がついてきましたので、切り離した木の葉を放り込みました。

白い煙をいっぱい出しながら燃え始めました。(右下写真)

3時間ほどで野外焼却を終えました。

切り離した木の葉はまだたくさん残っています。

私の住んでいる日本海側は、太平洋側と違い、冬降水量が多く、空気も湿りがちです。

それで、できれば冬のうちに〈空気が乾燥し出す3月半ばまでに〉木の葉の焼却を終えたいと考えています。

【待機場所】【控室】としても使える自作の小屋

退職後自作した小屋
濡れた防寒帽も気軽に干せます
軍手、袖抜き、作業用前掛け等も気軽に置けます 暖房もあります

外気温は4℃でも、靴下を2枚履き、耳当ての付いた防寒帽を被ればだいたいの野外作業はできます。

問題は、雨です。

寒い時期の雨はもうお手上げです。

でも、雪が降るまでにしておかなければならないことがたくさんありますので、晴れ間を縫って、外で作業をしています。

… 晴れれば小屋から外に出て作業をし、降ったら小屋に入る …
とくに昨日今日はその繰り返しです。

…繰り返しができるわけ…

地べたにコンクリート板を敷いた小屋があるからです。(右上写真)
まず、小屋に出入りするのに、一々長靴を履いたり脱いだりする必要はありません。
少々の泥が付いていても全く気になりません。
また、しずくが落ちるような濡れた帽子も、床の汚れを気にすることなく〈コンクリート板ですから〉その辺の空いているところに気軽に干せます。(右中写真)
軍手、袖抜き、作業用前掛けも同様です。
寒ければストーブも焚けます。(右下写真)
晴れたら、脱いだものをサッと身に付けて出るだけです。

以前はプレハブしかありませんでしたので、そうはいきませんでした。
一度全部脱いでプレハブ〈足元は板の床〉に入ってドカッと座ってしまうと、たとえ晴れても、もう一度外へ出て作業をしようという意欲は湧きません。

はじめは、物置及び作業小屋として作った小屋でした。
しかし、昨日今日の出入りの繰り返しにより、【待機場所】あるいは【控室】としての役割もあることがわかりました。

退職後に自作した小屋、とても便利です。