何か励まされているようですな

『ドリプレ・ローズガーデン』のホームページより

今日の『明日へのことば』〈NHK・FM番組4:05~〉は、千葉県君津市の山の中に4,000坪ほどのバラ園をつくったというお話でした。

そこのオーナーである清水節江さん(右写真)は、

「自然を相手に静かに過ごしたかったのです。で、夫と相談して君津市の山の中の土地を購入しました。原野ですので開墾をしなければならないのですが、業者さんに頼むと天文学的な費用がかかりますので、自分たちだけですることにしました。仕事の休みの日に山に入り、キャンプ同然の生活をしながら開墾しました。夏の草刈りでは熱中症になり、食べ物が喉を通らないときもありました。でも、好きというか楽しかったので、止めようという気にはまったくなりませんでした。 … そのうちに二人とも仕事を辞めてバラ園づくりに専念し始め、現在に至っています。 … が、まだ完成しているわけではなく、これからも理想のバラ園になるように取り組んでいきたいと思っています。」

というようなことを話されていました。

 

私が木立の手入れをするに至った経緯に、重なる点がかなりあるように思われました。

… 自然を相手に静かに …
… お金がかかるので自分で開墾 …
… 好きというか楽しかったので …
… 理想のバラ園〈私の場合は木立〉を目指して …

何か励まされているようですな。

アサガオが秋の季語とは

暗い中、野外焼却〈野焼き〉をしました

40日ぶりに野外焼却〈野焼き〉をしました。

〈午前〉5時頃、暗い中、燃やし始めました。(右写真)

前回燃やしたのは7月20日過ぎ … その頃は同じ時間帯でも明るかったのに … 。

日の出が遅くなったのに驚きました。

もう一つ、

聞こえるのはセミの声ではなく、虫の声であることに気づきました。

時間の経過とともにセミの声が勝ってきましたが … 。

あと3週間でお彼岸ですわな。

 

1時間ほどすると火の勢いも弱まりましたので、プレハブに入って朝食をとりました。

朝食後ブログ投稿を済ませると、外に出てヒマワリの花壇の整理に取りかかりました。

ラジオ〈らじるラボ:NHK第一〉を流しながら作業をしていると、

「アサガオは秋の季語なんですよね。」

「え、夏ではないんですか? それはどうしてですか?」

「アサガオは長く咲いているので秋なんですよね。」

というようなやり取りが聞こえてきました。

 

作業後ネットで調べてみました。

アサガオは秋の季語でした。

ラジオで言っていたように秋になっても咲き続けていること、そして、旧暦と新暦のずれも関係しているとのことでした。

ついでにヒマワリについても調べてみました。

ヒマワリは夏の季語でした。

 

私は今までアサガオ、ヒマワリともに夏の花だとずっと思い、ブログ記事にもそう書いてきました。

アサガオが秋の季語とは … 。

理髪店での楽しいひと時

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー

久しぶりに理髪店に行きました。

主は?

店の横にある畑の手入れをしているではありませんか。

で、本を読みながら主を待とうと本棚に目をやると、TRIO〈トリオ〉のアンプがあることに気づきました。

 

主が戻ってきたので、そのことを尋ねると、

「ああ、これ〈TRIOのアンプ〉ですか。 … ずっと前から置いてありますよ。 … うーん、45年ほど前に買ったのかな。当時で10万円ほどしましたよ。 … まだ中学生だったけど、小学校のときから新聞配達をしていたので、それで蓄えたお金で買ったんですよ。」

とのこと。

「45年ほど前というと、 … 私もオーディオ機器をいくつか買いました。 … が、エントリー機〈当時は負けてもらって4万円弱〉にしか手が出ませんでしたよ。 … 10万円となると、さぞかしいい音が出るんでしょうな。」

 

その後、頭を刈ってもらっている間じゅう〈小1時間…お客は私1人〉、オーディオ談議に花が咲きました。

TRIOの高級アンプが醸し出すバラードが、店内にずっと流れていました。

楽しいひと時となりました。

 

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー〈ソニー製〉がいまだに手元にあります。(右上写真)

故障していますが、なぜか捨てられず、プロジェクターの台として使っています。

修理して鳴るようにするにはだいぶかかるでしょうな。

今森光彦氏〈写真家〉の話を聴いて

木立のコシアブラ … 真ん中の棒のような樹です

60歳になって農家になりました。 … 耕作放棄地を手に入れ、そこに生えていた竹を3年間にわたって刈り取りました。 … … 腱鞘炎になり、肩も上がらなくなり、 … … が、5年経った現在は棚田になっています … 。

昨年の5月1日の朝のラジオ放送でした。

※ NHKラジオ番組 ” 明日への言葉 ” 〈FM or第一 4:05AM

いつもなら歯を磨きながら漫然と聞くのに、そのときは、歯磨きを止めて聴き入りました。

 

私が日々細々とやっていることを、彼〈今村光彦氏〉は10倍以上のスケールで実践していました。
〈本業は写真家。切り絵作家としても有名。〉

彼が開墾したところは ” オーレリアンの丘 ” と名付けられ、今ではたくさんの生き物の棲み家になっているとのことでした。
〈ネットで写真を見ましたが、素敵な里山です。〉

 

先日、〈明日への言葉で〉彼の現況が放送されていました。

大きな薪ストーブで暖をとり、その燃料となる薪は、彼の雑木林の手入れで出たものを利用しているとのことでした。

コシアブラも薪にしているそうで、つい私の木立にあるコシアブラと比べてしまいました。(右上写真)

私のところは、背丈2m前後、根元径約4㎝の薪にならないようなものばかり … 

 

これからも今村氏のお話 … 聴かせていただきます。

無所属の時間を過ごせることに改めて感謝

穏やかな晩秋の午後に丸太を運ぶ〈木立前で〉

菜園での作業は午前中で終わりました。

※ 菜園での作業については、前回及び前々回のブログ記事を。

午後は、木立前で作業をしました。

菜園から運んで来た松の枝の中で、太いものを薪にするために45㎝長に切っていきました。

切り終わった後、それらと〈松の〉幹を玉切りした丸太を畑の横まで運んで積み上げました。

 

ラジオ〈NHK第一放送〉を流していたのですが、ちょうど参議院予算委員会の中継でした。

そこでは、

… コロナ禍により職を失ったり、職に就けなかったりして、年越しも危うい人たちがいる …

という話もでていました。

 

… … …

現在、自分が置かれている境遇を思いました。

そして、運がよかったんだなあ、ということも … 。

世の中には、私以上に努力をされてきた人がたくさんいらっしゃると思います。

で、その人たちは、今日の午後、どのように過ごされたでしょうか?

… … …

私はというと、

風もなく、やわらかな日が差す木立前で、菜園から運んで来た松などの幹や枝葉の処理をずっとしていました。(右上写真)

晩秋にどっぷり浸かりながら … 。

年越しについて悩むこともなく … 。

日頃手入れしている菜園や木立が、

私だけでなく、みなさんの目や心を楽しませることにもつながれば、

と願いつつ … 。

 

無所属の時間を過ごせることに、改めて感謝した次第です。