野外焼却防火用水は汲み上げた井戸水を利用

今まで使っていた野外焼却防火用水
新しい野外焼却防火用水
防火用水は井戸から汲み上げました
水中ポンプで汲み上げました

野外焼却防火用水を入れてある容器が傷んできました。(右上写真)

5つあるうちの3つが漏れています。

※ 外に置きっぱなしですので傷みがはやいのです。

全部取り替えることにしました。

使う容器は、ゴミ用〈45ℓ〉のものです。(右中上写真)

水道はありません。

近くに225ℓ〈45ℓ×5〉の水を汲めるような川もありません。

自宅からポリ容器に入れて運んでくる方法もありますが、何往復もしなければならなく、また、防火用水に水道水はもったいないような気もします。

所有地内の井戸から水を汲み上げることにしました。(右中下写真)

久しぶりに井戸の蓋を開けると、それなりの量の水がありました。

水中ポンプ(右下写真)を紐で吊るして井戸水の中に入れました。

※ 水中ポンプは、ホームセンターで1万円ほど〈税抜き〉で買いました。
以前はエンジンポンプを使っていたのですが、エンジン音がうるさいので止めました。

30m〈15mm径〉のホースを2本つないで水を引いたのですが、容器に水を入れるぶんには、とくに不便は感じませんでした。〈水圧は弱いですね〉

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退職後 井戸を思う

居場所の井戸

… 高度成長期には下町の工場などで電動ポンプで井戸水を汲みすぎ、それで地盤沈下が起こって、すっかり井戸が悪者にされてしまった。しかし井戸の水を手押しポンプなどで個人が汲んで使う分には。まず問題はない。防災上も井戸は大切。 … 【貧楽暮らし:森まゆみ著 集英社文庫】P129より

同感です。

私のところにも井戸(右上写真)があります。

40年ほどほったらかしになっていますが、中にはまだけっこうな量の水があります。

3年前に水質検査をし、その結果、一般細菌、大腸菌、色度の3つの項目にチェックが入りました。当然飲めません。

現在は、年に2,3回エンジンポンプで水を汲み上げ、その水圧を利用して溝そうじをするときに使っているだけです。

退職した今、もっと井戸水を活用すべく次のように考えています。

1 一度井戸の水を全部汲み上げて底の掃除をする。
〈具体的にどのように掃除をするのか、経験者に聞く。プロの方にお願いすることになるかも。あまりにも高くつくようなら止める。〉

2 全部汲み上げた後、新たに水が入ってくるのか確認する。

3 井戸を掃除した後、再度水質検査を受ける。

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