全部もろうてくれてありがとう

今年も豊作のナメコ

先週、ナメコが出はじめました。

昨年ほどではなくても、今年も豊作のようです。(右写真)

自宅に持ち帰りました。

年寄りばかりの4人家族 … 量が多過ぎてなかなか食べ切れません。

が、そういうことにはまったくお構いなしに、ナメコは次から次へと出て来ます。

そして、見る見るうちに傘が開いて大きくなっていきます。

※ 昨年はじめてわかったこと … ナメコって間を空けずに一挙に出てくるんですね。
2年前の春に、 ” 下手な鉄砲も … … ”  の思いで、20本ほどの原木に植菌したのでした。
… … それが、すべて命中して、 …  … とても喜ばしいことなんですが … 。

 

日頃お世話になっている親戚、知り合い、近所の方に配り歩きました。

それでもまだかなり残りました。

一昨日の晩、遠方に住んでいる親戚に電話をしてみました。

取りに来るとの返事でした。

今朝7時半頃やって来ました。

「元気そうで何よりや。 … で、ナメコどこにあるんや。 … 〈木立の中にある原木から出ているナメコを見て〉 よう成っとるな。 … 傘、けっこう開いとるけど、食べられそうやな。 … ほんなら全部もろうてくわ … 。」

帰り際、車の窓から、

いっぱいもろうてりがとう。今日の夜はキノコ鍋に決まりや。」

と笑顔で去って行きました。

 

こちらこそ

… 全部もろうてくれてありがとう …

自然の恵みを無駄にしない

伐採したネムノキをヒラタケの原木にするのに90㎝長に切っていきました

先日、杉とトガを伐採したとき、ネムノキも1本伐採しました。

胸高径17㎝、高さ13mほどの大きさでした。

※ ネムノキはヒラタケ栽培の原木として使えます。
数年前に植菌したものからヒラタケが出なくなりましたので、新たに伐採しました。

 

ヒラタケ栽培の原木にするのに90㎝長に切っていきました。(右上写真)

11本の原木がとれました。

それらを、日当たりのよいところに、風が通りやすいように井桁状に積み上げました。

しばらくそのままにしておき、来年の3月下旬に植菌する予定です。

で、残った先の方ですが、

直径4~5㎝の細い幹や太めの枝は、45㎝長に切り、乾かして薪にします。

最後に残った部分は、焼却します。

焼却によってできた灰は、畑に撒くと、立派な肥料になり、また、土壌改良にもつながります。

 

今回伐採したネムノキは、以前に木立を所有していた人が意図的に植えたものではありません。
〈意図的に植えたのは杉だけ、と聞いています。〉
〈ちなみに私が木立を所有するようになったのは7年前。〉

自然に生えたものです。

本来ならやっかいもの扱いをするところですが、

私は、 … 自然の恵み=神様からのプレゼント … と思っています。

… ヒラタケ栽培の原木として、薪として、灰として使い切る …

無駄にはできませんな。

とにかく2年前のも今日のも生ってほしい

シイタケの種駒を木槌で原木〈栗〉に打ち込んでいきました

暖かい日になりました。

シイタケの植菌をすることにしました。

※ 原木は、昨年の秋に伐採した栗の木です。
薪にするには惜しく、シイタケの植菌のために、90㎝長に切って残してありました。

 

まず、原木に直径8,5㎜、深さ2㎝の穴を電動ドリルで等間隔に開けていきました。
〈専用の刃を使うと簡単〉

細めの原木〈直径約8㎝〉には20個余りの穴を、太めの原木〈直径約20㎝〉には、60個近くの穴を開けました。

全部で500個ほどの穴を開けたでしょうか。

で、次に、開けた穴に木槌で種駒を順に打ち込んでいきました。(右上写真)
〈種駒の値段 … 500個入り・税込みで1780円〉

3時間ほどで作業は終了しました。

明日は雨天だそうで、植菌した原木を雨で湿らせ、明後日に【仮伏せ】の準備をします。

【仮伏せ】
菌の活着を良くし、ある程度菌糸を伸長させるために行います。
具体的には、5月いっぱいぐらいまで、毛布やブルーシートなどを被せて遮光及び保温をし、乾燥しないように時々散水します。

 

2年前にもキノコ〈ヒラタケ,ナメコ,シイタケ〉の植菌をしました。

で、それらの中で、シイタケだけがいまだに生〈な〉っていないのです。

これから生ってくれるのか、あるいは、失敗したのか … 。

とにかく、2年前のも、今日のも、生ってほしいですね。

シイタケの原木を移動しました

年間を通して日の当たらないところにシイタケを移動しました

木立の中に、植菌したキノコの原木が並べてあります。

シイタケ、ナメコ、ヒラタケの3種類です。

どれも一昨年の3月に植菌しました。

ナメコ、ヒラタケは、去年、一昨年とキノコが出ました。

とくにナメコについては、昨秋いっぺんにたくさん出たために採り切れず、親戚に手伝ってもらったくらいです。

… … ただ、シイタケだけが … 。

どれも、植菌した時期も、並べてある場所も同じなのに … … 。

集落のキノコに詳しい方は、シイタケは出るまでにけっこう時間がかかるとおっしゃってはいるのですが … 。

にしても、出てくる気配がまったく感じられないのです。
〈『通年型』と『春秋型』があり、どちらも気配なし。〉

 

今、キノコの原木を並べてあるのは、山桜の木の下です。

山桜は落葉樹ですので、冬期間の晴れた日は、原木は日光に当たりっぱなしの状態になります。
〈夏は、山桜の葉は生い茂っていますので、日陰になります〉

で、そのことが、シイタケが出ない原因にもなっているのかなあ、と思ったりもして … 。

思ってばかりでは解決しませんので、シイタケの原木を移動することにしました。

移動先は、常緑樹の杉の木の下です。
〈これで年間を通して日が当たらなくなります〉

新たに棚を設けて、運んできたシイタケの原木を順に立てかけました。(右上写真)

いつもこんな感じの昼食です

ナメコ汁と落花生を薪ストーブで温めました

ブログ記事を打ったり、本を読んだりしていると、あっという間に正午近くに … 。

室内を見回すと、パンとカップラーメンが … 、
〈今日はそれらを食べる気なし〉

米は研いでないし … 、

冷蔵庫に茹でた2個のジャガイモがあるのを思い出しました。

フリーザーには〈茹でた〉落花生もあります。

木立には、原木栽培のナメコがまだ残っています。

晴れ間を縫って、ナメコを20個ほど持って来ました。
〈時期が遅く、かさがかなり大きくなっていました〉

ナメコの下ごしらえをし〈適当ですが〉、水の入った鍋に入れて薪ストーブの上に置きました。(右上写真)

落花生もフライパンに入れ、その横に置きました。(右上写真)

※ 時計型ストーブ〈ホンマ製〉は、なべ等を乗せる面が広くて便利です。

ストーブの傍らで30分ほど本を読んでいると、ナメコの入った鍋のお湯が沸騰し始めました。

醤油を少しだけ入れて味付けをしました。

食べる準備ができましたので、ジャガイモをレンジで〈1分間〉温め、落花生とナメコ汁といっしょに食べました。

他、牛乳〈200㏄〉を飲み、デザートに自宅でとれた富有柿を1個食べました。

栄養士さんが見ればどう評価されるかわかりませんが、いつもこんな感じの昼食です。
〈夕食は栄養たっぷりです〉

【追伸】
自分で言うのもなんですが、ナメコ汁の味は絶品でした。