自分がホントにしたいことをすればええ

今日も無事に一日が終わりそうです        2023 3.22 5:15PM 木立前で

草むしりをしていると、知人が訪ねて来ました。

これまた昨日訪ねて来た知人同様、久しぶりでした。

「久しぶりです。前を通ったので寄らせてもらいました。」

「ああ、ちょうど草むしり止めようと思うとったところや。まあ、中へ入れや。」

 

「前を通ったって? 近くに何か用事でもあったんか。」

「ええ、この4月から高齢者体操教室の参加者の送迎バスを運転することになったんです。 … それで、順路を確認していたら、ちょうど〇〇さん〈私のこと〉の木立前に来たんで、寄らせてもらったというわけです。」

「そうか … 年金もらえる歳なのに … おまけに子どもも仕上がっとるのに、まだ働くんか … 。」

「ええ、〇〇さんのように木立の手入れが好きなら、そのようにするんですが、私にはどうも … 。」

「それでええんや。 … 自分のホントにしたいことをすればええんや … 。」

 

今日来た知人〈65歳〉は、アルバイト。

昨日来た知人〈67歳〉は、ボランティア。

そして、私〈66歳〉は、木立の手入れ。

かつては3人とも勤め人だったのに、定年後は見事に生き方が分かれてしまいましたな。

でも、これでいいんじゃないかな。

… 自分がホントにしたいことをすればええ …

夕日を見ながらそう思ったのでした。(右上写真)

天気がいいと声をかけてくる人も多い

ビニルを木立前で干す

朝からいい天気。

昨日取り外したビニルハウスのビニルを、木立前に広げて干しました。(右写真)

※ 乾いたら折り畳んで保管しておきます。
晩秋になったら、必要な大きさに切り、雪囲いに利用したいと考えています。

 

広げ終わってしばらくすると、集落のある人が、

「今日も温〈ぬく〉てええ天気や。 … 道路脇のタラノキも早う芽が出るかもしれんなあー。 … 天ぷらにするとうまいわ … 。」

と言いながら通り過ぎて行きました。

 

それから20分ほどすると、集落の〈前とは別の〉人がやって来ました。

「アンタんとこのイチゴの育ち具合はどんなもんや。見せてくれんかのお。 〈イチゴ畑に案内すると〉 ウチとよう似たもんやなあー。これからいっぱい葉っぱが出てくるんやのおー … 。」

とつぶやきながら帰って行きました。

 

午後、干してあったビニルを片付けていると、知人が訪ねてきました。

2か月ぶりでした。

近くの山のトレイルランコースの整備作業が終わったので、立ち寄ったとのこと。

3月になってから暖かい日が続いているので、今年は早くから整備作業に取り組んでいるよう。

例年なら残っているはずの雪も、まったくないそうです。

2時間ほど話していたでしょうか。

山が好きなんだなあということがよく伝わり、聞いている私まで楽しくりました。

 

天気がいいと、声をかけてくる人も多いですな。

菜園のジャガイモの畝づくり終了

菜園のジャガイモの畝づくりも何とか終わりました … 明日、畝の横にあるビニルハウスのビニルを張り替えます。

午前中、木立前で作業をしていると、集落の年配の方がやって来ました。

「精が出るのお。 … あんたの親父さんに頼まれとったビニルハウスのビニルが届いたんや。 … 今日は風が静かやし、今から〈菜園に〉行って張り替えたいんやけど … 都合はどんなもんや。」

「 … … 朝、野焼きをしたんで、〈焼却場を〉離れるわけにはいかんのです。 … 明日はどうですか。 … 明日も風が弱いようです。で、明日の朝も野焼きをする予定でいるんです。 … でも、〇〇さん〈年配の方〉のご都合がよろしければ、どれだけでも合わせますよ … 。」

「そんなら、明日にすっか。 … 朝は寒いけど、風が安定しとるしな。 … 7時に現地集合や。 … ああ、2mぐらいの脚立がいるわ … 。」

ビニルの張り替えは明日に決まり!

 

午後、そのビニルハウスのある菜園に行きました。

父から頼まれたジャガイモの畝づくりのために。

忘れないうちにと脚立を持って行き、ビニルハウスの中に入れておきました。
〈もう明日は大丈夫〉

 

10m長の畝を〈元肥も入れて〉3つつくり(右上写真)、木立に戻ってくると、もう4時過ぎ … 疲れました。

明日も菜園に行き、今度はビニルの張り替え。

果してうまく手伝いができるかな。

山林の維持もたいへんだ

3割方片付いた伐採杉 … 伐採跡地で

午後雨が上がり、杉の伐採跡地に佇んでいると、知人が訪ねて来ました。

※ その知人も、つい最近80本近くの杉をある業者さんに伐採してもらったところです。

 

「だいぶ片付いてすっきりしたのおー。(右上写真) … ワシんとこもこれくらいの杉なら何とか自分で処理できるんやけど … 。」

「そやな、アンタんとこの杉はここの杉より一回り太いわなあ。 … そやけど、アンタんとこのはよう手入れがされて節もないし、引き取ってもろてお金にすればええやろ。」

「それが1銭にもならんのや。 … 水気の多い地面に立っとったんで、芯が黒ずんどるんや。 〈伐採跡地に転がっている丸太の断面を見ながら〉 この杉よりもっと黒いわ。」

※ 芯の黒い杉については、3.9付ブログ記事『黒芯〈くろしん〉と呼ばれている杉とは』を参照。

 

彼〈知人〉には広い山林があり、一面に杉が植わっているとのこと。

今回伐採〈間伐と言った方が正確かも〉したのはほんの一部らしいが、半端な数ではない。

それも、大半が胸高径50㎝もあろうかと思うほどのものばかり。

たとえ45㎝長〈薪の長さ〉に玉切りしても、一人〈彼も66歳〉では運べないだろう。

 

で、現在、業者さんと交渉中とか。

… タダでいいから、とにかく伐採杉をどこかへ持って行ってほしい …

と。

今日日は山林の維持もたいへんですな。

黒芯〈くろしん〉と呼ばれている杉とは

積み上げた丸太をご覧ください … このように中心部が黒っぽい杉を黒芯〈くろしん〉というそうです。

前回のブログ記事掲載の写真ですが、暗くて見にくかったことをお詫びいたします。

今朝撮り直しましたので、改めて掲載いたします。(右写真)

 

右写真で、薪棚の前に積み上げてある丸太は、隣接地の伐採杉を玉切りにしたものです。

で、たまたま通りかかった集落の人が、これらの丸太を見て立て続けによく似たことを言いました。

「杉の真ん中〈中心部〉がえらい黒いのお。赤っぽい淡い色なら柱や板にしてもええんやけど。 … やっぱり山ん中の杉でないと、ええのに育たんのやのお。 … 薪以外に使い道はないのかいな … 。」

と、いうようなことです。
〈2人ともはっきりした理由は言わずに行ってしまいました〉

中心部が黒っぽい杉はあまりよくないことだけは、何となくわかりました。

 

ネットで調べてみました。

『雄平遊言』より
… 中心部が黒い杉は、黒芯とも呼ばれ、 … … 肥えた土地、多湿地、谷筋に多い、 … … 一般的には含水率が高いため、乾燥がむずかしいとされている。そこのあたりが黒っぽい木肌とともに不人気の理由なのだろう。 …

 

今までに100本ほどの杉を伐採していますが〈きこりさんが伐採した分も含め〉、黒芯と呼ばれている杉のことを知ったのは初めてでした。

毎日毎日が新たに勉強ですな。