理髪店での楽しいひと時

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー

久しぶりに理髪店に行きました。

主は?

店の横にある畑の手入れをしているではありませんか。

で、本を読みながら主を待とうと本棚に目をやると、TRIO〈トリオ〉のアンプがあることに気づきました。

 

主が戻ってきたので、そのことを尋ねると、

「ああ、これ〈TRIOのアンプ〉ですか。 … ずっと前から置いてありますよ。 … うーん、45年ほど前に買ったのかな。当時で10万円ほどしましたよ。 … まだ中学生だったけど、小学校のときから新聞配達をしていたので、それで蓄えたお金で買ったんですよ。」

とのこと。

「45年ほど前というと、 … 私もオーディオ機器をいくつか買いました。 … が、エントリー機〈当時は負けてもらって4万円弱〉にしか手が出ませんでしたよ。 … 10万円となると、さぞかしいい音が出るんでしょうな。」

 

その後、頭を刈ってもらっている間じゅう〈小1時間…お客は私1人〉、オーディオ談議に花が咲きました。

TRIOの高級アンプが醸し出すバラードが、店内にずっと流れていました。

楽しいひと時となりました。

 

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー〈ソニー製〉がいまだに手元にあります。(右上写真)

故障していますが、なぜか捨てられず、プロジェクターの台として使っています。

修理して鳴るようにするにはだいぶかかるでしょうな。

今森光彦氏〈写真家〉の話を聴いて

木立のコシアブラ … 真ん中の棒のような樹です

60歳になって農家になりました。 … 耕作放棄地を手に入れ、そこに生えていた竹を3年間にわたって刈り取りました。 … … 腱鞘炎になり、肩も上がらなくなり、 … … が、5年経った現在は棚田になっています … 。

昨年の5月1日の朝のラジオ放送でした。

※ NHKラジオ番組 ” 明日への言葉 ” 〈FM or第一 4:05AM

いつもなら歯を磨きながら漫然と聞くのに、そのときは、歯磨きを止めて聴き入りました。

 

私が日々細々とやっていることを、彼〈今村光彦氏〉は10倍以上のスケールで実践していました。
〈本業は写真家。切り絵作家としても有名。〉

彼が開墾したところは ” オーレリアンの丘 ” と名付けられ、今ではたくさんの生き物の棲み家になっているとのことでした。
〈ネットで写真を見ましたが、素敵な里山です。〉

 

先日、〈明日への言葉で〉彼の現況が放送されていました。

大きな薪ストーブで暖をとり、その燃料となる薪は、彼の雑木林の手入れで出たものを利用しているとのことでした。

コシアブラも薪にしているそうで、つい私の木立にあるコシアブラと比べてしまいました。(右上写真)

私のところは、背丈2m前後、根元径約4㎝の薪にならないようなものばかり … 

 

これからも今村氏のお話 … 聴かせていただきます。

無所属の時間を過ごせることに改めて感謝

穏やかな晩秋の午後に丸太を運ぶ〈木立前で〉

菜園での作業は午前中で終わりました。

※ 菜園での作業については、前回及び前々回のブログ記事を。

午後は、木立前で作業をしました。

菜園から運んで来た松の枝の中で、太いものを薪にするために45㎝長に切っていきました。

切り終わった後、それらと〈松の〉幹を玉切りした丸太を畑の横まで運んで積み上げました。

 

ラジオ〈NHK第一放送〉を流していたのですが、ちょうど参議院予算委員会の中継でした。

そこでは、

… コロナ禍により職を失ったり、職に就けなかったりして、年越しも危うい人たちがいる …

という話もでていました。

 

… … …

現在、自分が置かれている境遇を思いました。

そして、運がよかったんだなあ、ということも … 。

世の中には、私以上に努力をされてきた人がたくさんいらっしゃると思います。

で、その人たちは、今日の午後、どのように過ごされたでしょうか?

… … …

私はというと、

風もなく、やわらかな日が差す木立前で、菜園から運んで来た松などの幹や枝葉の処理をずっとしていました。(右上写真)

晩秋にどっぷり浸かりながら … 。

年越しについて悩むこともなく … 。

日頃手入れしている菜園や木立が、

私だけでなく、みなさんの目や心を楽しませることにもつながれば、

と願いつつ … 。

 

無所属の時間を過ごせることに、改めて感謝した次第です。

頭も体も完全に弱ってしまう前に処分したい

今日買った6冊の本

朝から雨。

台風4号が温帯低気圧に変わり、その影響とか。

3か月ぶりに歯医者さんに行きました。

出した健康保険証は、期限が切れていました。
〈先日新しいのが役所から届いていたのでした〉
次回に新しいのを持って来るようにとのことでした〉

治療〈歯石取り〉後、お医者さんから、

「右上の奥から2番目の歯が少しぐらついていますね。 … 歯磨きをていねいにしてくださいね。」

と言われました。

… 徐々に弱っていく頭と体 …

歯医者さんを出てからも、期限切れの保険証とぐらつく歯のことが頭から離れませんでした。

作業をして汗をかけば忘れられるのですが、あいにくの雨でそれもできなく … 。

外出することにしました。

久しぶりに本屋さんに行きました。

本の背表紙を眺め、これはと思う本を本棚から抜き出して拾い読みをしていると、いつの間にか歯医者さんでの出来事を忘れていました。

買う予定はなく気分転換のつもりで行ったのでしたが、古本屋で5冊、新刊書店で1冊買ってしまいました。(右上写真)

全部で2,000円ほどの出費でした。

そのことはともかく、

実は、最近、溜った本をどのように処分しようか悩んでいます。

本〈レコード、CDも〉の場合、たとえ夫婦であっても、親子であっても、趣味が異なるともらってもらえません。

頭も体も完全に弱ってしまう前に、処分したいのですが … 。

膝、腰、右手の調子もよくなったような気が

久しぶりにレコードを聴きました

正午近くからずっと雨。

それもけっこうな降り方です。

外に出られなければ、物置小屋の整頓、道具の手入れなど、屋内でできることもたくさんあるのですが … 、

… 意欲なし …

※ 膝、腰、右手の調子がよくないのも手伝っているようです。

 

「神様か仏様が休めと言っているんだな」 と自分で勝手に解釈し、午後は作業をしないことにしました。

久しぶりにレコードを聴きました。(右上写真)

で、レコードをターンテーブルに載せたまではよかったのですが、操作の仕方を思い出すまで、しばらくの時間を要しました。
〈2年ほど触っていなかったのかな? 歳ですな。〉

ボリュームを徐々に上げると、ブレンダ・リーの懐かしい歌声が聞こえてきました。

『いそしぎ』「この胸のときめきを』など、力強くも優しさのこもった歌い方には、励まされ、癒された気持ちになります。

ミレイユ・マチューも久々に聴きました。

彼女の『ある愛の詩』〈フランス語〉には、心が洗われます。

越路吹雪の響くような語りかけるような歌もいいですね。

とくに『ラ・ノヴィア:神に誓って』が気に入っています。

締めくくりは、本田路津子の透き通るような声での『若者たち』でした。

 

ということで、

ジャンルを問わず、好みの歌を次から次へと聴く時間と相成りました。

… なんか膝、腰、右手の調子もよくなったような気が …