的を絞るどころかますますあれもこれも

本伏せ中のシイタケ
植えてから4年目になるイチジク
北側斜面〈草を刈った後〉

昨日どんぶり一杯のブルーベリーを子どもに渡すと、
「お父さん、今年はすごいね。 … できればシイタケもつくって欲しいんだけど … 。」

「早ければ、今年の秋にできるかも。(右上写真) 他にヒラタケとナメコもつくっているんだ。」

すると、子どもが、
「ヒラタケとナメコは好きじゃない。シイタケだけでいいよ … 。あれもこれもやろうとするとうまくいかないよ。的を絞れば … 。

聞いた風なことを言われ、心穏やかではありませんでしたが、当たっていないわけでもありません。

植えて4年目になるイチジク(右中写真) … 。

植えっぱなしで世話もしていないので一向に大きくなりません。

他、温州みかんもよく似た状態です。

木立の北側斜面の草刈りをしているときも、 … 的を絞る … ことが頭から離れませんでした。

で、刈り終えた北側斜面をしばらく眺めていると(右下写真)、新たな考えが湧いてきました。

… 傾斜角30度の4mほどの法面。
日当たりは悪いけれど〈北向きなので〉、50mに渡るけっこう広い地面。
ただ草を刈るだけで遊ばせておくのはもったいない。
日陰に適した作物があるのでは? …

困りました。

… 的を絞るどころか … 、ますます … あれもこれも … になりそうです。

何とか無事に終わった『仕事』の翌日でした

昨日の雨でいっぺんに伸びた真竹のタケノコ
ナメコの原木〈山桜〉の萌芽を取り除きました
親戚からもらった噴霧器

昨日1年2か月ぶりに『仕事』をしました。

頼まれた一日だけの座りっぱなしの『仕事』で、力仕事にはほど遠い内容のものでしたが、 … … 疲れました。

仕事をわざわざ『 』で括ったのは、報酬を伴うものだったからです。

定年退職後初の収入といってもいいでしょう。

… お金を稼ぐたいへんさを改めて思いました。
久しぶりに人中で気を使いながら長時間いたせいか、興奮して十分に眠れず、そのせいか、今朝起きたときは体も心も宙に浮いているような感じでした …

竹やぶに入ると、昨日の雨でいっぺんに伸びた真竹のタケノコがいたるところに見られました。(右上写真)

気になっていたナメコの原木〈山桜〉の萌芽を取り除きました。(右中写真)

※ はっきりわからないのですが、萌芽を取り除いた方がナメコにたくさんの養分がいくんでしょうね。

親戚からもらった噴霧器も動かしてみました。(右下写真)

エンジンは一発でかかりました。

ただタンクに除草剤が3ℓほど残っていましたので、道路脇の雑草に散布しました。

その後タンク内を掃除しました。

… 『仕事』の翌日 … 何とか無事に終わりました。

除草の効用について考えてみました

ヒマワリが折れていました
タケノコの所在が一目瞭然
キノコの本伏せ
木立の中

〈梅雨時で〉除草が日課になっています。

で、どうして除草をするのか、考えてみました。

【作物を育てるうえで】

草に取られていた養分が作物に行くようになり、日光もよく当たるので作物の育ちがよくなります。

また、周りの草を取り除くことにより、作物の状態を把握しやすくなります。

※ 今日ヒマワリの周りの草を取り除くと、一本折れているのがわかりました。(右上写真)

【作業をするうえで】

タケノコを採る場合は、除草してあると所在が一目瞭然です。(右中上写真)

キノコの本伏せの管理も、雑草がないととてもやりやすくなります。(右中下写真)

【地域では】

まず、景観がよくなります。

また、見晴らしもよくなり、事故の防止や犯罪の抑止力にもつながります。

ゴミのポイ捨ても少なくなるようです。

【個人的には】

雑草が多いと風通しが悪くなり、湿気が多くなりますので、虫がたくさん集まります。

それを狙ってカエルが … 、 そして、ヘビが … 。

悪循環です。

※ あくまで私にとっての悪循環です。
虫さん、カエルさん、ヘビさんにとってはそうでないかもしれません。

とにかく定期的に除草し、歩き回りたくなるような木立(右下写真)が理想です。

早ければ今秋にもキノコが出るそうです

仮伏せも今日で終わり
仮伏せに使った毛布は天日干しをしました
立てかけたシイタケの原木
丸太を枕にして寝かせたナメコ ヒラタケの原木

はやいもので、3月下旬にセットしたキノコの仮伏せも終わりを迎えました。(右上写真)

晴天でしたので、取り払った毛布は、車のドアに掛けたり、石の上に置いたりして天日干しにしました。(右中上写真)

いよいよ【本伏せ】です。

【本伏せ】につきましては、一度ブログで紹介していますが、ここで再度説明いたします。

… キノコの原木を風通しがよく雨の当たる木の下等に置いて管理すること。
直射日光が当たる場合は、遮光ネット等で日陰をつくる。 …

シイタケの原木は、事前に作ってあった竹の台に立てかけました。

シイタケは、『周年型』『春秋型』と2種類ありますので、間違えないようにそれぞれ向かい合うようにして立てかけました。(右中下写真)

ナメコ、ヒラタケの原木は、まず丸太を地面に置き、それを枕にして順に寝かせていきました。(右下写真)

… 原木の片方が地面の上に、もう片方は丸太の上に …
『片枕伏せ』というそうです。

直射日光が若干当たっているようですが、さほど影響はないと考えています。

早ければ、今年の秋にもうキノコが出るそうです。

楽しみです。

初投稿から10か月

キノコの原木を並べるところを整備
かけやで竹を地面に打ち込みました
シイタケの原木を立てかける台ができました

キノコの仮伏せもそろそろ終わり、来週から【本伏せ】をする予定です。

【本伏せ】
… キノコの原木を風通しがよく雨の当たる木の下等に置いて管理すること。
直射日光が当たる場合は、遮光ネット等で日陰をつくる …

キノコの原木を並べるところに散らばっている木の葉や小枝等を整理しました。(右上写真)

シイタケの原木を立てかける台を木立の中に積んであった竹で作りました。

竹を1mほどの長さにし、先を鋸で鋭角に切ってそれをかけやで地面の中に打ち込んでいきました。

石が混じっていない粘土質の地面ですので、スムーズに打ち込むことができました。(右中写真)

2か所にそれぞれ2本の竹を交差するように打ち込み、その上に3mぐらいの竹を乗せると台ができました。(右下写真)

ヒラタケ、ナメコの原木につきましては、丸太を地面に置いて、それを枕にして順に寝かせていく予定です。

初夏の訪れを感じながら草刈りやキノコの世話をしているうちに、初投稿から10か月が過ぎてしまいました。

おかげさまで、投稿数は311本となりました。

11か月目もよろしくお願いいたします。