善意ある近親者の尽力で何とかなりそう

私のところにも折れた木が

雪も風も止みました。

積雪15㎝といったところでしょうか。

午後、木立をひと回りしました。

隣接地との境界にさしかかると、

隣接地に生えていた杉の木が、人家に倒れているではありませんか。

 

その家〈人家〉の住人は不在でしたので、隣接地の持ち主の家に行って事情を伝え、倒れた杉の木の様子が見えるところまで案内しました。

「 … 困ったことになったのお。 … そやけど、〇〇さん〈人家の住人〉とこ、まだ何も言うて来んなあ。 … ひょっとして出かけた後に倒れたんかのお。 … … みんな、この地面〈隣接地〉の持ち主、ワシやと思うとるみたいやけど、実は、叔母の地面なんや。 … で、その叔母も亡くなってしもうて誰も手入れせんし、仕方なしにワシがしとるんや。 … まあ、今さらそんなこと言うても始まらんし、とにかく早う処理せんと。 … ケガ人がなーてホントによかったわ。 … 知らせてくれてありがとう。」

 

ケガ人がなーてホントによかったわ。」 … 同感です。

杉の木も、倒れたというより徐々に寄りかかっていったという感じで、屋根瓦も一枚も割れていないようでした。

幸いにも、善意ある近親者の尽力で、何とか事が収まりそうです。

 

実は、私のところにも、今冬の猛吹雪で倒れたり折れたりした杉の木があります。(右上写真)

手入れを怠らないようにしていかないと。

どうしてこんなにも早くお迎えに?

温州みかんの囲い … 風に飛ばされることなく無事でした

昨晩の眠れないくらいの強い風は何だったのでしょう。

で、晴れ間を縫って、木立にある温州みかんの囲いを確認してきました。

風に飛ばされることなく無事でした。(右写真)

 

プレハブに戻ってひと休みしていると、知人が立て続けに亡くなったことを思い出しました。

 

一人は、中学校の部活でいっしょでした。

年上であることを笠に着ることなく、言葉も少なめで、やさしく指導してくれたのを覚えています。

堅実を地で行くような人で、実際そのように65歳まで仕事をしていました。

… が、突然亡くなったことを聞きました。

死因ははっきりしていないとのことです。

 

もう一人は、勤めているときにお世話になった人です。

スポーツ好きで、体も丈夫な人でした。

定年退職後も、周りの人に「俺は体に悪いところはないんだ」というようなことを言っていたようです。

… が、先日、スポーツの練習中に事故で亡くなってしまいました。

 

二人とも斜に構えて物事を見るようなところはなく、いつも真っ直ぐに見据えて生きていました。

また、どちらかというと、 ” 私 ” というより ” 公 ” に重きを置いた生活をしているようでした。

偽善は微塵も感じられませんでした。

偶然にも両者ともに私より一歳年上でした。

… 仏様! どうしてこんなにも早くお迎えにいらしたのですか? …

『年金請求書』を書くまでに至ったのは

窓外の雨に濡れる木立を眺めながら〈ちょっと暗いかな〉

ここ3日間は春そのものの陽気だったのに、今日は一転して雨。

この雨は明日に雪に変わるとのこと。

そして、明後日、明々後日は猛吹雪とか。

まさに三寒四温を地で行くような天気ですな … 。

 

窓外の雨に濡れる木立を眺めながら(右上写真)、先日届いた『年金請求書』を書くことにしました。

書き方の説明文の冒頭に、

… 65歳を迎えられる年金受給権者のみなさまへ …

とありました。

学校を出て就職し、定年後木立を動き回っているうちにいつの間にか65とは … 早いものですな。
〈6月に満65歳となります〉

請求書の中に、

① 65歳から年金を請求する。
② 繰り下げを希望する。

という選択肢がありました。

ためらわずに①を選択しました。

… 心身の健康なうちに、お金の許す範囲内で好きなことをする …
〈私の強い思いです〉
60歳で定年退職した後、年金もあたらないうちにすでに好きなことをしていましたが … 。
〈スンマセンな〉

 

今思うと、

勤めていた頃、上司、同僚、お客さまにはほんとうによくしていただきました。

家族や親戚の支えも多々ありました。

『年金請求書』を書くまでに至ったのは、みなさまのおかげと深く感謝しています。

 

願うは、

… 好きなことをしているうちに、それが何がしかみなさまのお役にも立っていた。 …

ということかな。

” 有難迷惑 ” とはおくびにもだせない

折れて家に寄りかかったままになっている梅

2か月ぶりに隣集落の知人に会いました。

近況について話していると、

「 … ところで、〇〇さん〈私のこと〉とこの木立の木 … 見るたびに減ってますね。いずれは全部切ってしまうんですか?」

と尋ねられました。

「そうです。体の動くうちにそうしたいと思っています。建材にもならない木を次の代に残しても困ると思いますし … 。 理想を言うなら、簡単な除草だけで維持できるような形にしておきたいと考えています。」

と言うと、

「そうでしたか。 … 実は、私も庭木の手入れのことで迷っているんです。 … 今回の大雪で、庭に植えてあった松や椿がかなり折れてしまい、庭とは言えない様相です。 … どれも亡き父が植えていったものです。 … とくに松は大きくなり、今では脚立に上らないと手入れができません。 … それも1本や2本ではないのです。 … 幸い今の大きさならまだ業者さんに頼まなくても、自分で伐採できそうです。 … 子どもに残しても有難迷惑でしょうし … 。」

 

私の家にも、今回の大雪で折れた梅があったのでした。(右上写真)

※ 詳細については、1.11付ブログ記事『都会はコロナでこちらは大雪でたいへん』をご覧ください。

私の父は健在ですので、” 有難迷惑 ” とはおくびにもだせませんな。

足許がよくなり次第、粛々と処理します。

難しい時代ですな

木立にある竹チップの山

昨秋木立前にあった竹チップを運んだ方が訪ねて来ました。

※ そのときの様子については、2020 10.17付ブログ記事『神様が休むことを許してくださらない』をご覧ください。

 

「突然伺って申し訳ない。 … 竹チップのことやけど、木立の中にまだ残っとるかの?」

頷くと、

「よかったわ。 … 実は、人から頼まれたんや。 … カブトムシの幼虫欲しいて … 。」

要領を得ずにいると、

「いまコロナ流行っとるやろ。 … で、子どもら外であんまり〈あまり〉遊ばんで、ウチの中にずっとおるらしいんや。 … それで、どういうわけか知らんけど、カブトムシの観察してみようかという子がけっこうおるらしいわ … 。」

納得した旨伝えると、

「ありがとう。 … 近いうちに改めて取りに来るわ。 … そうや、〇〇さん〈私のこと〉、下手に野菜づくりするよりカブトムシの方が儲かるて話や … 。」

と言いながら帰って行きました。

 

木立の竹チップを確認に行きました。

雪もすっかり消え、竹チップの小山が露わになっていました。(右上写真)

… 野菜づくりより儲かる …

なかなかいい話です … が、私には向かないようです。

 

できれば、子どもたちがいつでも木立に入って自由にカブトムシを採集できるようにしたいのですが、

事故のことを考えるとそこまで踏み切れないのです。

難しい時代ですな。