大きな建物の後始末を最後に誰がするのか

居場所になっているプレハブ 4年半前に設置
単管を支柱にして小屋をつくる
プレハブ入口の様子 足元はコンクリート板と簡易アスファルトを使用

大廃業時代の足音
中小「後継未定」127万社

先日の日経新聞1面の見出しです。日本の産業は、中小及び零細企業の頑張りで成り立っていると言われています。それらの中の多数の企業が、後継者難からここ10年ほどで廃業になるかもしれず、経済の先行きが心配されるということです。

田舎では、すでに廃業した工場らしき建物がいくつも見られます。
子どもが親の後を継がず、勤め人になったという話もよく聞きます。

かつては工場であったような大きな建物を見ると、
… 今は物置として使っているようだが、建物がひどく壊れ、使い物にならなくなったらどうするのだろう

ということを考えてしまいます。〈余計なお世話?〉

それも高齢者だけの家庭がけっこうあります。
つい
… 最終的には誰が建物の後始末をするのだろう …
ということまで考えてしまいます。〈これまた余計なお世話?〉

建物の解体費用は、坪3~4万円と聞いています。つまり〇百万かかるということです。(〇内の数字は建物の広さに応じて)

私の居場所は、プレハブ及び単管を支柱にした小屋《足元はコンクリート板・簡易アスファルト》です。(右上・右中・右下写真)
撤去及び解体は容易です。
〈詳細は、9/11・9/12付ブログを参照〉

日本経済の先行きを心配するような大きな話から田舎の建物のことになり、最後は私個人の居場所の撤去、解体の話になってしまいました。
〈話が小さくなってしまって申し訳ありません〉

 

 

 

 

ものを探す時間をなくするために

今年自作した小屋の整理棚
使用頻度の高い草刈機は出し入れしやすいように

草刈りの刃を取り替えるときに、スパナを探し回ったことがあります。

波板を切るときに、金切りばさみを探したく道具箱を全部調べたこともありました。

… ムダな時間ですね …

【トヨタ式5S】の言葉を以前耳にしたことがあります。

ネットで調べると、5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾をいうそうです。

その中でもとくに整理、整頓については、トヨタ式の基礎を築かれた大野耐一氏が次のようにおっしゃっています。

… いらないものを処分することが整理であり、欲しいものがいつでも取り出せることを整頓という。ただきちんと並べるのは整列であって、現場の管理は整理・整頓でなければならない。

これに倣って、私も、いらないものは処分し、処分に迷ったものは一つの箱にまとめ、中に何が入っているかを明記し、棚の上の方に見えるようにして置きました。(奥の方に入れたら、また探すことになるからです)

もちろんいつも使うものについては、頻度の高い順に、一番取り出しやすいところに置きました。

また、どの道具がどこにあるのか【見える化】にも配慮しました。とくにネジ類については、長さ〇mm、太さ△mmのものがどの箱に入っているのかがすぐにわかるように並べました。(右上2枚の写真)

後は、今の整理・整頓の状態をずっと持続することができるかどうかということです。5Sの最後に ” 躾 ” がありました。
自分をしっかり ” 躾 ” たいと思っています。

野外焼却しているものを一つでも活用できないか?

刈り集めた草が濡れないようにビニルシートを
木屑、木の皮 何か使い道はないのかな

予報によりますと、雨は今晩に上がり、明日は晴れるようです。
風も、無風に近いようです。

… 飛び火の心配? 延焼の心配? 近隣への迷惑? どれも大丈夫そうです。 …

明日は、野外焼却をすることにしました。

先日、薪づくり、草刈りをしました。

それで、木屑、木の皮、刈り取った草や竹などがかなり溜っています。(右上・右下写真)

刈り取った草や木屑などは、野外に設置してある台の上に並べて乾かすようにしています。

雨が降りそうになると、ビニルシートを被せたり、屋内に入れたりして濡れないようにします。
焼却のときに燃えやすく、煙が出ないようにするためです。

野外焼却のときにいつも思うのは、… もったいないなあ … ということです。

木屑や木の皮は、乾かせば、かまどやストーブの焚き付けに十分に使えます。
細かくすれば、りっぱな肥やしになると思います。
刈り取った草は、これまた肥料として十分使えます。
このように頭で考えるだけなら、使い道がいくつも浮かんできます。

しかし、現実問題となりますと … … 。

それらのものを一つでも宝物にしていくことが、退職後の生活の課題の一つかな、と思っています。

 

 

退職後に予定していたアンテナの撤去

取り外された地上デジタルアンテナ・BSアンテナ・FMアンテナ・ポール・ブースター

自宅から3㎞ほど離れたところに物置があります。

そこには、家で不要になり、捨てるに捨てられないものが置いてあります。
今は単にプレハブの物置(右写真)ですが、以前は物置の一部を休日の憩いの場所として使っていました。

… ただ寝ていただけではありませんよ。仕事に関することもけっこうしましたよ … 。

そのとき(10年以上も前かな)に、テレビを見たいがためにアンテナを立てました。

ついでにBSアンテナ、FMアンテナも取り付けました。(右上写真)

10mの支柱〈こいのぼりのポールを利用〉は一人では立てられませんので、当時学生だった息子に手伝ってもらいました。

新しい居場所ができてからは、テレビ、FMチューナー等は取り去ったので、アンテナだけが立っていました。
※新しい居場所…7.28付ブログ『定年退職後の居場所の確保』参照

何しろ立ててから10年以上も経っていますので、いつ倒れるかと心配でした。

で、勤めていたときから「退職後のできるだけはやいうちに撤去しよう」と考えていました。

昨日帰省していた息子といっしょにアンテナを撤去しました。

ひと安心です。

 

これも定年退職後の大事な仕事

自転車、スチールの引き出しなどの不用品

退職後、本腰を入れて自宅や物置、そして、今の私の居場所となっているプレハブの整理整頓をしています。

まず最初に取り組んだのは、本や書類等の処分です。
それらについては、職場で処分すればよかったのですが、忙しさにかまけ、自宅や物置に持って来たままになっていました。

書類については、一つ一つ内容を確認しながら処分しています。
本などについては、古紙収集日に出しています。

〈退職後4か月経っても〉いまだに片付いていません。
紙類は重いので、いつまでも放っておくと床が下がってしまいます。〈年内に何とかしないと〉

一方で、本や書類以外でも、不要と思われるものが次から次へと出てくる始末です。
二度と見ないであろうビデオやDVD 、はずしたまま放置してあったガラス戸、骨の折れた傘、山林に埋まっていたビンやカン(不法投棄?) …… など、ほんとうに感心するほどです。

それらは燃えるゴミでもなく、リサイクルの対象になるゴミでもありません。あまりにも多かったので、車に積んで直接ゴミ処理場に持って行きました。全部で70kgほどあり、有料でした。

金属類の不用品(右上写真)についは、業者の方に回収(無料〉に来ていただきました。

新たな気持ちで退職後の生活を送るために
… 本腰を入れて不用なものを処分する …

これも定年退職後の大事な仕事だと思います。