ものには言い方がある

今春最後の〈木立の〉山桜 … 雨が降る前〈午前8時頃〉に撮ったものです

予報では午後から雨だったはずでしたが、〈午前〉9時過ぎから雨が降り出しました。

止む気配もないので、予定していた草刈りを諦めてプレハブに入りました。

ストーブのそばで椅子に座りながら窓外の雨の景色を眺めていると、ふと昨日訪ねて来た知人のことが思い出されました。

 

彼〈知人:私より1歳年上〉は、雇用延長を終え、フリーの身になって2年目。

現在〈彼の〉集落の世話係をしています。

その彼に、ある人が次のように言って来たそうです。

「あんた、今度、在所〈集落〉の世話係になったそうやな。 … 〇〇の交差点やけど、この間わしが進もうとしたら、他の車が全然止まらんとって横切って行ったんや。 … ホントに危なかったわ。 … どっちが優先道路なんや。はっきりさせんと、そのうちに事故が起こってしもうわ … 。」

まじめな彼は、役所に赴いていろいろ聞いてきたとのこと。

で、彼が最後にポツリと言ったのは、

「そりゃー、たしかに世話係の仕事かもしれんけど、ものには言い方ちゅうもんがあるわな … 。」

… 同感 …

 

木立の中で最後に咲き始めた山桜が満開を迎えようとしています。(右上写真)
〈例年より10日ほど早いですな〉

春の青空に映えるさわやかな花です。

” ものの言い方 ” も、そのようにありたいものですな。

1日半ぶりの屋外作業

午後はニンニク畑の草むしりをしました

正午近くから日が差し始めました。

で、外に出ようとすると、ちょうど父の知人が夫婦連れで訪ねて来ました。

「おはようございます。 … 昨日、お父さんから電話をいただいたんです。 … タラノメとコシアブラが食べ頃やし、採りに来んかって。で、雨も上がったんで、採りに来たんですが … 。」

「ああ、どうぞ。 … おかまいできませんが … 。」

※ 毎年のように訪ねて来ていて木立の様子はよくわかっているので、お任せ。

 

30分ほどするとプレハブに顔を出し、タラノメとコシアブラで膨れたそれぞれのレジ袋を見せながら、

「たくさん採れました。ありがとうございます。」

と言って、うれしそうに帰って行きました。

 

午後は、ニンニク畑の草むしりをすることに。

今春は暖かい日が多いせいか、桜の開花同様、草の伸び具合も例年より10日ほど早いようです。

とくに昨日から今朝にかけての雨で一挙に伸びたような気がします。

草むしり用の台車に座りながら、のこぎり鎌で草の根元をくじるようにして抜いていきました。

雨の後で地面が軟らかくなっていたので、コボッ、コボッと簡単に草が抜けました。

3時間余りで、一輪車2台分の草をむしりました。(右上写真)

夕方まで続けたかったのですが、手がかじかんできたので、4時過ぎに後片付けに入りました。

1日半ぶりの屋外作業でした。

自分がホントにしたいことをすればええ

今日も無事に一日が終わりそうです        2023 3.22 5:15PM 木立前で

草むしりをしていると、知人が訪ねて来ました。

これまた昨日訪ねて来た知人同様、久しぶりでした。

「久しぶりです。前を通ったので寄らせてもらいました。」

「ああ、ちょうど草むしり止めようと思うとったところや。まあ、中へ入れや。」

 

「前を通ったって? 近くに何か用事でもあったんか。」

「ええ、この4月から高齢者体操教室の参加者の送迎バスを運転することになったんです。 … それで、順路を確認していたら、ちょうど〇〇さん〈私のこと〉の木立前に来たんで、寄らせてもらったというわけです。」

「そうか … 年金もらえる歳なのに … おまけに子どもも仕上がっとるのに、まだ働くんか … 。」

「ええ、〇〇さんのように木立の手入れが好きなら、そのようにするんですが、私にはどうも … 。」

「それでええんや。 … 自分のホントにしたいことをすればええんや … 。」

 

今日来た知人〈65歳〉は、アルバイト。

昨日来た知人〈67歳〉は、ボランティア。

そして、私〈66歳〉は、木立の手入れ。

かつては3人とも勤め人だったのに、定年後は見事に生き方が分かれてしまいましたな。

でも、これでいいんじゃないかな。

… 自分がホントにしたいことをすればええ …

夕日を見ながらそう思ったのでした。(右上写真)

天気がいいと声をかけてくる人も多い

ビニルを木立前で干す

朝からいい天気。

昨日取り外したビニルハウスのビニルを、木立前に広げて干しました。(右写真)

※ 乾いたら折り畳んで保管しておきます。
晩秋になったら、必要な大きさに切り、雪囲いに利用したいと考えています。

 

広げ終わってしばらくすると、集落のある人が、

「今日も温〈ぬく〉てええ天気や。 … 道路脇のタラノキも早う芽が出るかもしれんなあー。 … 天ぷらにするとうまいわ … 。」

と言いながら通り過ぎて行きました。

 

それから20分ほどすると、集落の〈前とは別の〉人がやって来ました。

「アンタんとこのイチゴの育ち具合はどんなもんや。見せてくれんかのお。 〈イチゴ畑に案内すると〉 ウチとよう似たもんやなあー。これからいっぱい葉っぱが出てくるんやのおー … 。」

とつぶやきながら帰って行きました。

 

午後、干してあったビニルを片付けていると、知人が訪ねてきました。

2か月ぶりでした。

近くの山のトレイルランコースの整備作業が終わったので、立ち寄ったとのこと。

3月になってから暖かい日が続いているので、今年は早くから整備作業に取り組んでいるよう。

例年なら残っているはずの雪も、まったくないそうです。

2時間ほど話していたでしょうか。

山が好きなんだなあということがよく伝わり、聞いている私まで楽しくりました。

 

天気がいいと、声をかけてくる人も多いですな。

菜園のジャガイモの畝づくり終了

菜園のジャガイモの畝づくりも何とか終わりました … 明日、畝の横にあるビニルハウスのビニルを張り替えます。

午前中、木立前で作業をしていると、集落の年配の方がやって来ました。

「精が出るのお。 … あんたの親父さんに頼まれとったビニルハウスのビニルが届いたんや。 … 今日は風が静かやし、今から〈菜園に〉行って張り替えたいんやけど … 都合はどんなもんや。」

「 … … 朝、野焼きをしたんで、〈焼却場を〉離れるわけにはいかんのです。 … 明日はどうですか。 … 明日も風が弱いようです。で、明日の朝も野焼きをする予定でいるんです。 … でも、〇〇さん〈年配の方〉のご都合がよろしければ、どれだけでも合わせますよ … 。」

「そんなら、明日にすっか。 … 朝は寒いけど、風が安定しとるしな。 … 7時に現地集合や。 … ああ、2mぐらいの脚立がいるわ … 。」

ビニルの張り替えは明日に決まり!

 

午後、そのビニルハウスのある菜園に行きました。

父から頼まれたジャガイモの畝づくりのために。

忘れないうちにと脚立を持って行き、ビニルハウスの中に入れておきました。
〈もう明日は大丈夫〉

 

10m長の畝を〈元肥も入れて〉3つつくり(右上写真)、木立に戻ってくると、もう4時過ぎ … 疲れました。

明日も菜園に行き、今度はビニルの張り替え。

果してうまく手伝いができるかな。