再び草刈りをしながら考えました

before 木立の側面の草も伸びました
after 約30mに渡り1,5mの高さで刈っていきました

木立の側面の草も伸びました。(右上写真)

もともと狭い歩道のところに草が伸びると、ますます狭くなります。

約30mに渡り、1,5mの高さで刈っていきました。(右下写真)

刈り取った草をそのままにしておきますと、歩道を歩けなくなりますので、作業小屋前まで運びました。〈一輪車4杯ぶん〉

側面の草刈りが終わった後、木立の前や中の草刈りもしました。

何しろ5,000㎡ほどの広さがありますので、梅雨時は、毎日が草刈りです。

で、草刈りをしているときに、近所の人が言っていたことを思い出しました。

午前中に歯医者さんで出会ったとき、次のようなことを言われました。

「あの広いとこ〈木立のこと〉、いつもまめに草刈りしてきれいにしとるけど、何にするつもりや?」

「なりもん〈なり物〉の樹でも植えて、畑もするつもりや。」
と、答えました。

できれば、果樹、畑以外にも何かをしたいと思っています。

その何かについては思案中です。

とにかく何をするにしても、事前に5,000㎡の土地の実態をしっかり把握しておくに越したことはありません。

除草〈草刈りや草むしり〉をすると、土地があからさまになり、土地の実態をより把握しやすくなります。

私の場合は、そのために除草をしている面もあります。

草刈りをしながら考えました

before あっという間に草が伸びました
after 刈るとすっきりしました

午後、ずっと草刈りをしました。(右上・右下写真)

で、草刈りをしながら、親戚が言っていたことを思い出しました。

「おまえんとこに積んだる〈お前のところに積んである〉薪 … 、誰か買うて〈買って〉くれる人おらんかいな … 。 売れそうな気するけどな … 。」

私は、買う人がいない旨、答えました。

また、先日、近所のおばあちゃんが言っていたことも思い出しました。

「あんたんとこ〈あなたのところ〉、ブルーベリーようなっとるわ〈たくさんなっているね〉。 それな、小さいパックで底が見えるくらいの量でも、200円で売れるわ … 。 目にいいんやわ〈いいんですよ〉 … 。」

家族が食べるためにつくっている旨、伝えました。

※ ちなみに今年も、どんぶり10杯ぶんの収穫でした。

私も、” 草刈りだけしていても芸がないなあ ” と思うことが多々あります。

親戚や近所のおばあちゃんも、暗にそのことを言いたかったのかもしれません。

〈定年退職後〉ジャングル状態だった木立の手入れに専念してから、2年と3か月が経ちました。

今では、誰が見ても恥ずかしくない状態です。

でも、 ” それだけで満足していいのか ” ということを、今回、親戚と近所のおばあちゃんがほのめかしてくれたような気がしています。

みなさんそれなりの歳でもがんばっています

燃えやすくするために丸太を細かく割りました

朝から草刈機のエンジン音がこだましています。

私のほかに、2台のエンジン音が聞こえます。

全部で3台のエンジン音になるわけですが、それらの音を出しているのは、定年退職者ばかりです。

それも、3人とも依頼されての草刈りです。

長い間勤め、それが終わっても、まだ働いているのです。
〈ちなみに私は63歳、ほかの2人は、66歳と67歳です〉

3人の共通点は、体が動く限り働きたいということでしょうか。

午後、私は野外焼却の準備をしましたが、ほかの2人は、まだ草刈りの続きをしていました。

腐食した丸太を燃えやすくするために、斧で丸太を割っているとき〈午後3時過ぎ〉でした。

2人のうちの1人〈66歳〉がやって来て、
「この蒸し暑いのに、あんたもようやるな。午前中からずっと働きっぱなしやろ。水しっかり飲んどるか … 。 わしゃ、もう疲れた … 。 これ以上すると、熱中症で倒れるわ。今から家へ帰って休むわ … 。 あんたもあんまり無理せんとな … 。 ほんなら帰るわ。」
と言って、帰って行きました。

もう1人の人〈67歳〉は、日射しの中、帽子もかぶらないで草刈りを続けていました。
〈大丈夫かな?〉

私も、〈午後〉5時過ぎまで、作業を続けました。

みなさん、それなりの歳になっても、よくがんばっていますね。

紫外線対策をすることにしました

ドラッグストアーで買った日焼け止めジェル

菜園横の物置に久しぶりに入りました。

なんと床に穴が開いていて、アリが頻繁に出入りしているではありませんか。

で、穴をふさぐ前にバルサン〈燻蒸剤〉を焚くことにしました。

ドラッグストアーへバルサンを買いに行きました。

代金を払っているときに、近所の造園主に出会いました。

私の顔をまじまじと見ながら、
「あんた、紫外線を防ぐ手立てをしとるか。なんもせんとだんだんシミが増えるわ … 。 わしゃ、いつも外で仕事しとるけど、ちゃんと日焼け止めを塗っとるわ … 。 おかげで、シミがそんなに増えとらんのや … 。 おお、ちょうどそこ日焼け止め並べたるわ。 ついでに買おてけば〈買ってけば〉どうや。」

… おっしゃる通りです …

定年退職して2年余り、毎日のように野良仕事をしています。

鏡を見るたびに ” 顔のシミが以前より増えたなあ ” とはうすうす感じていました。

その主は、シミの増えた私の顔を見て、心配して言ってくれたのだと思います。

ましてや私以上に太陽の下で働いている人の言葉です。

即買いました。

資生堂の『日焼け止め用ジェル』〈税込み1,944円〉を

店員さんによると、だいたいワンシーズンもつということです。

造園主からのアドバイス … 「額に塗ると、汗といっしょに流れて目に滲みるし、額には塗らん方がええわ。」

何から何までありがとうございます。

令和元年 5月1日 山桜を眺めながら

令和元年 5月1日 木立の山桜を眺めながら

令和が始まりました。

木立の山桜を眺めていると、ふと平成が始まったときのことを思い出しました。(右写真)

” 大喪の礼 ” に伴い、2月24日が特別に休日になった日のことだったと思います。

日本海側の2月下旬の天候としてはめずらしく、晴れ渡った穏やかな日でした。

職場の年配の方と、「子どもが健やかに育っていってほしい。」「いい仕事をしていきたい。」 … etc. の話をしたことを覚えています。

※ 当時その年配の方は40代半ば、私は30代前半、お互いに若かったんですね。

あらから30年 … 。

その年配の方は、4年前に亡くなりました。〈享年70歳〉

お子さんたちは一人立ちし、それぞれの自分の道を歩まれているとのことでした。

私は現在62歳10か月 … 。

定年退職してから2年余 … 。

再び仕事をすることを望まず、無職 … 。

老眼、歯はガタガタ 肩が上がらない 膝が痛い … … … 。

老化の進行は否めませんが、あまり気にしないようにして、日々思いのまま自在に動き回っています。

動き回れるうちに、経済事情が許す範囲内で、したいことを何でもするつもりです。

これも家族がみな元気なおかげです。

また、戦争のない平和な国に住んでいるおかげです。

令和も平和な時代になることを望んでいます。