残った者が踏ん張るしかないんですかのお

隣接地との境に生えていたクズを取り払う

隣接地との境に生えている草が気になっていました。

で、とりあえずクズのつるを取り払うことにしました。

… 苦戦 …
… 汗だく …

小一時間かかりました。(右写真)

※ 今日はクズのつるを取り払っただけで、まだ60~70㎝高の草や低木が密生したままです。(右上写真参照)
〈こりゃー、大仕事になりそうですな。〉

 

昨年までは、隣接地を所有するおじいちゃんが、除草のほとんどをしてくれていました。

おじいちゃんが8割、私が2割していたという感じです。

が、今年に入ってからおじいちゃんの姿をまったく見ることがなく、隣接地との境の草も伸び放題 … 。

※ 90歳を超えているおじいちゃんなので、たぶん体が思うように動かないんでしょうな。
ちなみに私の父もそのおじいちゃんとよく似た年齢で、以前のようにテキパキと除草作業ができず、今や菜園〈約1,600㎡〉の除草作業の9割5分を私がしているという有様です。

 

集落に、両隣が親戚で、その両隣とも空き家という家があります。

その家の主は、他人に迷惑をかけられないということで、自分の屋敷だけでなく、両隣の除草もしています。

で、それが原因かどうかわかりませんが、今夏熱中症寸前の状態になったとのことです。

 

土地があっても、それを手入れできる人がいない。

残った者が踏ん張るしかないんですかのお。

テレビ局の取材を受けることに

木立前の除草完了

昨日の午前のこと。

木立前水路脇の草をむしっていると、30代後半と思しき男が近づいて来ました。

「おつかれさまです。私、〇〇テレビの▢▢という者です。」

と、名刺を差し出しました。

その名刺を見ると、たしかに〇〇テレビの▢▢さんで、肩書はディレクターとなっていました。

 

「この木立を手入れなされているのはお宅さんですか?」

「そうですが … 。」

「私の局では、県内の各集落の特徴を紹介する△△という番組がありまして、近くあなたの集落の特徴をいくつか紹介する予定です。で、お宅さんのこの木立も紹介させていただきたいのですが … 。」

「 … 集落の特徴ということになれば、まず町会長さんを訪ねるのが筋ですな。… また、そのほうが早く正確に情報が入ると思いますわ。」

と、町会長さん宅を教えました。

 

午後、再びディレクターさんが訪ねて来ました。

「午前中はありがとうございました。 … 明々後日に6人の方を取材する予定でおります。 … で、お宅さんもその中の一人になっていただきたく思っているのですが … 。」

ということで、結局、取材を受けることになってしまいました。

木立の中に積んである丸太の壁が、えらく気に入られたようですな。

まさかこんな歳になってテレビ局の取材を受けることになろうとは … 。

 

木立前の除草を前倒しして本日済ませました。(右上写真)

とにかく体に気ぃつけいや

畔草を刈り終わりました

集落にある農業法人から田んぼの畦草刈りを頼まれました。

その田んぼというのは木立のすぐそばにあり、約80m、60m、50mの畔に囲まれた三角形に近い形をした田んぼです。(右写真参照)

昨年までは米を作っていたのですが、今年は野菜畑に替え、8月に入るまでカボチャを作っていました。

で、今、新たに野菜を植えるために畑の整備をしている最中です。

 

草刈りは、9月10日までに終えるように頼まれていました。

まだ〈昨日:9月1日時点で〉10日ほど余裕がありましたが、早いほうがいいと思い、昨日、今日と力を振り絞って畔草を刈り終わりました。(右上写真)

午後、冷房の効いたプレハブ内で休んでいると、トラクターらしきエンジン音が近づいてきて〈畔草を刈り終わった〉畑あたりで止まりました。

 

外に出ると、農業法人が所有するトラクターに集落の男が乗っていました。

「おお、〇〇さん〈私のこと〉、暑い中、よう刈ってくれたわ。ありがとう。 … 予定より早う刈ってくれたんで、こっちも早う作業が始められるわ … 。」
と言うや否や、畑に入って行きました。

今日は日曜日〈農業法人も休業日のはず〉、しかも周りの田畑に人影一つない残暑厳しい中、トラクターのエンジン音を響かせて畝づくりを始めました。

 

「とにかく体に気ぃつけいや。」

と見守る彼より2つ年上のじいさんでした。

体を毀すと元も子もありませんからな

畔草刈りを途中で止める

3日ぶりに熱中症警戒アラートの放送が流れました。

一体いつになったら涼しくなるんやろか。

といって、何にもしないでいるわけにもいかず、集落から頼まれた田んぼの畔草刈りに取りかかりました。

刈り始めて1時間半ほど経った頃でしょうか、あまりに暑くて耐えられなくなってきました。

と同時に、朦朧とした頭の中を、この夏に聞いた3人〈Aさん,Bさん,Cさん〉の話がよぎりました。

いずれも熱中症に関する話ばかり。

 

・Aさん〈寿司屋の主〉
「つい先日まで、熱中症が原因で入院していたんですわ。ものが食べられんでずっと点滴でした。 … が、書入れ時のお盆に休むわけにもいかず、出てきてこうやって仕事しとるんですわ。まだ全快まで行ってませんな。」

・Bさん〈集落の人〉
「あんた、暑い中あんまり無理すると熱中症になるわ。 … 実は、わしゃ、この間まで熱中症やったんや。医者からもろうた薬飲んでようやく治ったとこや。 … 隣の集落に〈熱中症に〉罹ったもん〈者〉がいっぱいおるそうや。」

・Cさん〈造園業〉
「仕事柄、熱中症にはホントに気ぃつけとる。たとえ飲みとうなーても、ちょくちょく水分補給せんとな。 … 一回熱中症に罹ってしもたら、その夏はずっと体調不良が続くかもな … 。」

 

すぐに草刈りを止めました。(右上写真)

体を毀すと元も子もありませんからな。

今日の午後は素敵な時間でした

窓外のヒマワリ

今日も暑く、草刈りは10時過ぎで打ち切り。

自宅に戻って水風呂に。

そして出直し、休養、昼食、昼寝 … と、お決まりの夏日課。

 

昼寝から覚めたのは、1時半頃。

急用で再び自宅へ。

用を済ませて木立へ来る途中、集会所前で、集落の世話係や青壮年団員が今夜行われる盆踊りの準備をしていました。

ジリジリ照りつける太陽の下、テントを張ったり提灯を吊ったりとたいへんそうでした。

昨年まで、私も世話係の一人として汗をかきながらあれこれ動き回っていたことが、懐かしく思い出されました。

みなさんが熱中症にならないことを祈りつつ通り過ぎました。

 

プレハブに入り、時計を見ると2時半。

冷房をつけっぱなしにして自宅に戻ったので、プレハブ内はいたって涼しく、椅子の背にもたれかかりながら窓外のヒマワリを眺めていました。(右上写真)

… 一年のうちで最も暑い時期のしかも最も暑い時間帯に、涼しく快適な部屋にいながらにして、自分の好きな花を心ゆくまで見ていることができる。 …

はたしてこれ以上のことがあろうか。

 

と、妻や子どもたちに声かけをしてみるのですが、

「プレハブが不潔そう。」「木立は蚊や蜂だらけで嫌。」「何がそんなに楽しいのか。」 … 等、つれない返事。

妻や子どもといえど、価値観が異なるもんですな。

孫たちに期待するしかないかな。

とにかく今日の午後は素敵な時間でした。