事故防止のために井戸に囲いをする 2

開閉できる波板の屋根
完成した井戸の囲い
屋根が開けられないように鍵を付けました
新たに木でふたをつくりました

井戸の囲いづくりの続きをしました。

単管にタルキ止めのジョイントを付け、角材〈3cm×4cm〉をネジくぎで留め、それに波板を付けて屋根としました。

そして、蝶番〈ちょうつがい〉の役目をするジョイントで開閉できるようにしました。(右上写真)

井戸の囲いが完成しました。(右中上写真)

まる二日かかりました。

念のために屋根と土台の単管に鎖を巻いて、南京錠でロックしました。(右中下写真)

先日より、井戸のコンクリートのふたを度々ずらしていたら、ふたが欠けてしまいました。

腰が痛くなるほど重いふたですので、ていねいに持ち上げることができないのです。

力任せに ” ずらした ” という感じでした。

そのことが、ふたが欠ける原因になったようです。

ネットによると、現在コンクリートのふたはほとんどつくられていないようです。

もしあったとしても、重く、しかも高価でしょう。

事故防止のための囲いもできましたので、軽くて扱いやすいふたを作ることにしました。

木でつくりました。

杉板を10枚〈長さ約90cm、幅約8,9cm、厚さ約1,9cm〉を、二本の角材〈3cm×4cm〉にすき間がないように並べてネジくぎで留めました。

角材は取っ手になります。(右下写真)

材料費は全部で1,500円ほどでした。

事故防止のために井戸に囲いをする 1

公道の傍にある井戸 囲いをすることにしました
単管を高速切断機で切りました
卓上ドリルで単管に穴を開けました
囲いの下の部分ができました

先日より井戸水を何回か抜いていますが、一日経つとほぼ満水になることがわかりました。

40年ほど放置してあった割りには、内壁に藻も付いていなく、きれいです。

大腸菌や濁り等で飲料水にはできませんが、洗車や草木に撒くぶんには使えそうです。

現役に復帰です。
〈私ではなく、井戸のことです〉

ただ公道の傍にありますので、いたずらや事故が心配です。(右上写真)

安全防止のために、井戸に囲いをすることにしました。

重く、しかも風雨に耐えられるように単管を使ってつくることにしました。

単管は、手元にあったものを、高速切断機で必要な長さに切りました。(右中上写真)

穴は、卓上ドリルで開けました。(右中下写真)

砂を撒いて地面を水平にし、その上に土台となるブロックを置きました。

そして、支柱となる単管をジョイントを使ってボルトでブロックに固定しました。(右上写真)

あとは井戸を囲むようにして、1m強の単管をジョイントで留めていきました。〈ちなみに井戸の外径は86cm〉

単管と単管の間は、子どもがくぐれないよう、できるだけ狭くしました。(右下写真)

井戸のふたを開けられないようにしないと

井戸水を再び汲み上げることにしました
若干濁っている井戸水です
大きな木片が二つ井戸の側面に引っかかっています
すぐ横が公道 対策を講じないと

昨日井戸水をかなり使ったので、水位が戻っているか、確認をしました。

もとに戻っていました。

〈井戸は〉枯れていないようです。

全部水を抜いてみることにしました。

井戸のふたから底までは約4,5mです。
〈重りをつけた水糸を垂らして測りました〉

水深は約3,1mです。

忘れないように水中ポンプを吊るす角材に記しました。(右上写真)

濁り具合も確かめました。

若干黄みががって濁っています。(右中上写真)
〈4年前の水質検査のときもそうでした〉

水深が20cmほどになったときに、井戸の中を投光器で照らすと、側面に大きな木片が二つ引っかかっているのがわかりました。(右中下写真)

※ 下手に中に入って事故にでもなるとたいへんですので、そのままにしておきました。

最後にふたをしたとき、気になったことがあります。

… 誰かがいたずらにふたを開けたら … ということです。

井戸は、公道の傍にあります。

暖かくなり、また、春休みということもあってか、公道を行き来する子どもたちんの姿をよく見ます。

腰を痛めるほどの重たいコンクリートのふたですが、何か対策を講ずる必要がありそうです。(右下写真)

野外焼却防火用水は汲み上げた井戸水を利用

今まで使っていた野外焼却防火用水
新しい野外焼却防火用水
防火用水は井戸から汲み上げました
水中ポンプで汲み上げました

野外焼却防火用水を入れてある容器が傷んできました。(右上写真)

5つあるうちの3つが漏れています。

※ 外に置きっぱなしですので傷みがはやいのです。

全部取り替えることにしました。

使う容器は、ゴミ用〈45ℓ〉のものです。(右中上写真)

水道はありません。

近くに225ℓ〈45ℓ×5〉の水を汲めるような川もありません。

自宅からポリ容器に入れて運んでくる方法もありますが、何往復もしなければならなく、また、防火用水に水道水はもったいないような気もします。

所有地内の井戸から水を汲み上げることにしました。(右中下写真)

久しぶりに井戸の蓋を開けると、それなりの量の水がありました。

水中ポンプ(右下写真)を紐で吊るして井戸水の中に入れました。

※ 水中ポンプは、ホームセンターで1万円ほど〈税抜き〉で買いました。
以前はエンジンポンプを使っていたのですが、エンジン音がうるさいので止めました。

30m〈15mm径〉のホースを2本つないで水を引いたのですが、容器に水を入れるぶんには、とくに不便は感じませんでした。〈水圧は弱いですね〉

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退職後 井戸を思う

居場所の井戸

… 高度成長期には下町の工場などで電動ポンプで井戸水を汲みすぎ、それで地盤沈下が起こって、すっかり井戸が悪者にされてしまった。しかし井戸の水を手押しポンプなどで個人が汲んで使う分には。まず問題はない。防災上も井戸は大切。 … 【貧楽暮らし:森まゆみ著 集英社文庫】P129より

同感です。

私のところにも井戸(右上写真)があります。

40年ほどほったらかしになっていますが、中にはまだけっこうな量の水があります。

3年前に水質検査をし、その結果、一般細菌、大腸菌、色度の3つの項目にチェックが入りました。当然飲めません。

現在は、年に2,3回エンジンポンプで水を汲み上げ、その水圧を利用して溝そうじをするときに使っているだけです。

退職した今、もっと井戸水を活用すべく次のように考えています。

1 一度井戸の水を全部汲み上げて底の掃除をする。
〈具体的にどのように掃除をするのか、経験者に聞く。プロの方にお願いすることになるかも。あまりにも高くつくようなら止める。〉

2 全部汲み上げた後、新たに水が入ってくるのか確認する。

3 井戸を掃除した後、再度水質検査を受ける。

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