ホントにありがたいご指摘でした

成長具合が今一つのサツマイモ

木立の中から丸太を運び出していると、集落の世話係の人がやって来ました。
〈私も世話係の1人〉

「蒸し暑いのにご苦労さん。 … 今日の夕方のお宮さんの催し物の件やけど、ひょっとしたらワシ、出られんかもしれんわ。 … 〈午後〉4時から2回目のコロナワクチン接種や。急いで帰って来るつもりやけど、間に合わん可能性大や … 。」

「わかりました。 … その旨町会長さんに伝えておきます。 … 2回目のワクチンはたいへんだと聞いております。お大事にしてください。」

 

彼〈世話係〉は木立前の畑を見回し、

「そこのオクラやけど、もう食べごろや。いつまでも放っておくと硬なるわ。すぐに捥いだほうがええわ。」

「アンタ、サツマイモいつ植えたんや。 〈私が5月中ごろと答えると〉 それにしては葉っぱ小さいし、数も少ないわ。(右上写真) … たぶん肥料不足や。 … 苗と苗の間に穴開けて一握りの『888』〈化学肥料〉でも入れればどうや。 … 明後日から梅雨本番らしいし、今入れとけば効くと思うわ … 。」

「あそこのトマト、ええのに育っとるな。 … 世話の仕方いろいろあるんやけど、アンタのやり方の場合、今の支柱では短か過ぎて足りんわ。 … 倍の長さの支柱にしてやらんとな … 。」

と、矢継ぎ早に言って帰って行きました。

 

ホントにありがたいご指摘でした。

理髪店での楽しいひと時

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー

久しぶりに理髪店に行きました。

主は?

店の横にある畑の手入れをしているではありませんか。

で、本を読みながら主を待とうと本棚に目をやると、TRIO〈トリオ〉のアンプがあることに気づきました。

 

主が戻ってきたので、そのことを尋ねると、

「ああ、これ〈TRIOのアンプ〉ですか。 … ずっと前から置いてありますよ。 … うーん、45年ほど前に買ったのかな。当時で10万円ほどしましたよ。 … まだ中学生だったけど、小学校のときから新聞配達をしていたので、それで蓄えたお金で買ったんですよ。」

とのこと。

「45年ほど前というと、 … 私もオーディオ機器をいくつか買いました。 … が、エントリー機〈当時は負けてもらって4万円弱〉にしか手が出ませんでしたよ。 … 10万円となると、さぞかしいい音が出るんでしょうな。」

 

その後、頭を刈ってもらっている間じゅう〈小1時間…お客は私1人〉、オーディオ談議に花が咲きました。

TRIOの高級アンプが醸し出すバラードが、店内にずっと流れていました。

楽しいひと時となりました。

 

45年ほど前に買ったレコードプレーヤー〈ソニー製〉がいまだに手元にあります。(右上写真)

故障していますが、なぜか捨てられず、プロジェクターの台として使っています。

修理して鳴るようにするにはだいぶかかるでしょうな。

あっ、今日は夏至でしたね

2021夏至〈6.21〉の夕日 6:40PM アサガオの棚の前で

昨夕知人が訪ねて来たのでブログ記事の下書きができず。

本日〈午前〉6時半過ぎより、昨日のことを思い出してブログ記事を書く。

8時頃投稿。

 

木立をひと回りしてしばらくすると、昨夕の知人が、再び訪ねて来ました。

※ 例年お盆前に、門徒の有志がお寺の除草をしています。
彼〈知人〉と私は、今夏、その除草作業の世話係に当たっています。
作業日時を決めて案内を作成したり、当日の飲物を準備したりしなければなりません。
で、先日よりそれらのことについて何回か打ち合わせをしています。

あれこれ話しているうちに正午に … 。
〈おかげさまで大枠は何とか決まりました〉

 

午後は年金関連の文書作成。

先日満65歳になりました。
〈年金がいよいよ満額に〉

年金請求関連の文書を全部提出したつもりでいましたが、1通提出していなかったことに気づきました。

わからない点については、年金事務所に電話をかけて教えていただきました。

作成し、投函し終わったのは〈午後〉5時過ぎ。

 

戻って来ると、今度は7月中頃に予定されている集落の催し物の案内文書の作成。

仕上がったのは〈午後〉6時半。

 

外に出ました。

アサガオの棚の前に佇むと、木立の木々の間に夕日が … 。(右上写真)

〈午後〉7時近くだというのにまだ明るい。

あっ、今日は夏至でしたね。

言葉を失ってしまったジイサンでした

道路傍の畑の草むしりをしていると

道路傍の畑で草むしりをしていると、1台の車が止まりました。(右写真)

降りてきたのは、かつて数年間職場を共にした男でした。
〈彼はこの春定年退職しました〉

 

「〇〇さん〈私のこと〉、がんばっていますね。 … こんなに広いと手入れもたいへんでしょう … 。」

「いやー、好きでやっていますんでけっこう楽しいですよ。 … ところで今日はどうしたんですか。雇用延長はしなかったんですか … 。」

「… しませんでした。米作りに専念することにしました。」

「そんなに田んぼがあるんですか。」

「いや、自分の家の田んぼは少ししかなく、大半は借りている田んぼです。 … 合わせると4町歩近くになります。」

「そりゃーたいへんですな。 … 機械代だけでも相当かかるでしょう。」

「田植え機やコンバインなどは、今までに自分の家で使っていたものを修理しながら使い、極力出費を抑えています。 … 借りている田んぼも小さい田んぼばかりですので、それでちょうど間に合います。」

「でも、小さい田んぼは効率が悪いでしょう。」

「確かに。 … で、作り手がいないのが現状です … … 。」

「ええ! … じゃーそれって … … … 。」

 

ボランティアのの字も感じさせずに黙々と行動している人の前で、

無所属の時間を過ごしているジイサンは言葉を失ってしまったのでした。

理屈通りにうまく行かんもんですな

友人から借りた道具で切株を引き抜こうとしてみたが …

友人が訪ねて来ました。

いつものごとく二人の談論風発の時間となりました。

で、話しているうちに彼が、

「俺、最近切株を引き抜く道具を買うたんや。 … 庭にあるちっこい切株いくつか引き抜いてみたけど、便利や。 … おまえんとこも切株いっぱいあるし、試しに使うてみたらどうや … 。」

と言うので、即彼の家へその道具を取りに行きました。

 

で、借りた道具は、

・2,5mの単管3本
・単管を三脚に束ねるためのジョイント
・それぞれの単管の先に取り付ける金具〈人間でいうと足〉
・レバーホイスト〈1t〉
・ホイストロープ〈長1,短1〉

です。

 

さっそく木立前にある根元径約17㎝のツバキの切株に挑戦することにしました。

① 切株の上に三脚を組み立て、レバーホイストを吊るしました。

② 切株にロープを引っ掛けるような箇所がなかったので、根っこをロープに引っ掛けることにし、そのために根っこの周りの土を取り除きました。

③ ロープを根っこに引っ掛けてレバーホイストとつなぎ、レバーホイストのレバーを少しずつ引いていきました。

④ 引っ掛けた根っこの部分が細かったのか、根っこが折れてしまいました。

 

友人とあれこれ2時間ほどやってみましたが、結局細い根っこが2本抜けただけ。(右上写真)

切株本体はびくともせず。

理屈通りにうまく行かんもんですな。