退職直後の生活はみんな暗中模索状態?

うっすらと雪化粧ををした山桜
あれだけ晴れていたのに急に雪が …

うっすらと雪化粧をした山桜が、朝日に照らされて輝いていました。(右上写真)

せっかくの好天、昼食の時間も惜しく、パンを齧りながら、野外焼却をしました。

焼却を終えてしばらくすると、知人が訪ねてきました。

はじめは野外焼却の温もりの傍で話していたのですが、雪が降り出したので、小屋の中で話の続きをしました。(右下写真)

※ 訪ねて来るのは、たいてい同年代の退職した人たちです。

話の内容は、ほぼ退職後の生活の様子についてです。

… 職業人のときは生活スタイルが確固としていたが、退職後は暗中模索の状態 … というのが共通点のようです。

もっと具体的にいうと、
… 退職後、自分なりの思いを持ちながら生活しているのだけれど、 ” 拠り所がなく、地に足が着かないような頼りない ” 生活をしている …
と、大なり小なりどの人も感じているようです。

私も『無所属の時間』というブログを偉そうに書いていますが、
… こんなんでほんとうにやっていけるのかなあ … と思うことが時々あります。

1時間ほど話して知人は帰って行きました。

知人の後姿を見ながら、自分の後姿もよく似ているのかなあ、と思った次第です。

今では共に61歳のおじいさんです

お互いに下戸 スナック菓子とお茶だけでも長時間話ができます

今しがた友人が帰っていきました。

幼い頃からの友人です。

今では共に61歳のおじいさんです。

一昨日の夜、彼が私に電話をしたそうです。

何回かけても反応がなく、電話番号を確認すると、私が退職前に勤めていた職場にかけていたそうです。
〈幸いにも職場は年末休〉

昨日は間違えずに電話をかけてきましたが … 。

私もよく似たものです。

昨日の朝のことです。

新聞がいつもより早く配達されていました。

子どももいつもより早く起きてきました。

何のことはない、私がいつもより1時間遅く起きたのでした。
… テレビ画面の時刻表示で気づいた次第です …

お互いに大笑いをしました。

彼は都会の方で働いていて、今、年末休暇で帰省しています。

今日は午前10時ごろ訪ねてきました。

途中昼食を食べに一回外に出ただけで、あとはずっとプレハブで話をしていました。

お互いに下戸ですので、酒類は必要ありません。

スナック菓子とお茶だけで、午後5時半ごろまで話しました。(右上写真)

近況報告から世界情勢まで、若いとき同様天下国家についても大いに語り合いました。

ただ、若い頃と違うのは、お互いにそれぞれの親が年老いたということです。

今しがた友人は、介護施設から彼のお父さんが帰宅する時刻に合わせるようにして帰っていきました。

私も、つい先日急病の父親を病院に送迎したところです。

 

冬至の日は日没時刻が一年で最も早いわけではない

国立天文台暦計算室各地のこよみから

先日〈12月12日〉、大みそかの午後に予定している催し物についての話し合いがありました。

そのときに次のようなことが話題になりました。

① … 午後5時までに終わらんと今日みたいに暗なっとるぞ …

② … いや、今日よりちょっと明るなっとるはずや …

③ … 一番早う暗なるが、冬至の日やろ …

さあ、正解は①~③のどれでしょう?

正解は、⓶です。

ネットで日の出入り時刻について調べてみました。

国立天文台暦計算室の各地こよみを見ました。

県庁所在地別に細かく紹介されていましたので、私の住んでいるところの12月と1月のぶんをプリントアウトしました。(右上写真)

それによりますと、日の入りが早いのは、11月末から12月中旬にかけてで、日の出が遅いのは、1月上旬です。

ちなみに今年の冬至の日は、12月22日です。
〈太陽が出てから沈むまでの時間【昼の時間】が、一年のうちで最も短い日〉
※日の出入りの時刻は、太陽の上辺が地平線に一致する時刻だそうです。

最後に答の解説をします。

大みそか〈12月31日〉の日の入り時刻は、話し合った日〈12月12日〉の日の入り時刻と比べますと、10分ほど遅くなります。

冬至の日〈12月22日〉の日の入り時刻も、話し合った日と比べ、4分ほど遅くなります。

フキ

早春に顔を出すフキノトウ
フキの群生

木立の周り5カ所でフキが群生しています。
” 群生 ” という難しい言葉を使ったのは、人工的なフキ畑と区別するためです。
すべてしぜんに生えてきたものです。
それらを取り除かないように木立周辺の手入れをしているうちに、群生する面積が年々広くなってきました。

※フキは地下茎で繋がっていますので、それがしぜんに伸びて増えてきたようです。施肥もしていません。

例年、春先にフキノトウが顔を出します。(右上写真)
雪があっても見られます。
フキノトウはフキの花です。
寒さに強く、真っ先に春を知らせる花として親しまれています。
食べることもできます。
独特の苦みがあり、天ぷらなどにして食べるとおいしいです。

一方、葉は葉茎を長く伸ばしながら成長し、やがて丸い大きな葉になります。(右下写真)
私のところでは、5、6月になると葉茎を採って、その皮をむいて煮物や酢漬けにして食べています。

フキは、初夏に葉や葉茎を採ってしまった後も、しばらくすると伸びてきます。
全部刈り取っても、また伸びてきて太い葉茎になり、大きな葉になります。
「再び伸びてきたフキは食べられるのか?」と尋ねたことがあります。
「下ごしらえの仕方は変わるが、食べられる」ということでした。

以前 ” 宝の持ち腐れ ” から ” 宝の山 ” へ というお話をしました。

そのことを再認識した次第です。

 

 

 

退職後初めて隣町の山林へ

田んぼの先の方の奥が隣町に有する山林です

先日、隣町の方が、通りすがりに、「山、行っとるか … 。秋になったら、マツタケが出るかもな … 。」と、あいさつがわりにおっしゃいました。

その方がいう山というのは、隣町にある我が家の山林〈約0.5ha〉のことです。
〈山林というほどでも〉

この隣町の山林ですが … 、

… 他人の山と自分の山の境界がはっきりわからないのです。 …

それで、数年前、境界を確認すべく隣町の山林に詳しい方といっしょに現地の近くまで行きました。

… どこの山もほとんど手入れされていなく、途中で歩けるような道がなくなったので、近くまでしか行けませんでした。 … 

マムシがたくさん棲息していることも、踏みとどまった理由の一つです。

公図も見ました。しかし、はっきりした境界線まではわかりません。
【公図:税金の課税根拠となる土地台帳の付属図面。そのほとんどが140年も前、明治時代の地租改正時に引かれた図面】 … 季刊地域(農文協出版)P40より

昨日久しぶりに隣町の山林に行ってきました。〈退職後初〉(右上写真)

雑草が生い茂り、マムシが怖いので、山林の手前で引き返してきました。

退職後時間に余裕ができましたので、キノコの原木になる木(ブナ、ナラ、サクラなど〉を伐りたいと考えているのですが … 。

いつになることやら … 。