いよいよ薪ストーブの出番です

新しい薪ストーブを取り付けて試運転をしました〈プレハブにて〉

昼食をとっていると、雨が降り出しました。

食事をしているときは、たいていの場合、体が温まってくるものですが、今日は寒いくらいでした。

室内の温度計に目をやると、20℃。

たしかに薄い作業着でただ座っているだけでは、寒く感じる気温ですわな。

 

先日買った薪ストーブ〈AS-60 :ホンマ製〉を取り付けて試運転をすることに。

※ 以前使っていたストーブは木立の休憩所に移し、今後そこで使う予定。

以前のストーブとまったく同じものを買ったので、据え付けの煙突にすぐにつなげました。

枯れた杉葉〈焚き付け〉を入れ、その上に細い薪を3本乗せて点火すると、勢いよく燃え上がりました。(右上写真)

薪のパチッ、パチッとはぜる懐かしい音を半年ぶりに聞きましたわ。

鉄瓶でお湯を沸かし、コーヒーを淹れました。

木立で穫れたクリをストーブの上に載せて焼きました。

外はけっこうな雨で、何の躊躇いもない休憩気分。
〈貧乏性のせいか、晴れているとつい「働かなければ」という気分になってしまうんですわ〉

まさに至福の時間でした。

 

2週間天気予報を見ると、6日後〈来週の月曜日〉あたりから最低気温が10℃台前半、最高気温が20℃以下の日が続くようですわ。

遅ればせながら、本格的な秋がやって来るという感じですな。

いよいよ薪ストーブの出番です。

季節は着々と進んでいる

秋空に輝く色づいた山桜の葉

伐採杉の後処理も一段落したせいか、どっと疲れが出てきました。

で、午前中は〈草むしり用の〉台車にドカッと座って草むしりをしました。

朝方雨が降ったせいか、地面も草も柔らかく、とてもむしりやすかったです。

※ 自家用ミニ耕運機は馬力が弱いので、草が生えていると耕せないのです。
月末にニンニク、イチゴ、タマネギを植えるので、それらを植えるための畑づくりのためにまずは草むしりをしたというわけです。

 

午後は、杉の伐採時に折ってしまった竹の整理をしました。

※ 思ったところにうまく伐採できず、伐採した25本の杉のうち、5本が竹やぶに突っ込んでしまったのです。
で、15本ほどの竹が伐採杉に圧し潰されてしまいました。

 

圧し潰された竹を木立前まで引き出してきて、まだ使えそうなものとそうでないものを分別しました。

まだ使えそうなものは、枝を切り取って保管しました。
〈竹棒は何にでも活用できますからな〉

折れたり割れたりしてしまったものは、短く切り分けて焼却場近くまで運びました。
〈近いうちに焼却します〉

 

竹の整理が終わった頃〈午後3時半頃〉には、曇っていた空も晴れ渡っていました。

ふと空を見上げると、澄んだ青空を背景に色づいた山桜の葉が輝いていました。(右上写真)

今年の秋はいつまでも暑いと言われているけど、季節は着々と進んでいるんですな。

ああ、イモがない!

一株に小〈ち〉っこいイモが3~4個しか …

妻から「イモ〈サツマイモ〉のつるが欲しい」と言われました。

※ イモのつるについて
私たちが食べているイモのつるって、葉っぱの下の細い部分〈20~30㎝〉なんですな。
初めて知りましたわ。

 

どれだけ欲しいのかわからなかったので、とりあえず野菜かご〈30㎝×50㎝×30㎝〉一杯分採りました。(右上写真)

※ 2時間ほどかかりました。
採り過ぎた感がありますな。

 

つるを採っていると、今年のイモのでき具合を見たくなりました。

で、一株掘り起こしてみると、

… イモがほとんどないではありませんか …
〈一株に小さいイモがわずか3~4個:右上写真参照〉

大きな葉っぱが青々と生い茂っていたので、「イモは少ないだろうな」とある程度は予想していましたが、まさかここまで少ないとは … 。

 

【失敗の原因】

「サツマイモは肥料は少なくていい。やり過ぎると葉っぱやつるにばかり養分が行って肝心のイモが大きくならない。」
と、よく言われますので、ほとんど肥料をやりませんでした。

すると、夏の暑いさ中に葉っぱやつるが黄色味を帯びて弱り始めたのです。

慌てて追肥〈化学肥料:888〉したのはいいけど、その養分が葉っぱやつるばかりに行ってしまったんですわ。

施肥のタイミングを完全に逸したんですな。

株間を25㎝に詰めて植えたのも一因のようです。

土地は所有するより使用することが大事

天候のせいか4時半にして薄暗い〈木立前で知人を見送る〉

半年ぶりに知人が訪ねて来た。

「あんたんとこの前を通ったんで寄ってみたわ。」

「大歓迎です。お入りください。」

 

彼〈知人は1歳年上の古稀。

近況を話していると、

「 … この前のことやけど、近所の人が畑を買うてくれんかというて来たんや。その畑はわしんとこの畑のちょうど隣にあるんやわ。 … で、わけを聞くと、歳とって畑ができんのになってきたいうことや。後継ぎも戻って来なく、いずれは草ぼうぼうになって周りに迷惑をかける言うとった … 。」

と言い出した。

「で、どう返答されたんですか?」

「しばらく考えさせてくれ言うたんやわ。 … あんたならどうする?」

〈窓外の木立に目をやり〉
「ご覧の通り、木立〈5,000㎡〉で手いっぱいで、これ以上土地があっても使いようがないのでお断りします。 … 〇〇さん〈知人の名前〉の現況はわからないので、何とも言えないのですが … 。」

「そうやろな。 … … いいアドバイスをありがとう … 。」

 

彼を木立前で見送ったのは4時半頃。

小雨模様のせいか辺りはすでに薄暗かった。(右上写真)

彼岸を過ぎてもう2週間以上経ってますからな。

 

実は、先日「100㎡ほどの土地をタダでどうか」という話が私にあった。

いらない旨丁重にお伝えした。

土地は所有するより使用することが大事ですからな。

伐採杉の後処理終了

伐採杉の後処理がようやく終了〈伐採跡地にて〉

9月13日から9月24日にかけて25本の杉を伐採しました。

杉の大きさは、胸高径10~45㎝、高さ15~23m。

今回は、伐採に失敗しても所有地に倒れるものばかりでしたので、すべて自分で行いました。

※ 最も大きい杉を伐採するときは緊張しましたな。
また、400㎜のガイドバーのチェンソーなので、一回で伐ることができなくてけっこう苦戦しましたわ。

 

そして、伐採後は後処理。

要は幹と枝を切り離して整理することです。

・幹の処理について
①太い部分は45㎝長の丸太に切り、後で割って薪にする。
②径20㎝ぐらいの部分は1,8m長に切り、土留めに使う。
③先の細い部分は1,2m長に切り、木杭として使う。

・枝の処理について
①太い枝は45㎝長に切り、薪にする。
②残りは、焼却〈野焼き〉するか処分場〈有料〉に持って行くことに。

 

その後処理もようやく終了。(右上写真)

ただ終わったからといって、丸太をそのまま放置しておくと作業〈とくに草刈り〉の妨げになり、また腐食してしまって薪として使えなくなってしまいます。

地面に直に付かないようにして積み上げないといけませんな。

そう、まだ一仕事残っているんです。

45㎝長の丸太といえど、生木なので直径が30㎝を超えるものとなるとホントに重い。

雪が降るまでにボチボチやっていきますわ。