9年目にしてジャングルが何とか畑に

木立を所有するようになって9年目 … ジャングルが畑に様変わりしました

先日集落の人と話しているときでした。

私が、

「プレハブをもっと道路から奥まったところに置くべきだったかな。 … 道路を通る人たち、見通しが悪いんではないやろか。」

と言うと、

「アンタ、今やからそんなこと言えるんや。 … アンタがこの木立〈約0.5ha〉を所有したときはどんな状態やった? … ジャングルそのもんやった。足の踏み場もないくらいやった。 … プレハブ置くいうても、今の場所しか置けんかったやろ。 … 道路から2m以上奥まっとるし、とくに見通しが悪いということもないわ … 。」

との返事。

 

そう言われれば、確かにそうでした。

現在畑になっているところも、かつては地面がぬかるみ、草が生い茂り、夏になると虫がたかり、カエルさん、ヘビさんの棲み家でした。

木を切り、除草し、U字溝を敷いて水はけをよくし、土を掘り起こしてふるいにかけて瓦礫を取り除く … … etc.

勤めている頃は行事のない休日に、

そして、定年退職してからは毎日のようにジャングルを畑に変えるべく取り組んできました。
〈虫さん、カエルさん、ヘビさん、ゴメン。〉

幸運にも病気になったりけがをしたりすることもなく、ほぼ自分の思い通りに作業ができました。

 

木立を所有するようになって9年目。

ジャングルが畑に様変わりしました。

つい頷いてしまいました

1時間余りでサツマイモを植える畝が3つ出来上がりました〈菜園で〉

午後、菜園でサツマイモの苗を植えるための畝づくりをしました。

例年のごとく集落の農業に詳しい方に来ていただきました。

耕すと同時に畝がつくられる耕運機で、あっという間に長さ10m、幅40㎝、高さ25㎝ほどの畝が3つ出来上がりました。

その後、その方と私の2人で畝にマルチシートをかぶせていきました。

耕し始めてから1時間余りで、サツマイモの苗が終えられるまでになりました。(右上写真)

※ その方に頼んだのは父ですが、高齢のために素早い作業が困難ですので、私が代わりに手伝った次第です。
私がまだ勤めていた頃〈5年前まで〉は、その方と父で作業をしていました。

 

作業後、いっしょにお茶を飲んでいるときにその方がおっしゃったこと。

「最近、ホントに近いとこ〈ところ〉までイノシシが来るようになった。おまけにハクビシンもよう増えて作物の被害続出や。 … あんたんとこ〈あなたのところ〉今回もよう〈サツマイモの〉畝つくったけど、イモづくりせんと〈しないで〉店で買うたほうが安つくんと違うか。 … … そやけど、畑止めてもすることないしのお。 … 家ん中でテレビばっかり見とると体〈が〉ダメになるし、 … やっぱり畑でもして体〈を〉動かしとったほうが健康にええんかのお … 。」 

 

つい頷いてしまいました。

木立の杉を有効に使っていきたい

木立前の薪棚

〈午前〉9時過ぎから雨足が強くなり始めた。

雨が上がったのは〈午後〉5時過ぎ。

プレハブから出て、木立前の薪棚(右写真)を見ていると、昨日集落の人と話したことを思い出した。

 

「ワシんとこピザ窯買うたんや。 … 何回かつくってみたけど、うまいわ。先日も知り合いが来たときにつくって出したら、素人がつくったと思われんて言われてホントに評判やった。 … 薪がないときもらいに来るかもしれんし、そんときは頼むわ … 。」

「薪? … 今どき薪かいな。 … 電気やガスで簡単にできんのかいな … 。」

「ピザは400℃ほどの高熱で焼かんならんのや。 … そんときは薪が火力があって一番ええのや … 。」

※ 納得。
どうりでDIYの類の雑誌には薪を使ったピザ窯のつくり方がよく紹介されているんですな。
… 私もピザ窯づくりに挑戦してみようか …

 

正午少し前に親戚から昼食の差し入れがありました。

近くまで来たので、ついでに寄ってみたとのこと。

薪棚を見ながら、

「だいぶ前にもろうた薪 … 乾いて燃えるようになってきたし、しばらくはそれ使うわ。 … ひと月ほどしたらごっそりもろうし、また頼むわ。」

 

手入れがなされていないがゆえに建材にできない杉 … 。

まだ木立にはかなりあります。

親戚の薪風呂と私の薪ストーブ、そして、他の人にも少し … 。

有効に使っていきます。

思った通りにならないものですな

知人を見送るともう5時を過ぎていました。 2021 4.29 5:05PM 木立前で

終日雨。

午前中は、ブログ記事を投稿した後、ユーチューブ三昧 … 。

※ 昨日宣言したことは、いったい何だったのか。
宣言の内容については、前回のブログ記事の最後のところをご覧ください。
ユーチューブ … 一度見ると止められない。
見たいものを自由に選択できるのがいい。
ただし内容については玉石混交なので、真贋を見極める力が必要。
テレビよりずっとおもしろい。
テレビは今後どうなっていくんでしょうな。

 

午後は心を入れ替え、作業兼物置小屋の整理整頓をすることに。

作業を始めて1時間ほどすると、雨の中、親戚がやって来ました。

「先日もろうた〈風呂用の〉薪、よう乾いとらんので燃えんのや。 … 乾いとるのあったら欲しいんや。」

とりあえず一週間分ほどの薪を渡し、後日晴れた日に再度取りに来るように言いました。

 

で、作業に戻ってしばらくすると、今度は知人が訪ねて来ました。

「7月にコロナのワクチン接種をすることにしたんやけど、例年そのあたりに寺の草刈りがあるし、バッティングせんか心配しとるんや … … 」

等々、2時間近く話したでしょうか。

彼を木立前で見送ると、もう5時を過ぎていました。(右上写真)

 

結局、小屋の整理整頓は終わらないままに。

… 思った通りにならないものですな …

友人といるとあっという間に一日が

燠〈おき〉だったものが灰になりましたのでふるいにかけました

〈午前〉10時頃でした。

バイクの爆音が鳴り響き、プレハブ前でパタッと止みました。

外に出ると、ちょうど友人がバイクから降りようとしているところでした。

農繁期〈田植えの準備〉のために親戚の農家から車が借りられなくなったゆえ、バイクに乗って来たとのことでした。

※ 彼〈友人〉は数日前にも一度立ち寄っているのですが、そのときは急用のためにすぐに帰ってしまいました。
〈そのときの様子については、4.10付ブログ記事『体力のあるうちに整理を』を参照〉

 

いつものごとく近況、天下国家などについて大いに語り合い、神様〈仏様?〉がお迎えに来るまでにどう生きるかということについてもけっこう話をしました。

【その結果は】
主に花鳥風月を相手とし、ボチボチ生活をしていこう。
【二人の共通点】
彼には屋敷と畑、私には木立と菜園 … ともに入れをしなければならないものを持っています。
それらをいかにお金をかけないで、しかも安全に楽しみながら手入れをしていくか … 。

今回は、昼飯を食べに出たついでに森林組合に寄り、ドングリの木の苗についてのお話も伺ってきました。
〈ドングリの木の苗を扱っているんですな〉

 

一日があっという間に過ぎました。

友人が帰った後、まだ少し明るかったので、残っていた灰をふるいにかけました。(右上写真)