いい総会であったと改めて思う

終日パソコン画面とにらめっこ

一昨日の集落の総会の議事録が仕上がらない!

午前中3時間、午後も3時間費やしてがんばったのに。

※ 同じ姿勢でずっといると腰によくないので、午前、午後とそれぞれ小一時間、木立を歩き回る時間をとりました。
それがなければ、今日のうちに仕上がったのですが。
残念ながら腰痛がまだ完治していないのです。

 

2台のパソコンを使って作業をしました。(右上写真)

一方のパソコンにはレコーダーの録音データをコピーしました。

※ パソコンにコピーした方が、マウス操作ができるので楽。
しかも音量も大きくできて聴きやすい。

そして、もう一方のパソコン〈集落から貸与されたもの〉に議事録を打っていきました。

議事録作成時にいつも思うことですが、話している内容を損なわずにまとめ、つじつまが合うようにつなげるって難しいですな。

といって、話されたままに全部打つわけにもいかないし … 。

そうなると、議事録の意義がなくなってしまいますわな。

ちなみに広辞苑第六版では、

【議事録】…会議の議事の主要事項・討議の状況を記録したもの。会議録。

となっています。

 

とにかく正確な議事録に仕上げたく、録音を繰り返し繰り返し聴きました。

… 集落を思う建設的な質問や意見とそれらに対する町会長さんの真摯でていねいな答弁 …

のやりとりであったと改めて思いました。

いい総会でした。

今後の私の生き方に大きくかかっている

集落の総会の会場の様子

今日は、年に1回の集落の総会がありました。

集落の世話係をしておりますので、午後1時に会場に行って準備をしました。(右写真)

会は2時から始まり、1時間半ほどで終わりました。

今年の集落の行事や予算などが決まりました。

 

今回最も話題になったのは、集落の住民の現状と今後の推移のことでした。

現在、61歳以上の大人だけで構成された家庭〈独居、夫婦、2世代〉は、集落に1/3以上あります。

※ 私の家もその中に含まれます。〈上記の2世代に当たります〉

20年後は、それらの大半の家庭が空き家になっているんではないか、と言われています。

また、そのときは集落住民が全体的に高齢化しているので、 ” 限界集落 ” になっているんではないか、とも言われています。

【限界集落】〈ウィキペディアより〉
人口の50%以上が65歳以上で、農業用水や森林、道路の維持管理、冠婚葬祭などの集落としての共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落。

 

集落では手をこまねいているわけではなく、昨年より地域活性化に詳しい方をお招きし、座談会を通して解決策を探っています。

今年もその座談会を継続することが、今日の総会で決まりました。

 

ところで、20年後、私の木立はどうなっているのかな。

座談会での解決策もさることながら、今後の私の生き方に大きくかかっているでしょうな。

神〈天?仏?〉から与えられた好条件

イモを焼く

朝、木立回りをしているとポツリポツリと雨が … 。

予報では今晩から雪に変わり、それが数日続いて少しは積もるとのこと。

 

木立をひと回りしてプレハブに入る頃には本降りになっていました。

町会長さんから集落に係る書類をチェックするよう頼まれていたことを思い出し、すぐにチェックをして町会長さん宅に持って行きました。

戻って来てユーチューブを見ていると、いつの間にか〈午前〉11時。

お腹も空いていたので早めに昼食にすることに。

昨秋穫れたサツマイモを1㎝ほどの厚さに切り、薪ストーブの上に載せました。

30分ほどの間に3~4回ひっくり返したでしょうか、ちょうどよい具合に焼けました。

で、本日の昼食は、
・焼きイモ〈右上写真では3個しか写っていませんが、実際には10個食べました。 … 食べ過ぎ?〉
・インスタントカップそば
・みかん1個
・牛乳
と相成りました。

 

質素かな?
〈栄養のバランスは、妻がこしらえた夕食でとっています。〉
〈ちなみに朝食は、食パン2枚、スライスチーズ、ヨーグルト、果物、コーヒーです。〉

他人と比べたことがないので何とも言えないのですが、朝、昼、晩、食べられることに感謝しています。

暖にも事欠くことはありませんので、寒い冬でも快適に過ごしています。

今のところ心身も何とか … 。

神〈天?仏?〉から与えられた好条件を生かさないと。

リッター100円超えの声が

昨日運んだ丸太をすべて〈薪割機で〉割り終わりました。 薪の手前にあるタイヤの付いた黄色い機械が薪割機です。

〈午前〉8時前から薪割りを始めました。

が、8時半頃に雨とあられが … 。

幸いにも1時間ほどで止み、薪割りを再開することができました。

 

午後3時頃でした。

町会長さんが、今晩の打合せの資料を持ってきました。

「寒いのに精がでるのお。 … おお、これが薪割機か。楽できるな。 … 硬い木も割れるんか?」

「ほとんど〈軟らかい〉杉しか割っていないので何とも言えませんが、一応7tの力がありますので、割れると思うんですが。」

「そうか。 … まあ、灯油が1ℓ100円以上もするときやし、燃料費が節約できてええわ。」

「おっしゃる通りです。杉は火持ちが悪いので薪には適さないようですが、こんなご時世、そうも言ってられません … 。」

「そうやなあ。 … まあ、がんばれや。 … ほんなら、今晩また … 。」

 

昨日運んだ丸太をすべて割り終わり(右上写真)、薪割機を片付け終わったのは〈午後〉5時少し前でした。

途中雨のために中断したとはいえ、7時間近く作業をしました。

昨日の分も合わせると、10時間近く薪割りをしたことになります。

その間、頭の中を何回もよぎったのは、

「灯油買うたら、リッター100円超えや。」

という声でした。

町会長さんもよく似たことを言っていましたな。

【資本主義の終焉と歴史の危機】を読む

【資本主義の終焉と歴史の危機】水野和夫著:集英社新書

風邪は回復方向に。

昨日は微熱のためにジッと座っていられなかったけど、今日は大丈夫。

外は雪がちらつき寒いので、プレハブ内で読書をすることに。

【資本主義の終焉と歴史の危機】水野和夫著:集英社新書(右写真)を読みました。

 

… ゼロインフレであるということは、今必要でないものは、値上がりがないのだから購入する必要がないということです。消費するかどうかの決定は、消費者にあります。ミヒャエル・エンデが言うように豊かさを「必要な物が必要なときに、必要な場所で手に入る」と定義すれば、ゼロ金利・ゼロインフレの社会である日本は、いち早く定常状態を実現することで、この豊かさを手に入れることができるのです。
… … 私たちは今まさに「脱成長という成長」を本気で考えなければならない時期を迎えているのです。 P208~209

 

私は何がしかの貯蓄をしているが、利子はほとんどない。

逆にお金を借りても、利子は低いだろう。

借り手がいないのである。

利子を払うほどの儲かる事業がどこにも見当たらないからである。

水野和夫氏〈法政大学教授〉はそのような視点に立ち、日本の経済が限界状態にあることを上記著書で述べている。

で、経済成長が望めない以上、
「脱成長という成長」を本気で考えることを提案している。

もはや利潤を追い求める時代は去り、
法人税率を上げたり非正規労働者をなくしたりするなど、格差是正に舵を切り替えた方が国民が全体的に豊かになるのではないか、

ということを言っているのである。

 

私は、現在、町会長の下で集落の世話係をしているが〈5年目〉、集落のまとまりが年々低下してきているように思っている。

その一因として、経済的格差が広がってきていることが影響している気がしてならない。