この7年でガラッと変わってしまった

炎を見ていると主が元気だった頃のことを …

親戚に行ってきました。

昼食を食べながら、〈親戚の〉長男から〈親戚の〉主の様子を聞きました。

※ 現在親戚の主は高齢者施設に入っています。
様子を見に行きたいのですが、オミクロンが流行っているので、面会ができません。
で、〈親戚の〉長男は、電話で施設の職員と彼の父のことについてやり取りをしています。

徐々に弱ってきているとのことでした。
〈94歳ですからな〉

 

親戚から戻り、ストーブの炎を見ていると主がまだ元気だった頃のことを思い出しました。(右上写真)

初めて薪ストーブを設置した冬 … そう、7年前の雪が積もっている休日にストーブの炎を見ながら温まっているときのことでした。
〈当時私は勤め人で、親戚の長男は都会で働いていました。〉

 

親戚の主がプレハブのドアを開けるや否や

風呂の薪が足りんなったし、前に置いたる丸太をもろうていくわ。ええか?」

と。

「そりゃーええけど、乾いとらんもんを持って行ってもすぐに薪にならんやろ。」

「そんなもんかまわんわ。釜に入れりゃそのうちに燃えるんや。」

で、外に出て手伝おうとすると、

「おまえ、今日はせっかくの休みやろ。じっくり休めや。」

と言って、1人で20本ほどの丸太を軽トラに積んで帰って行きました。

 

まるで昨日のことのようです。

… この7年でガラッと変わってしまいました …

定年退職後の2月9日には

定年退職後毎日つけている日誌〈現在7冊目〉

2022年2月9日〈水〉
天気:曇時々晴

現在午後5時15分。

集落の各家庭に配布する催し物の案内文書を作成したり、本を読んだりしているうちにこの時間になりました。

窓外は薄暗く、所々地面が露わになった雪景色が見えます。

定年退職後5度目の冬ごもりもそろそろ終わりに近づいてきました。

ふと過去5回の冬ごもりが気になり、日誌(右上写真)を紐解いて2月9日に主に何をしていたのか振り返りました。

※ 日誌を書くに至った経緯については、2017 7.27のブログ記事『定年退職後の健康維持』をご覧ください。

 

・2018 2.9〈金〉 曇後晴  … 廃材の処理、読書等
当時自宅の改修をしていて、少しでも安くあげるために大工さんの手伝いをしたり、廃材の処理をしたりしていたのでした。
・2019 2.9〈土〉 曇後雪  … ほぼ一日読書
・2020 2.9〈日〉 曇時々晴 … 来客2名、読書等
・2021 2.9〈火〉 雪    … ユーチューブ、読書、散髪
・2022 上記参照

 

2018年以外は、冬ごもりそのものですな。

しかもほとんど読書ですな。
〈昨年からユーチューブもけっこう視聴しています〉

好きな本がじっくり読めることに感謝しています。

 

春がついそこまで来ています。

いよいよ木立ちの手入れや野菜づくりの季節ですな。

感謝の気持ちを何かの形でお返ししないと

本日の昼食〈おかずは昨晩の残り物〉

20㎝あった積雪も雨で半減。

明日から気温も上がるそうで、いよいよ春かな。

木立をひと回りしてあれこれしているうちに正午に。

 

お昼の準備に取りかかりました。

今日は自宅からおかずを持って来ていたので、準備といってもご飯を炊くだけ。

※ 現在家族は妻と両親と私の4人です。
食欲旺盛にはほど遠い者ばかりですので、夕食のおかずが余ってしまうことが多々あります。
そんなときは翌日に食べるようにしているのですが、それでも食べ切れないときは私の昼食のおかずにしています。
1週間に2~3回といったところでしょうか。
で、そのような日は、プレハブでご飯を炊きます。

 

ご飯は飯盒で炊いています。

※ 飯盒でのご飯の炊き方については、2021 3.6付ブログ記事『飯盒でご飯を炊くのが当たり前に』をご覧ください。
他、ネットでもたくさん紹介されています。

1人で食べるぶんには、飯盒を使う方が釜を使うより扱いが楽です。

また、〈個人的に〉釜で炊いたご飯よりおいしいように思っています。
〈自宅ではガス釜で炊いているが、それよりおいしく感じている〉
〈以前レンジで炊いたこともあったが、それよりはるかにおいしい〉

 

窓外の雪景色を眺めながら、暖かい部屋で炊きたてのうまいご飯が食べられるなんて。

感謝するのみ。

が、その気持ちを何かの形でお返ししないと。

みんな歳をとったんですな

昨日雪かきをしたのに新たに雪が〈自宅玄関前〉

昨日雪かきをした自宅玄関前でしたが、屋根に残っていた雪が新たに落ちていました。(右写真)

再度雪かきを。

で、雪かきをしていると、隣集落の同級生が通りかかりました。

※ 彼〈同級生〉は一昨年定年退職し、現在無職。
健康維持のために毎日のようにウオーキングをしています。
雪かきをしていると、たまたま通りかかったのです。

 

「精がでるのお。」

「ああ、昨日一度雪かきしとるけど、また〈屋根から〉落ちてきたんや。」

「そうか、そりゃーたいへんや。」

「で、おまえんとこ、雪かき終ったんか。」

「ああ、とっくに終わっとるわ。 … 実は、ネットで中古の除雪機〈を〉買うたんや。 … わしんとこの前の道路、おまえんとこみたいに融雪装置ついとらんし、雪かき〈は〉時間がかかってホントに疲れるんや。 … 退職して雪かきぐらいどれだけでもできるやろて言われるけど、歳とると体が持たんでなあ。 … 除雪機〈は〉楽やわ … 。」

 

先日町会長さんからもよく似たお話を聞きました。

町会長さんの家の前の道路にも融雪装置はありません。

で、雪が積もると、奥さんやお子さんが〈車で〉勤めに出られるように朝の暗いうちから雪かきをしなければならず、

結局は除雪機を買うことにしたと。

 

若い頃は人力での雪かきは当たり前だったけれど、

… みんな歳をとったんですな。

とにかく新型コロナが収まらんことには

予報通り降りました 2022 2.5 10.50AM  木立前で

予報通り降りました。(右写真)

積雪は10㎝足らずで風もありませんでしたので、傘をさしながら木立をひと回りしました。

 

プレハブに戻ってしばらくすると、親戚がやって来ました。

いつもなら外で二言三言交わして帰って行くのですが、今日は珍しく中に入ってきました。

 

机上に置いてあった3回目のコロナワクチンの接種案内を見ながら、

「おまえんとこも来たんか。いつ来たんや。」

「昨日や。」

「わしんとこはもっと前に来たんや。 … で、コールセンターに何回か電話したんやけど、一向につながらんのや。 … 1回目のときと状況は同じや。何かええ方法を考えてほしいんやけどなあ … 。」

「そりゃー困った。まあ、つながるまでやるしかないやろ … 。」

「コロナいうたら、親父のことも言うとかんと。 … ホントはおまえも誘うて親父に面会に行きたいんやけど、オミクロンが流行ってるんで面会ができんのや。 … 電話で聞いたら、元気でやっとるいうことやった。 … オミクロンが落ち着いたらいっしょに行こうや … 。」

※ 彼〈親戚〉のお父さんは、1月上旬より高齢者施設に入っています。
入ったときの様子については、1.6付ブログ記事【私もいずれは『介護保険被保険者証』に】をご覧ください。

 

とにかく新型コロナが収まらんことには。